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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 本田望結、日本シリーズ中継出演も落胆の声

本田望結、「59年ぶり」関西ダービー日本シリーズ中継出演も関係者から落胆の声

本田望結(写真/Getty Imagesより)

 フィギュアスケート選手で女優、タレントとしても知られる本田望結が10月28日から始まった「SMBC日本シリーズ」の中継出演でバッシングを受けているという。一体どういうことなのか。

 10月29日にテレビ東京系列で放送された59年ぶりの関西ダービー、オリックス対阪神の日本シリーズ第2戦の中継に出演した本田だが……。

「当日、彼女はオリックス担当の情報リポーターとして球場にやって来ました。リポーターと名の付く仕事なのだから試合前にグラウンドに出て、選手や関係者を捕まえて取材をしなければいけないのに、球場入りはオリックスの練習が終わり間近のタイミング、もちろん試合前の動きはほとんど確認できていません。たまたまベンチ入りメンバーから外れていた数名の選手が、リポーター席と同じところで試合を見ようと出てきたので、彼らを捕まえて聞いた雑談をそのままリポート。さすがに〝やっつけ感〟が半端なく、周囲の関係者から白い目で見られていましたね」(同局関係者)

 またリポーターなのにわざわざ顔出ししたこともツッコミを入れられる対象となっている。

「中継するテレビ局側も、わざわざオリックスファンの本田をキャスティングしたのですからどんどん露出させたい意図はわかります。しかしそれが中継とリンクしているかは別問題。また他のテレビ局、ラジオ局も同時に中継しているのですが他の人はスーツ着用にもかかわらず本田1人だけ私服にオリックスのユニフォーム着る適当さも『大事な日本シリーズを冒とくしているのか』と他局の関係者が憤っていました」(在阪テレビ局関係者)

 そもそも今、本田をキャスティングしたことにテレビ東京局内でも賛否が分かれているという。

「オリックスに詳しいタレントを呼んで視聴率を稼ぎたいという思惑がある一方で、必ずキャスティングしなければならない旬なタレントでないことは明らかです。もしオリックス推しのタレントを呼ぶならこの日に先発投手としてマウンドに上がった宮城大弥投手の妹で今年、ホリプロから芸能界デビューした宮城弥生が適任だったのではともっぱらです」(テレビ東京関係者)

 さまざまな演出も虚しく関東地区での平均世帯視聴率は6.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。午後7時から9時50分まで)と注目を集めるには至らず。

「かえって本田のオリックスファンとしてのはしゃぎぶりだけがクローズアップされてしまった。ただ、当日の試合はオリックスが8対0と快勝したので、球団としては良かったのだが……」と前出関係者。

 熱い報道が繰り広げられる関西ダービーの日本シリーズ。一見、大人げないとも思えるが、海千山千の番記者からは本田の態度は目に余るものがあったのかもしれない。

黒崎さとし(編集者・ライター)

1983年、茨城県生まれ。ライター・編集者。普段は某エンタメ企業に勤務してます。

Twitter:@kurosakisatoshi

くろさきさとし

最終更新:2023/11/02 19:00
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