NHK、有吉に紅白司会オファーは発表の1週間前? 脱ジャニーズのドタバタ背景
#ジャニーズ #有吉弘行 #紅白歌合戦
大晦日の『NHK紅白歌合戦』の司会が有吉弘行、橋本環奈、浜辺美波らに決定したのは10月6日のこと。昨年の司会ぶりが絶賛された橋本や、朝ドラ『らんまん』に出演していた浜辺については予想していた人も多かったが、有吉については本人も「今まで司会をされた方の中で一番小ぶりだと思いますが、すごく光栄だし、嬉しいです」と自虐していたとおり、芸能記者たちも完全にノーマークだった。
その背景を見ると、やはりジャニーズ創業者・ジャニー喜多川氏による性加害問題に対するNHKのドタバタぶりが見て取れる。
「当初は、3年連続司会の大泉洋、大河ドラマ『どうする家康』で主演する松本潤と同作で豊臣秀吉役を務め、松本とはプライベートでも仲のいいムロツヨシのセット、というプランもあったようです。しかし、NHKの山名啓雄メディア総局長が9月27日の定例記者会見で、『補償や再発防止策が着実に実施されるのを確認するまでは、所属タレントの新規の出演契約は行わない』と明言したことで、現場は大混乱。ジャニーズシフトを捨てることとなった。また、大泉も巻き添えを嫌がって辞退したといい、その結果、なんと有吉にオファーがあったのは司会発表のわずか1週間前だったといいます」(テレビ関係者)
NHKは10月2日のジャニーズ会見に「NGリスト」があったことをスクープしたり、検証番組を制作、NHKのトイレ内でジャニーズ氏に性加害を受けたという元ジャニーズJr.の告白を報じるなど、完全に“ジャニーズ批判”に舵を切った感がある。
「とはいえ、有吉は毒舌が売りということもあり、ジャニーズファンの多い若い女性層からのウケが悪い。早くも業界関係者から“視聴率30%割れは確実”と見られています。過去に紅白改革を訴えていたNHKの前会長・前田晃伸氏も先日、『週刊ポスト』(小学館)の取材に対し、『辞めたほうがいいとまでは言わないよ。ただ、見直したほうがいい。それは前からずーっと言ってるじゃん』と語っていましたが、ワースト視聴率となれば、番組の存続自体危ぶまれます。以前から男女を紅白で分けるジェンダー問題もあり、存続するとしても大幅な時間短縮と、番組名の変更を余儀なくされるでしょう」(前出・テレビ関係者)
“ジャニーズの出演ナシ”で放送された9日の音楽特番『CDTVライブ!ライブ! 100回記念SP』(TBS系)は、これまでとほぼ変わらない視聴率だっただけに、見事な仕切りで視聴率をアップさせれば、いよいよ有吉も大御所芸人の仲間入りか。
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