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間宮祥太朗、問題作『真夏のシンデレラ』にやっぱり物申していた!

間宮祥太朗、問題作『真夏のシンデレラ』にやっぱり物申していた!の画像1
Getty Images

 9月18日に最終回が放送された月9ドラマ『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)。クランクアップ時の間宮祥太朗の“意味深発言”が、ネット上で波紋を呼んでいる。

 森七菜と間宮祥太朗がダブル主演を務める同ドラマは、神奈川県・湘南海岸を舞台にした若者の群像劇で、2022年度「第34回ヤングシナリオ大賞」で大賞を受賞した市東さやか氏が脚本を担当。

 主人公たちの恋模様を描いた胸キュンシーンが話題となったほか、往年のトレンディードラマを彷彿とさせるベタな展開や、たびたび見せる突飛なシーンが良くも悪くも注目され、ネット上で物議を醸した。

 そんな同ドラマは今月25日、オールアップ時の間宮の動画を番組公式X(旧・Twitter)で公開。スタッフから花束を受け取った間宮は、「お疲れ様でしたー。4カ月くらいか……最初は雨で撮影飛びまくって、そこからロケしながら、どうやって作っていくかってところでやってたんですけど……」とコメント。

 続けて「正直、いろいろ言いました。はい、自覚あります(苦笑)。いろいろ言いましたけど」と制作側に異論を訴えていたことをほのめかしつつ、「でも、みなさんがすごいあったかく毎日和気あいあいと現場の空気を作ってくださってて、楽しく夏を終えることができましたし、視聴者の方々もいろいろ、まあ、ツッコんだり、SNSで言ったりしながら盛り上がってるのを感じたので、リアルタイムで進んでいくドラマとしてすごく盛り上がったんじゃないかなと思います」と語っている。

 同投稿では、「現場を率先してリードしてくれた間宮さん!! ありがとうございました」と制作サイドからの感謝の言葉がつづられているが、ネット上では、間宮の「いろいろ言いました」発言に反応する人が続出。

 その中には、「やっぱり間宮くんもこのドラマの脚本、なんか変だと思ってたよね。正直に言葉にする間宮くん、本当に偉いと思う」「間宮くんの言葉とスンとした態度から、まあそういうことだったんだろうなと……」と察するような声も目立つ。

 一方、『真夏のシンデレラ』の一部ファンからは、「終わった後に、主役がこういうネガティブなことを言ってほしくなかった」「いろいろ思うところはあったんだろうけど、純粋に楽しんでた視聴者としては複雑」と疑問視する声も見られる。

 また、2022年4月期の同局『ナンバMG5』以来の連ドラ主演となった間宮だが、同作のクランクアップ時の様子と「違いすぎる」と指摘する間宮ファンも目立つ。

『ナンバMG5』のクランクアップ時、間宮は「この現場の皆さんに次いつ会えるのか(中略)それを一つの目標に頑張りたい」「感謝しかないです。皆さんのこと愛してます」と語った直後に大号泣。加えて、共演者やスタッフと熱い抱擁を交わしていただけに、『真夏のシンデレラ』との温度差が際立ってしまったようだ。

 さらに、こうした温度差は、『真夏のシンデレラ』の放送中にも多くの間宮ファンが指摘していた模様。

 例えば、間宮は『ナンバMG5』の最終回を告知した際、100字以上にわたって劇中のセリフへの熱い思いなどをXにつづっていたが、『真夏のシンデレラ』では「本日真夏のシンデレラ最終回です。最後、宜しくお願いします。そしてありがとうございました」と業務連絡のような告知文を投稿。放送後も同ドラマに触れることはなかった。

 世帯平均視聴率の全話平均で5.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)となり、月9枠史上最低を記録してしまった『真夏のシンデレラ』。誠実で実直な性格がファンから支持されている間宮だけに、消化不良な思いがSNSやクランクアップ時のコメントから漏れてしまったのかもしれない。

仲宗根由紀子(エンタメ系ライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

なかそねゆきこ

最終更新:2023/09/28 09:05
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