道枝駿佑は電波ジャック不在、高橋恭平はインタビューから排除…TBSドラマ番宣で「旧ジャニーズ外し」が物議
#広瀬アリス #道枝駿佑
広瀬アリスが主演するTBS系ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』が17日に始まり、初回視聴率が世帯平均5.7%、個人平均3.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが分かった。かなり厳しいスタートとなったが、その背景には、相手役を務めるなにわ男子・道枝駿佑が番宣から「外された」ことで十分な宣伝ができなったという事情もあるようだ。これ以外にも新ドラマの番宣で「旧ジャニーズ外し」が起きており、ファンに動揺が広がっている。
同ドラマは、やっかいな問題を抱えた30歳の主人公・白玉佐弥子が、謎の大学生・小笠原拓(道枝)の一言をきっかけに学び直しを決意して大学生となり、イマドキの学生たちに揉まれながら、恋に、勉強に、夢に奮闘するラブコメディー。
放送当日の17日には、広瀬が宣伝のために朝の『THE TIME,』から夕方の『Nスタ』まで生番組に出ずっぱりとなる“電波ジャック”を敢行。通常、こうしたラブコメ系ドラマの番宣はメインキャストの男女がペアで出演する場合が多いのだが、電波ジャックに道枝の姿はなく、広瀬が1人きりで奮闘することになった。
番組PRの際に道枝のインタビュー映像などは流れたが、それが余計に「なぜ一緒に生出演しないのか」という謎を深め、ファンからは「TBSは(旧)ジャニーズを番宣から外しているのでは」「忙しいからだと思いたいけど、ふつうはメインで出演するドラマの番宣優先するよね……」「もうジャニーズはなくなったのに、まだこういう扱いされるのか」といった不安の声が相次いでいる。
同ドラマが放送されているのは「胸キュン枠」として知られる火曜22時枠であるため、主演女優と同じかそれ以上に相手役のイケメン俳優にメイン視聴者層である女性たちの関心が集まる。だからこそ、道枝の番宣参加は「マスト」であるはずなのだが、なぜか広瀬しか稼働できなかったため、初回視聴率の低調ぶりに影響したと指摘されているようだ。視聴率が悪くともネット配信で人気となるケースもあるが、同作は放送翌日18日の正午時点でTVerの総合ランキング9位で、配信でも苦戦している。
道枝の番宣不参加は「たまたま」の可能性もあるが、ファンからは意図的だったとする「証拠」が提示されているようだ。
人気コミックを実写化するTBS系ドラマ『マイホームヒーロー』(10月24日深夜スタート)の制作発表イベントが17日に開催され、メインキャストの佐々木蔵之介、高橋恭平(なにわ男子)、齋藤飛鳥、木村多江が登壇した。18日放送の『THE TIME,』でイベントの模様が紹介され、その前後に収録されたとみられる番組個別のインタビューが流れたのだが、なぜかインタビューは佐々木、齋藤、木村の3人だけで高橋の姿はなし。イベント前後なのだからスケジュールの問題とは思えず、明確な「旧ジャニーズ外し」だと指摘されている。
ただ、17日深夜に放送されたエンタメ情報番組『アカデミーナイトG』では佐々木と高橋のツーショットインタビューが流され、秋ドラマの出演者が一堂に会した14日放送の『TBS DRAMA COLLECTION 2023 Autumn!!』では道枝が参加していたため、すべての番組で「旧ジャニーズNG」というわけではないようだ。
ファンや業界関係者の間では、TBSが「バラエティ番組では旧ジャニーズタレントの番宣参加はOKだが、報道を扱う番組ではNG」と判断したことで、道枝や高橋の不自然な「番宣不参加」の原因になったと推測する声がある。長らく「ジャニーズ忖度」があったことの反省として、報道系の番組では「生出演で番宣」といったような、露骨に旧ジャニーズの利益になるような宣伝をしないという不文律が生まれた可能性がある。
番宣での「旧ジャニーズ外し」は他局にも波及するおそれがあるだろう。時期的にキャストを代えようがなかった秋ドラマには旧ジャニーズのタレントたちが多く出演しているが、十分な番宣ができないとなればキャスティングするメリットが少なくなるのは間違いなく、スポンサーへの配慮もあって今後は起用が激減するかもしれない。来年1月期以降、ドラマから旧ジャニーズのタレントたちの姿が一気に消えてしまう……という未来もあり得そうだ。
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