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柏木由紀まで……「48グループ」エース級が続々卒業でニッチなポジションに

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AKB48オフィシャルショップより

「今のAKB、これからのAKBをもっともっと知ってもらいたいですし、それと同時に、(メンバーの)みんなにAKBをもっと引っ張っていってほしい」

 10月20日、AKB48の柏木由紀が東京・日本武道館で行われた『MXまつり AKB48 62ndシングル「アイドルなんかじゃなかったら」発売記念コンサート』でグループからの卒業を発表した。

 柏木は3期生として2006年に加入し、2011年のAKB48 選抜総選挙で3位にランクインするなど、グループを牽引。「生涯アイドル」を宣言し、32歳となった現在まで17年間所属してきた。

 AKB48といえば、柏木を入れて今年は35人が卒業を発表する異例の事態となっている(10月22日時点)。8月にはグローバルガールズグループ・IZ*ONEとして活躍していた本田仁美も卒業を発表し、メンバーの「一般知名度不足」が今後の課題となりそうだ。

「『国民的アイドルグループ』として世の中に一大ムーブメントを起こしてきたAKB48ですが、48グループ全体がすでに“終焉”気配を漂わせています」

 こう語るアイドル誌ライターがさらに続ける。

「姉妹グループを見渡しても、NMB48はグラビアエースの本郷柚巴が6月に卒業し、絶対エースの渋谷凪咲も12月に行われる公演をもって卒業します。HKT48は漫画誌の表紙をジャックしてきた田中美久が年内で卒業。STU48も多くのシングルでセンターを務めた瀧野由美子が11月に卒業コンサートを行います。昨年、須田亜香里が卒業したSKE48はその後、グループの顔となるメンバーの台頭が見られず、現状のトップメンバーが表紙を飾った雑誌は、信じられないほど売れなかったとの話も聞かれ、それがそのまま各グループの未来像に映る。どのグループもCDセールスはそれなりにあるものの、現状は個別のメンバーまで人気が波及していない。翻って、坂道グループは安定した数字が期待できるということで、今後ますますマンガ誌やアイドル誌は坂道グループ一辺倒になると見られます」

 生みの親である秋元康氏は『僕が見たかった青空』や『WHITE SCORPION』など、新グループのプロデュースに大忙しとなっているだけに、今後の48グループは“ニッチなポジション”に収まっていくのかもしれない。

黒崎さとし(編集者・ライター)

1983年、茨城県生まれ。ライター・編集者。普段は某エンタメ企業に勤務してます。

Twitter:@kurosakisatoshi

くろさきさとし

最終更新:2023/10/25 12:00
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