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PUFFY&奥田民生が13年ぶり新曲も…小室哲哉やつんく♂の再タッグが「惨敗」の過去

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Tシャツ&ジーパンがトレードマークだった頃のPUFFY

 PUFFYとミュージシャンの奥田民生が約13年ぶりにタッグを組み、新曲「SweetSweet」をリリースすることが10月17日にわかった。同曲は『劇場版 シルバニアファミリー フレアからのおくりもの』(11月23日公開)の主題歌に起用されているが、ネット上ではさまざまな反応が見られる。

 PUFFYは大貫亜美と吉村由美からなる女性デュオで、1996年5月にプロデュースと作曲を奥田が、作詞を井上陽水が担当したシングル「アジアの純真」でメジャーデビュー。

 その後も「これが私の生きる道」「渚にまつわるエトセトラ」「愛のしるし」などのヒット曲をリリースして人気を確立し、Tシャツにゆるっとしたデニムを合わせたカジュアルなファッションも注目を集め、彼女たちのコーディネートを真似するファンが続出した。

 そんな90年代後半に絶大な人気を誇ったPUFFYの「SweetSweet」では、奥田が作詞と楽曲を手がけ、作詞にはPUFFYも参加。PUFFYは「久しぶりの奥田民生さんの楽曲、そしてシルバニアファミリーやフレアちゃんをおもいながら歌詞を書きました」とコメントしている。

華原朋美×小室哲哉、16年半ぶりタッグも……

 ネット上では、大人世代から「PUFFYと奥田さんのコラボ、また見られると思わなかったから胸熱!」「シルバニアファミリー懐かしい! さらにド世代のPUFFYが主題歌なら、見に行こうかな」と好意的な声が続出。一方、「13年ぶりか……時代遅れ感が漂わないといいなあ」と心配する声も一部であるようだ。

 PUFFYと奥田のように、かつて一世を風靡した黄金タッグが再集結し、新曲をリリースする例は珍しくないが、「ヒットするとは限らない」というのが現実でもある。

 例えば、90年代に「I BELIEVE」「I’m proud」などのミリオンヒットを飛ばした華原朋美と小室哲哉は2015年、16年半ぶりに再タッグを組んで「はじまりのうたが聴こえる」をリリース。

 華原は同曲のリリースに際し、音楽ニュースサイト「BARKS」のインタビューで小室の作曲について「やっぱり私の声のクセをわかってらっしゃるなと思いました」「きちんとうまく調整して作っていただいたなと」と語り、以前は公私ともにパートナーであった2人の相性の良さをうかがわせていた。

 しかし、結果として初週売上2637枚で、シングル週間オリコンチャート最上位は36位。総売上枚数も3334枚に留まり、かつてミリオンヒットを連発していたことを考えるとかなり寂しい数字だった。

ソニン×つんく♂は『カレーライスの女』のアンサーソング発売

 また、女優で歌手のソニンは、20年にデビュー20周年記念シングル「ずっとそばにいてね。/カレーライスの女”2020 Remix”」をリリースし、17年ぶりとなるつんく♂との再タッグが実現。「ずっとそばにいてね。」は、02年リリースの楽曲「カレーライスの女」のアンサーソングという位置付けであったが、「カレーライスの女」が週間オリコンチャート8位だったのに対し、「ずっとそばにいてね。/カレーライスの女”2020 Remix”」は96位と振るわなかった。

 ただ、ひと昔前までは楽曲がヒットしたか否かの指標は「売り上げ」のみだったが、音楽不況が叫ばれて久しい現代では、「SNSでのバズり」が判断材料のひとつとなっている。

 その観点でいえば、昨年、5人組ダンスグループ・Hoodie famがPUFFYの「愛のしるし」の振り付け動画をTikTokに投稿。これがバズったことをきっかけに、若年層の間でもPUFFYの中毒性のあるメロディラインが刺さるとして評判を呼んでいた。

 『劇場版 シルバニアファミリー フレアからのおくりもの』の予告映像で一部聞くことができる「SweetSweet」もまた、PUFFYと奥田のタッグならではのゆるいグルーヴが印象的なだけに、「愛のしるし」に続く“バズり曲”となるかもしれない。

(文=田口るい)

最終更新:2023/10/20 20:00
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