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宝塚宙組娘役の自殺とキムタクの裏切り、そしてA.B.C-Z塚ちゃんと元セクシー女優の熱愛

宝塚宙組娘役の自殺とキムタクの裏切り、そしてA.B.C-Z塚ちゃんと元セクシー女優の熱愛の画像1
阪急宝塚駅から宝塚大劇場を結ぶ「花の道」。(写真/Getty Images)

今週の注目記事・1「宝塚宙組娘役(25)を自殺に追い詰めた罵声、隠蔽、板挟み」(『週刊文春』10/12日号)

同・2「A.B.C-Z塚ちゃんが元AV女優の実家にキター!」(『週刊文春』10/12日号)
同・3「キムタク裏切りのジャニーズ脱出」(『週刊文春』10/12日号)
同・4「『加藤鮎子』は『ブラック鮎子』」(『週刊新潮』10/12日号)
同・5「ヤフー公取委に叱られる」(『週刊現代』10/14日号)
同・6「自民党内部調査の衝撃データ 解散総選挙で過半数割れ」(『週刊ポスト』10/20日号)
同・7「サントリー『新浪社長』の『パワハラ加害』」(『週刊新潮』10/12日号)
同・8「『秋篠宮家』ご意向で『嘘』『情報遮断』の異常事態」(『週刊新潮』10/12日号)
同・9「中国7つの大罪」(『週刊文春』10/12日号)
同・10「『石原慎太郎』田園調布豪邸が取り壊しで『相続の季節』」(『週刊新潮』10/12日号)
同・11「巨人壊した原辰徳」(『週刊文春』10/12日号)

【巻末付録】現代とポスト、SEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 文春がモノクロのグラビアページをやめてしまった。経費節減のためだろうが、残念である。

 私だったら巻頭の「原色美女図鑑」とマンガをやめる。グラビアでニュースを伝える貴重なページだっただけに、惜しい。

 この頃は、新潮と同じような薄さになってきた。広告が入らないのだろう。一強といわれながら、懐具合はなかなか厳しいようだ。がんばれ文春! 応援してるぞ!

 今週はすべての週刊誌がそろったが、コレというスクープはなかった。そこで今週は順位なし。

 まずは巨人の原監督がクビになったという当たり前のお話。

 原辰徳がようやく巨人の監督をお払い箱になった。実に目出たい。

 巨人に球界の紳士たちが集まっているとは思わないが、原はひどかった。

 賭けゴルフ、美人局にひっかかり巨額の慰謝料を払ったというのは氷山の一角であろう。

 読売のドン、ナベツネの寵愛を受けていて、周囲は口を出しにくかったことを考慮しても、クビにするのが3年は遅かった。

 若大将のイメージはとっくに崩れ、バカ老人丸出しになった。巨人はあと3年はリーグ優勝すらできないのではないか。私はそう思っている。

 巨人担当記者が解説する。

「原は2019年、3度目の監督就任に当たり、山口氏に『好きにやらせてほしい』と条件を付け、事実上、編成面も掌握する“全権監督”となりました。年俸も指揮官として推定2億円、編成権を持つ事実上のGMとして推定1億円、計3億円と高額です。ところが9月29日、今季のBクラスが確定。同一監督での2年連続Bクラスは球団史上初で、優勝した宿敵・阪神には6勝18敗(1分け)と惨敗する屈辱を味わいました。原は2021年オフに3年契約を結び直しており、来季が契約の最終年ですが、電撃解任も取り沙汰される事態となっていたのです」

 文春は渦中の原に取材していた。

「もしもし、原辰徳です~!」

 悲壮感を全く漂わせない前向きな声色で電話に出た原氏。率直にこう尋ねた。

――監督、来季も続投のお考えですか?

「そのつもりで頑張っております!」

 その口調からは、逡巡や嘘をついている気配は感じられなかった。

 だが、その取材からわずか3日後の10月4日午前、最終戦を待たずして親会社の読売新聞でも退任決定が報じられる事態となった。当然だろうが!

石原慎太郎の豪邸の行方と中国7つの大罪

 ところで、石原慎太郎が亡くなったのは昨年2月、89歳だった。翌3月には妻の典子も後を追うように84歳で死去。東京大田区田園調布にある床面積にして340平方メートルの豪邸は4人の息子たちに相続されたという。

 ここは路線価をもとに計算すると、土地は約1億5000万円。建築代金は約2億7000万円になるそうだ。田園調布の不動産の相続財産は合計で3億1000万円ほどになるという。

 その相続税は4880万円にもなるそうだ。そのためもあってか、ここは既に売り渡されているという。

 四男で画家の延啓に尋ねると、こう語ったそうだ。

「固定資産税や維持費なんて払えないですよ。大き過ぎて誰も暮らせないあの家に、誰がお金を払うのかって話じゃないですか」

 そのぐらいのカネと、私がいえるはずはないが、思い出の詰まった親の家を簡単に売り払えるのは、父親のスパルタ教育のおかげだろうか。

 さて、文春のいう中国7つの大罪には、「禁輸でも伊勢エビ密輸、サンマ・サバ強奪漁」「有毒薬物で巻貝をアワビに偽装、染色ナマコも」「国防相、外相が行方不明 習近平を操る元歌手妻」「鉱山買い占めで材料費10倍『日本の土鍋が消える』」「GDP 30%消失。恒大集団破綻の最悪シナリオ」「『日本のAV女優と…』違法動画にハマる中国男の夢」などが挙げられているが、この中で私が1番気になるのは京都の町屋を買い占めているということである。

 京都市のリストで確認できるだけでも、“中国マネー”による町屋買収はすでに60軒に及んでいるというのだ。

 その動きは今も加速しているようで、八坂の塔として知られる法観寺。塔の斜め向かいに聳えるのは、バリケードのように入り口が封鎖された600平米に及ぶ土地だそうだ。

 掲げられていたのは、『香港〇〇投資有限公司』を施行主とする工事許可の看板。推定5億円の一等地だが、ここも宿泊施設などに生まれ変わるのだろうかと、文春がため息をついている。

 京都の町屋が中国に買われているのは、古都を保存するという意味でも放っておいてはいけない。どぎゃんかせんと。

 新潮によると、秋篠宮家の側近トップである加地隆治・皇嗣職大夫と記者との間で、緊張関係が続いているという。

「悠仁さまの新型コロナウィルス感染が発表されたのは9月14日。前日、学校から帰宅後に高熱を出されたとのことでした。15日の皇嗣職レクでもご症状について質問が出たのですが、例のごとく大夫は『全体的に落ち着いておられる』と最低限のことしか言わない。我々は高熱がどうなったのかを知りたかったのですが、『具体的なご症状や、お熱が何度か存じ上げない』と切り上げようとするのです。平熱に戻られたのか高熱のままなのか、との問いにすら『分からない』と繰り返す有様でした」

 とはいえ、皇位継承順位2位であるある悠仁さまのご症状は、紛れもなく公共の関心事であろう。

「その点を我々が質すと、『お熱などを含め個人情報だと思う』と、回答を拒んだのです」(皇室記者)

 さる宮内庁関係者はこういう。

「秋篠宮さまはもともと、『私的な情報は明かさなくてもよい』とのお考えをお持ちです。また、毎週金曜日に行われる皇嗣職レクの前にはご夫妻と加地大夫とで打ち合わせを行っており、その場で『このように伝えてください』などと細かく指示なさるのは、もっぱら紀子さまなのです」

 悪いのはいつも秋篠宮側。新設された広報室は、こうした負のイメージを払しょくするためにできたのではないのか。

サントリー新浪社長のパワハラと自民党次期選挙の苦戦

 ジャニーズの性加害問題に言及して物言う経営者として脚光を浴びたと思ったら、いたく新潮を怒らせてしまったようだ。サントリーの新浪剛史社長に今週も噛みついている。

 慶應大学経済学部出身の新浪が三菱商事を経てローソンの社長に就いたのは2002年のこと。

 同社の立て直しに成功した後の2014年に、先方から請われてサントリーの社長に就任した。

 しかし、

「ローソン社長時代の新浪さんはとにかくパワハラがひどかった」

と、ローソンの元社員が話している。

「すぐ怒鳴る、襟元をつかんで罵倒する、といったことは日常茶飯事。“クビだ!”“給料泥棒!”などの人格否定の暴言、恫喝がひどく、耐え切れずに辞めた幹部が何人もいます」

 こんな証言もある。

「会議の場で、売り上げの数字などが思ったように伸びていないとの報告があると、新浪さんは自分の携帯をその部署の担当者に投げつけるのです。私自身、そういう場面を何回も見たことがあります。新浪さんは若手社員にはそういった姿を見せず、部長職以上が参加する会議で携帯を投げる。ある幹部は、携帯を投げられたせいで上半身の骨が折れてしまったと言っていましたよ」(元ローソン幹部)

 新潮は「もはや、これはパワハラどころではなく傷害事件だろう。しかも、新浪による『パワハラ加害』の証言は他にもあるのだ」という。

 これらの証言からは、声高に「人権」を叫ぶ資格があるとは到底思えない新浪氏の実像が浮かび上がってくるが、サントリーを通じて取材を申し込むと、「事実無根」だとし、場合によっては法的措置もと脅してきたと、新潮はいう。

 まあ、ここまでくる間には、いろいろなことがあったに違いない。出る杭は打たれる。新浪社長、ここは我慢だ。

 さて、岸田首相は国民の苦しい生活には目を向けず、「増税クソメガネ」なる不名誉なあだ名までついてしまった。

 岸田首相は見せかけ減税をして解散をしようという腹のようだが、次の選挙は苦戦を免れないと、ポストが報じている。

 ポストによれば、首相のもとに、自民党が9月中旬に行った極秘の選挙情勢調査の結果が報告されたというのだが、内容は衝撃的なものだったという。

 官邸官僚がこう語る。

「自民党の予想獲得議席は最悪のケースで220議席で単独過半数割れ。公明党も最悪2桁減らす可能性があり、自公合わせて何とか過半数(233議席)を維持できる程度という内容だった。一番議席を伸ばすのは日本維新の会だが、立憲民主党も増えるので野党第一党は変わらない。

 調査は各選挙区の情勢をかなり厳しめに見積もったというが、それにしてもひどい数字だから、影響の大きさを考えて調査結果は党内にも漏らさない扱いとなっていると聞いている」

 そんな予想があるのに公明党も、岸田首相が減税を掲げるなら戦えるという思惑があるようだ。

 しかし、解散に前のめりの岸田勝に冷水を浴びせたのは後見人の麻生太郎副総裁だった

「公明党の一番動かなかった、がんだった」(9月24日の福岡講演)

 昨年末の安保三文書改訂のとき、自衛隊の敵基地攻撃能力保有に反対したことを指しているようだが、公明党の中では波紋を呼んだことは間違いないだろう。

 麻生と茂木幹事長はともに解散に反対の立場。首相がこのまま解散に突っ走れば、麻生と茂木という政権を支えてきた2人が本気で阻止に回り、与党内が大きく軋む可能性が高い。

 解散をすれば大敗確実。しかしここで解散ができなければ、かつての海部俊樹首相のように、退陣へと追い込まれる可能性が高いとポストは見ている。

安すぎる配信料――ヤフーVS新聞社

 さて、公正取引委員会が9月21日、ヤフーを筆頭とする「ニュースポータル事業者」に対し、「ニュースメディア事業者」つまり新聞社を始めとするメディアとの関係改善を促す報告書を出した。

 20年ほど前はそうではなかったが、現在、〈両者の間には交渉力に相対的な格差が生じており、公正な取引が行われにくい状況となっている〉〈(新聞社などは) ヤフーが著しく不利益な要請などを行ってもこれを受け入れざるを得ない場合がある〉という。

 いまやヤフーはLINEと経営統合して、1兆6723億円(22年・連結)もの売上収益を誇るガリバー企業となった。

 元読売新聞記者で、ヤフートピックス編集長などを歴任して2018年に退職した東京都市大学教授の奥村倫弘が話す。

「これまでもヤフーと新聞社は長年交渉を続けてきましたが、両者は考え方が根本的に違います。よく新聞社は『これは俺たちが朝から晩まで取材をしてとってきたネタなんだ』『わが社の記事が民主主義の根幹を支えているんだ』といったことを言いますが、ヤフーからすれば感情論のようにしか聞こえない。それで『記事使用料を10倍にしてほしい』と要求しても、ビジネスの交渉としては成り立ちませんし、ヤフーからの対価だけで新聞社を支えるなんて、そもそもできません」

と手厳しい。

 海外では近年、GoogleやFacebook現メタ)に対して「ニュース記事を表示するなら、対価を支払え」「メディア企業ときちんと契約交渉しろ」と政府が勧告したところ、「そんな面倒なことを言うなら、ニュースをそもそも表示しない」という強硬策で応じる事例が相次いでいる。スペインでは実際に2014年から2022年まで、Googleのニュース配信サービスが使用できなくなったという。

 知的財産に関する法律や著作権法等に詳しい弁護士の福井健策がこう指摘する。

「本来、プラットフォーム企業への対応で最も重要なのは『政府や法律に頼らなければならなくなる前に、自力でしっかり交渉すること』です。たとえば見出しを読むためだけにサイトを訪れ、記事の中身は読まないという利用者も多いですが、そうした場合にもプラットフォームから対価を取るという契約に変えるよう要求すれば良い。

 アメリカではこの夏から、全米映画俳優組合と全米脚本家組合がストライキを実施し、ネットフリックなどの配信サービスに二次使用料を支払うよう要求しています。日本の作り手側も団結して交渉できなければ、今後はより使用料の安いメディアに置き換えられてしまいかねません」

 自分たちではできないからお上である公取委の力を使って圧力をかける。大メディアがよくやる手だが、そんなことで慌てる相手ではあるまい。

 民主主義を守るためにお互いがどう協力できるのかを真摯に話し合う。そのきっかけに今回の“勧告”をするべきだと思う。

 さて、故・加藤紘一の娘で、今度の改造人事で子ども担当相になった加藤鮎子の評判がすこぶる悪い。

 鮎子事務所に籍を置いていた元秘書によると、「気分の波がとても激しい方で、スケジュール通りにことが運ばないと不満が顔や態度に出てしまう」といい、予定に間に合わなくなりそうだと、“法律違反”を指示してくるというのである。

「鮎子さんは寝坊すると、運転する秘書に、一般道を走行中でも“朝なので車がいないから、絶対間に合うように行ってください”と指示を出すのです。普通の農道を90キロで飛ばさせ、高速道路でも“前の観光バスが遅いからあれを抜いてちょうだい”と言って、猛スピードを出させたり。高速道路なのに後部座席でシートベルトをしないこともあって、それが警察に見つかり、運転手が違反点数を食らったこともあったと聞いています」(後援会関係者)

 そうしたパワハラのためか、当選後から現在までに少なくみても10人を超える秘書が退職しているという。

 “パワハラ鮎子”か。父親も時々切れることがあったから遺伝ですかね。

キムタクの反発とA.B.C-Zの塚田僚一の熱愛

 さて、10月2日、ジャニーズ事務所は記者会見を開き、新体制を発表した。現在のジャニーズ事務所は「SMILE-UP.」に改称し、ジャニー喜多川による性加害の補償がすべて済んだら廃業すると明かした。

 新会社の副社長で、会見に出席した井ノ原快彦(47)は、所属タレントの間から社名の変更に反対する声が上がっていたとして、「ジャニーズという場所で輝いていた先輩たちに憧れて入ってきたという思いが一番強かったと思います」と語っている。

「ジャニーズ」という事務所名にこだわったタレント――。実は、最後まで社名変更に反対していたのは木村拓哉(50)だったことが文春の取材で明らかになったというのである。

 木村と親交の深いジャニーズ事務所関係者が明かす。

「9月7日の会見で東山は『これまでタレントが培ってきたエネルギーやプライド』だとしてジャニーズの名称を残すことを発表しましたが、声高に社名維持を主張していたのが木村。社名変更が決まった後も、『なんで変えるんだ!』と抵抗。今回の会見で東山は名称を残すことを『それこそが内向きだった』と自己批判しましたが、木村はまだ納得していない」

 木村は、前回の記者会見直後、自身のインスタグラムに「show must go on!」と投稿(現在は削除済み)。これはジャニー氏が所属タレントに伝えてきたモットーであり、ジャニー氏への忠誠を誓っているとして大炎上した。だが、やはりジャニー氏への思いは尽きなかったのだろうか。

「10月2日の会見後も、木村はインスタグラムで『一歩ずつ、前に!』と投稿しています。これはジャニーズの体制が変わっても、その一員として活動し続ける証と見る向きもありますが、実際は違う。木村は家族をはじめ周囲の人間に身の振り方を相談しているのです」(同前)

 もし、キムタクが今度の新会社に移らず独立するという事態になれば、どうしようかモヤモヤしている連中も離れるという危機的状況になることは間違いないだろう。

 キムタクの動向に注目である。

 こちらもジャニーズのお話。

 ジャニーズグループA.B.C-Zの塚田僚一(36)は東京駅から富山県・新高岡駅に向かう新幹線に女性を連れて乗ったという。

「金髪、筋肉、塚ちゃんです!」の挨拶でお馴染みの塚田は、1998年にジャニーズに入所したという。現在は数々のバラエティー番組に引っ張りだこで、筋肉を活かして『SASUKE』(TBS系)にも過去10回出演しているそうである。

 その塚田は今年5月、精神的に不安定であることを理由に休養を発表していたという。

 そんな塚田の約4ヶ月の療養期間を、陰ながら支えていた人物がいるというのである。芸能関係者は声をひそめてこういう。

「塚田は、元AV女優のあやみ旬果(29)と交際しています。塚田の活動休止期間中にも、二人で海外旅行に出かけて息抜きするなど、彼女が塚田を精神的にサポートしていた」

 あやみは2012年にAVデビューすると瞬く間にその名を轟かせた人気女優だという。

 2人は富山県の新高岡駅に到着し、バスに揺られ、向かった先は赤ちょうちんが2つ並んだ味のある居酒屋だったという。

 地元の住民はこういう。

「ここはあやみさんのご両親が営む居酒屋です。路地裏にあるので、一見さんは入りづらいですが、富山の家庭料理や新鮮な魚料理を出してくれて、いつでも満席。地元に愛される老舗の人気店ですよ」

 彼女の実家に泊まった塚田は、翌日の13時頃、母親の運転する軽自動車で新高岡駅に戻った。

 帰りは2人揃ってグリーン車で並んで帰ったそうである。目出たい。

 それにしても、キスマイの千賀健永と、なにわ男子の長尾謙杜が、それぞれ別々に元AV女優の三上悠亜の自宅を訪ねる姿を、文春は報じていたが、ジャニーズのタレントはAV女優が好きなようだ。

女の園・宝塚歌劇団宙組娘役の自殺

 さて今週の最後は、女の園が崩壊寸前だという文春の記事。

 有愛(ありあ)きい(25)が所属する宙組の公演「PAGAD」が初日を迎えたのは、彼女の死の前日である9月29日だった。

 その日、有愛は普段と変わらず舞台に立ち、帰宅したという。だが――。

「実はこの日、有愛さんは母親あてに〈28日夜にはマンションから飛び降りることを決めていた。精神的に崩壊している……〉とメッセージを送っていたのです。一体、28日に何があったというのか」(劇団関係者)

 母にメッセージを送った翌日の9月30日、有愛が宝塚大劇場に姿を現すことはなかった――。

 有愛の死の衝撃が広がっている10月1日、第56回「宝塚舞踊会」が兵庫・宝塚バウホールで4年ぶりに開催された。

 だが、開演前、木場健之理事長は観客に対し、次のように挨拶したという。

「昨日の報道については哀悼の意を表します。しかしながら、現時点では詳細は公表しません。舞踊会は自己研鑽の場なので予定通り開催することをご理解ください」

 一方、宝塚歌劇団は10月2日、宙組公演「PAGAD」「Sky Fantasy!」を10月8日まで中止すると発表。理由については「複数の出演者の体調不良が判明し、公演実施が困難なため」とし、有愛の死については一切触れていないという。

 宝塚には、入団1年目から7年目の生徒だけで行う新人公演という舞台があるそうだ。本公演の期間中、各劇場一公演のみ若手が普段上級生がやる役を演じるのだ。最年長の7年目として新人公演の宙組リーダーを任されたのが有愛だった。

 しかし、下級生から「なんであの子はあの位置なの。公平じゃない」などと突き上げを受けていたという。上下関係の規律が乏しい、まさに学級崩壊状態で彼女は板挟みになっていたそうである。

「新公長(新人公演のトップ)として、上級生から尋常ならぬ怒号を浴びせられていた。“指導”と称した説教は夜中まで続き、亡くなる直前は深夜十二時過ぎにまで及んでいました」
(有愛の知人)

 彼女にはこういうこともあった。2021年7月20日の新人公演の直前のことだったという。

「天彩(あまいろ=筆者注)峰里が有愛に対し、『前髪の作り方を教えてあげる』と言い、高温のヘアアイロンを彼女の額に押しつけたのです。有愛はショックを受け、新人公演の時はギリギリの精神状態で出演していたといいます」(宙組関係者)

 しかし、こうした悪質ないじめを見て見ないふりをして、

「劇団は不都合な出来事は一切公表せず、口癖のように『事実無根』を繰り返して隠蔽。そのまま立ち消えになるのが、いつものパターンです」(宙組関係者)

 103期をよく知る劇団関係者が憤りを隠さずにいう。

「劇団は絆が深かった有愛さんの同期に対してすら、未だ自殺の詳細を伝えていません。彼女たちは劇団に対して働き方の見直しや精神的ケアの必要性を訴える意見書を提出することを計画しています」

 1人の俳優の死が、旧態然とした劇団を変えるのだろうか。(文中敬称略)

【巻末付録】
 まずは現代から。ヘアヌードこそなくなったが、その穴埋めに女優たちを連れてきて「撮り下ろし」をページをとってやるつもりだろうか。

 今週は「鈴木保奈美 凛として」。さすがに大女優。表情にも凛としたものがあり、見ていて楽しい。

 だが、これだけのページとカネを使って、読者を引き付けられるのだろうか。文春の原色美女図鑑の二番煎じを狙っているのかもしれないが、私には疑問だ。ヘアヌードをやらないなら、あっと驚くフォトドキュメンタリーをページをとってやったらいい。

 意欲的な若いカメラマンを起用してやれば、彼らも張り切るだろうから、いいドキュメンタリーがいくつかはものにできるはずだ。もう年寄りはダメ。

 ジャニーズ事務所の会見でも、撮り方によっては面白いドキュメントになるはずだ。要は視点である。

 後半は「グラビア文学館」。1回目はツルゲーネフの「初恋」。モデルは大久保桜子。古いイメージだと思うのは私だけだろうか。

 最後は「阪田マリン 時をかけてきた少女」。

 お次はポスト。

「生見愛瑠 めきめき、覚醒中です」。可愛い子だね。

 袋とじ「コケティッシュ QUEEN 松本いちか」。袋とじ2「秋田産美肌Oカップ女優 恋渕ももな」

「なをん。眼鏡が似合う木村さん」。ほんとに眼鏡が似合うね!

 というわけで、今週のグラビアは、鈴木保奈美を特写した現代やや優勢か。現代の勝ち!

元木昌彦(編集者)

「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"。

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もときまさひこ

最終更新:2023/10/10 17:30
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