『呪術廻戦』最新話、まさかの“両津勘吉vsフリーザ”オマージュに読者が拍手喝采
#呪術廻戦 #こち亀
まさかのオマージュに読者は大いに盛り上がっているようだ。
10月23日発売の「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて芥見下々による人気漫画『呪術廻戦』最新239話が掲載された。同作は既刊24巻にして、シリーズ累計発行部数は驚異の8000万部を突破。2020年10月からアニメ第1期、今年7月からは第2期が放送され、国内のみならず全世界で大きな反響を呼んでいる。
現在、物語も佳境に差し掛かっている同作だが、最新話のラストではラスボス候補の羂索(けんじゃく)に対して、作中随一のギャグキャラである高羽とのまさかのマッチアップが実現。高羽は登場して即、羂索に殺されそうになるも自身の能力により無傷で回避するのだが、その際の「こっ このくそ坊主 殺す気かーーっ!!!」「もう許さん!!刑務所にぶちこんでやるからなーーーっ!!!」という台詞を放つ。これがある漫画にそっくりだと拍手喝采となっているのだ。
「過去に『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(集英社)の連載30周年記念本にて掲載された『こちらナメック星ドラゴン公園前派出所』の両津勘吉vsフリーザのオマージュだと考察されています。ジャンプ史に残るギャグ漫画『こち亀』とバトル漫画『ドラゴンボール』がコラボしたこの作品では、前者の主人公である警察官の両津が、後者の悪キャラであるフリーザの駐禁切符を切ろうとした。フリーザは両津を殺そうとビームを放つも、“ギャグ漫画の人間”であるため絶対に死なない。その際の構図や両津のセリフが高羽とほぼ同じでした」(出版関係者)
そもそも『呪術廻戦』ではジャンプ作品のオマージュが至るところに散りばめられていることで有名。
「特に『HUNTER×HUNTER』『幽遊白書』『BLEACH』『NARUTO』『るろうに剣心』は特にキャラデザイン、構図、表情、ポーズ、技などそっくりな部分が多い。それはジャンプ作品だけにとどまらず、『新世紀エヴァンゲリオン』『バキ』『バガボンド』など他社作品から拝借したと思われるシーンも見られます。『呪術廻戦』239話のタイトルである『バカサバイバー』もジャンプ作品『ボボボーボ・ボーボボ』のアニメ主題歌から拾っていますね」(前出・関係者)
とはいえ、人気作品の良い部分をかき集めたら人気になるのは当たり前。度が過ぎるオマージュは時に「パクリ」とも受け取られるだけに、そろそろ気を付けたほうが良さそうだ。
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