ジャニーズ出演の新ドラマ、「コケそう…」と心配される3作品は?
#ジャニーズ #ドラマ #菊池風磨
すでに一部がスタートしている2023年10月期の秋ドラマ。ジャニーズタレントがメインキャストを務める作品はゴールデンプライム帯で6本、深夜帯で8本の計14本と今期も多い。
しかし、その中にはあらゆる理由で「コケそう……」と心配されている作品もあるようで……。そこで、視聴率不振が心配されるジャニーズ出演ドラマをピックアップした。
『ゼイチョー ~「払えない」にはワケがある~』日本テレビ系
14日からスタートする『ゼイチョー ~「払えない」にはワケがある~』(土曜午後10時~)は、Sexy Zone・菊池風磨がゴールデンプライム帯初主演を務めるヒューマンエンターテインメントドラマ。
慎結氏によるコミック『ゼイチョー!~納税課第三収納係~』(講談社)が原作の同ドラマは、税金の取り立てを行う“徴税吏員”にスポットを当てた作品。原作では幸野市役所納税課に勤めるマイペースな新人職員・百目鬼華子(どうめき・はなこ)が主人公だが、ドラマ版では華子とペアを組む饗庭蒼一郎(あいば・そういちろう)が主人公に変更されている。
菊池のほかに、ジャニーズからは徴税吏員でTravis Japan・松田元太も出演する同作だが、制作発表時点で7月期の伊藤沙莉主演ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』(テレビ朝日系)と「設定が被ってる」との指摘が続出。
菊池と同じSexy Zoneの中島健人もメインで出演していた『シッコウ!!』は、強制執行によって財産や不動産などを差し押さえる“執行官”の活躍を描く物語。ゆえに、『ゼイチョー』に対して「また公務員が市民のもとに乗り込む話?」と“ネタ被り”が指摘されているようだ。
また、「ジャニーズがメイン」「男女ペアもののお仕事ドラマ」という共通点から、4月期の芳根京子主演『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系)を連想する人も多い様子。こうした“既視感”が視聴率低下につながらないことを祈るばかりだ。
『マイ・セカンド・アオハル』TBS系
17日よりスタートする『マイ・セカンド・アオハル』(火曜午後10時~)は、広瀬アリス主演のセカンド・アオハル・ラブコメディ。“学び直し”を決意し、30歳で大学生となった主人公が、令和の大学生たちに揉まれながら、恋に、勉強に、夢に奮闘するオリジナル作品だ。
表情豊かな演技に定評のある広瀬と、『24時間テレビ』(日本テレビ系)内ドラマ『虹色のチョーク 知的障がい者と歩んだ町工場のキセキ』で主演を務めるなど今をトキメクなにわ男子・道枝駿佑の共演とあって、若い女性を中心に期待値が高い同作。
しかしながら、ネット上では「アリスちゃんと道枝くんなら、恋愛要素ないほうがいいなあ……名コンビみたいな設定じゃダメだったの?」「姉と弟にしか見えない。この2人がくっつく話なら、組み合わせ的に合わなさそう」とキャスティングに不安の声も目立つ。
また、昨年4月期『恋なんて、本気でやってどうするの?』(フジテレビ系)以来の連ドラ主演となる広瀬だが、同作もジャニーズ俳優であるSixTONES・松村北斗とのラブコメディであった。同作は初回の世帯平均視聴率が“同枠史上最低”(放送時)を記録しており、これも『マイ・セカンド・アオハル』への不安につながっている様子。
とはいえ、ラブコメディは民放公式動画配信サービス「TVer」の再生数で上位になりやすい傾向があるため、『マイ・セカンド・アオハル』もネット配信に期待したい。
『たとえあなたを忘れても』テレビ朝日系
堀田真由主演ドラマ『たとえあなたを忘れても』(日曜午後10時~)には、3番手で風間俊介が出演。4月期に新設されたABCテレビ制作枠で10月22日よりスタートする。
同作は、夢を失い生活苦に陥ってしまった音楽教室のピアノ講師と、解離性健忘症という障がいを抱えながらも懸命に生きる青年の恋模様を描くヒューマンラブストーリー。
人気脚本家・浅野妙子氏が手掛けるオリジナル作品とあって期待値は高いが、なにせ同枠は視聴率不振が続いており、放送中の飯豊まりえ主演『何曜日に生まれたの』も第1~7話の単話平均が3.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と振るっていない。そのため、10月期もなかなか厳しい数字になることが予想される。
しかし、同枠は新設以来、「地味ながらも味わい深い作品が多い」とコアなドラマファンを中心に評判の模様。岡田惠和氏が脚本を手がけた4月期『日曜の夜ぐらいは…』も熱心な視聴者が付いていたため、『たとえあなたを忘れても』も同様の盛り上がりが見られるかもしれない。
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