高輪ゲートウェイと大崎、まだまだ再開発は始まったばかり、買っとくならどっち?
#不動産投資 #東京これから買える街 #高輪ゲートウェイ #大崎
3.乗降客数の推移とその比較
東京都交通局が発表している『各駅の乗車人員』のデータを基に、『高輪ゲートウェイ駅』と『大崎駅』を利用する乗降客数の推移を比較していきます。
データを確認すると、2005年からコロナ禍前の2019年までの14年間で、大崎駅の乗降客数は83,386人(約88%)増加しています。
一方、高輪ゲートウェイ駅は新駅の為、直近3年間のデータですが2,462人(約26%)増加していることがわかります。
どちらの駅も、今後の再開発事業によりどれほど数値に影響が出てくるか注目です。
4.治安や地盤の安心は?
ここからは不動産を購入するうえで欠かせない、治安や地盤、災害の影響についてそれぞれのデータを比較していきます。
●4-1.刑法犯の推移とその比較
上記のグラフは、各エリアを管轄する高輪警察署、大崎警察署が発表した、過去5年間における刑法犯の推移です。
データを確認すると、高輪ゲートウェイ駅、大崎駅共に2021年までは減少傾向でしたが、2022年に増加しています。これは2020、21年とコロナ禍により極端に数値が下がっていたためで、2023年以降のデータに注目していきたいところです。
●4-2.地盤の安心比較
上記のグラフは、災害時に倒壊や火災が起きる危険度に関して、その順位を各エリアごとに比較したデータです。
まず、高輪ゲートウェイ周辺の港南1~4丁目と高輪2丁目までを見てみると、一番危険度が高い地域 は高輪2丁目だということがわかります。
一方で、最も危険度が低い地域は港南1丁目であることがわかります。ただ、主に海面下での堆積物でできているため軟弱な地盤となっており、地震が起きた場合に揺れが増幅されやすい地域です。
港南2~4丁目も同様となるため、購入を検討する際には注意が必要です。
続いて大崎1~5丁目までを確認すると、一番危険度の低い地域は大崎5丁目であることがわかります。
形成された年代が古く、洪積層を中心とした地盤です。固結した地盤のため地震が起きた場合でも揺れが増幅されにくいことから、地震の揺れに対して比較的危険度が低い地域です。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事