『M-1グランプリ』いよいよシード組参戦の2回戦へ 注目コンビは?【大阪編】
#M-1グランプリ
16日から、いよいよ『M-1グランプリ2023』(テレビ朝日系)の2回戦がスタート。今年は史上最多の8,540組がエントリーした同大会、2回戦からは昨年準々決勝以上に残ったシード組も参戦し、ファイナルに向けてしのぎを削ることになる。
ここでは、ファイナリスト経験者を中心に各日程の注目漫才師を紹介したい。
■16日(月)大阪・森ノ宮よしもと漫才劇場
出場数:102組
この日は決勝経験者の出場はなし。昨年、準決勝まで残って注目を集めた女性コンビ・ハイツ友の会のほか、元コウテイのシモタと元なにわスワンキーズの前田龍二がコンビを組んだシモリュウ、さらには昨年『女芸人No.1決定戦 THE W』を制したほか、関西賞レースを総なめにしている天才ピアニストが登場する。そのほか注目株は、ネイビーズアフロ、丸亀じゃんごあたりか。
■17日(火)大阪・森ノ宮よしもと漫才劇場
出場数:147組
2日目にして早くも昨年準優勝のさや香が登場。3度目のファイナル進出に向けてスタートを切る。また、同じく昨年の決勝で8位となったカベポスターも、この日が初陣だ。ほかにも、『キングオブコント2022』(TBS系)で優勝し、2冠を目指すビスケットブラザーズ、19年の『R-1ぐらんぷり』で優勝した粗品と同点(規定により準優勝)の大須賀擁するセルライトスパら、有力コンビが顔を出している。
■18日(水)大阪・森ノ宮よしもと漫才劇場
出場数:144組
19年に決勝6位に入り、それも含めて6年連続準決勝進出中のからし蓮根が出場。準決勝経験組では祇園、たくろう、ヘンダーソンが入った。それ以外の注目株は、中田カウスの弟子であるドーナツ・ピーナツ、今年がラストイヤーとなり、ここで消えるわけにはいかないダブルアート、関西を中心にアイドル的な人気を誇ったフースーヤらがエントリーした。
■19日(木)大阪・森ノ宮よしもと漫才劇場
出場数:145組
ファイナリストからは、3回目の決勝を目指すアキナ。20年の決勝では自他ともに認める「大スベリ」を経験しているだけに、リベンジを期す。また、一昨年の決勝で5位に入った、もも。今年はエントリーナンバー「1」をゲットする気合の入りようだ。さらには『R-1』で6度決勝に残っているヒューマン中村と苺ちゃんのユニットに加え、今年の『キングオブコント』ファイナリスト・隣人、漫才でもコントでも強さを見せる滝音、さらにはミルクボーイ、金属バットとともにユニットライブ「漫才ブーム」で腕を磨くツートライブとデルマパンゲ、さらには昨年の準々決勝で「イチウケ」の声もあったダブルヒガシと、大阪最終日だけあって実力者が揃った。
* * *
明日は、引き続き東京編を予定している。
(文=新越谷ノリヲ)
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事