井ノ原快彦はなぜ「無視」された? 会見NGリスト騒動で“三足の草鞋”に限界説も
#ジャニーズ #井ノ原快彦 #東山紀之
ジャニーズ事務所が10月2日に開いた記者会見で、特定の記者を指名しないようにする「NGリスト」が作成されていた問題。同事務所に“会見のやり直し”を求める声が相次ぐ中、ネット上では20th Century・井ノ原快彦の現状に“限界説”も出ているようだ。
同リストの存在については、4日にNHKのニュース番組が最初に報道。その後の各社報道で、NGリストに東京新聞記者・望月衣塑子氏やジャーナリスト・鈴木エイト氏らの名前が書かれていることが発覚した。
さらに、5日放送の『news23』(TBS系)では、キャスターを務める藤森祥平アナウンサーが「指名NGのリストと共に指名する候補者のリストがあり、その中に私、藤森の名前があったことが今夜、わかりました」「当然のことながら私は事前にこうしたリストの存在も知りませんでしたし、よもや自分の名前がリストに挙がっていることも知りません」と報告。
続けて、「記者会見の質疑応答については、特定の社や記者が優遇されたり避けられたりすることはあってはならず、こうしたやり方については記者会見そのものの意義を失わせる許されない方法だと思っております」と断罪した。
井ノ原快彦副社長、NGリストを却下していた?
なお、同事務所はこの件について、5日朝に公式サイト上でコメントを発表。
ここには、≪会見前々日に本件について会見を委託したコンサルティング会社と打ち合わせをいたしました。その時にコンサルティング会社がメディアのリストを持ってこられて、そこにNGと言う文字があったので、井ノ原が、「これどういう意味ですか? 絶対当てないとダメですよ」と言いました。その時に会見を委託したコンサルティング会社の方は、では当てるようにします。と答えました。そのやりとりをその場にいた役員全員が聞いております≫とつづられている。
要は、同事務所副社長の井ノ原がNGリストを却下していたというのだ。
しかし、5日夜付の「読売新聞」が報じた「FTIコンサルティング」側の証言によれば、会見の進め方についてはジャニーズ事務所と会見前に調整を行っており、長時間にわたり自説を述べたり、セカンドレイプ(二次被害)と受け止められかねない質問をする記者がいることへの懸念を同事務所と共有していたとか。
その上で、会見当日に司会を務めた元NHKアナウンサー・松本和也氏にリストが渡っていたという。
双方の言い分ともに事実であった場合、なぜか井ノ原の意見がまるで無視され、リストが出回ってしまったことになる。関係者による意見のすり合わせが不十分であったのは自明で、ジャニーズ側にも責任があるといえるだろう。
井ノ原快彦副社長、意見が「無視」された理由は……
ネット上でも、ジャニーズ事務所に対し「社名を変えたところで、本質はまるで変わってない」などと辛らつな意見は多く、中には「新会社設立前に終わってる」との声も。
5日、東京・赤坂にある本社ビルから「Johnny & Associates」という社名の看板を撤去したばかりの同事務所だが、「SMILE-UP.」として再出発するには最悪のムードといえそうだ。
また、今回の騒動を受け、業界関係者からは井ノ原に対して「やはり芸能活動の片手間で、大手事務所の運営など無理では?」との声も聞かれる。
東山紀之は社長就任とほぼ同時に全レギュラー番組を降板したが、井ノ原は現在もMCを務める情報バラエティ番組『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系)や20th Centuryのラジオ番組『S.I.N NEXT GENERATION』(JFN)の収録をこなしつつ、ジャニーズアイランド社長としてジャニーズJr.の面倒も見ている状況。
もしかしたら今回、井ノ原の意見が通らず、NGリストが採用されてしまったのも、井ノ原が多忙ゆえに会見準備に十分な時間を取れなかったためかもしれない。
タレント、ジャニーズアイランド社長、そしてジャニーズ事務所副社長と“三足の草鞋”を履いている井ノ原。「東山社長より頼れそう」と評判の一方で、「働きすぎで痩せた?」と心配するファンも目立つが、本人がパンク状態にならないことを願うばかりだ。
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