中居正広が好かれる本当の理由…他のタレントとは違う芸能界での立ち位置
#中居正広 #馬鹿よ貴方は 新道竜巳
元SMAPの中居正広がテレビに出続けている。言葉にする必要がないぐらい売れており、喋りも達者で努力家でもある面以外でもこれほどテレビに出続けているのは他の魅力があるに違いない。
私は一度だけお会いしたことがあり、日本テレビで放送されていた「ナカイの窓」という番組にて漫才させていただいた。挨拶をさせていただいた時、廊下で会ったのだが自分より腰を低くして挨拶されていて、その腰の低さがいやらしくない。謙虚な姿勢も度が過ぎると印象が悪くなることもある。それが「らしくて」謙虚であった事が印象の良かった部分としてあった。
中居正広の好かれている面の1つとしてあるのが庶民的である部分もあると思う。ワンルームで住む事への楽しさを語っている時もあり、収録でも1人でテレビ局にやってくる姿は今までの芸能人とは全く違う庶民的な部分でもある。今までのスターは10人以上の取り巻きや、楽屋前に何人も関係者がスタンバイしているといった容易に本人に近寄れない環境があったが、それが全くない。
普段はお惣菜を買って家で食べるといった中居正広の発言はやはり庶民的で好感が持てるものでしかなかった。9月16日にTBSで放送された「中居大悟と言いたい女」という千鳥大悟と中居正広の冠番組にて食生活について話すシーンがあった。「セブンのホッケはうまいよ~」とセブンイレブンが販売している惣菜で食事をとることもある事を発言していた。「肉、魚、サラダで1000円以内なんだぜ」とまさに1人暮らしの生活を未だに一般の人と変わらずしている話が逆に珍しく聞きごたえがあった。
芸能を目指すと野心や物欲が強くなり、貧乏生活をして下積みが長ければ長いほど売れたらこうしたい欲が高くなってきて、実際売れてお金を手に入れた時は豪遊してしまう。衣食住にお金をかけ、売れてない事には食べられなかったものなどを毎日食べ歩いたりするようにもなる。しかし売れたのが早すぎる中居正広はそういった売れた後の姿は大分前に通り過ぎてしまったのか、一周回ってなのか二周回ってなのか凄く一般的な部分にグルメを感じていた。
その無理のない庶民的な考え方は、食生活のみでなく挨拶や仕事などにもあるのかもしれない。松本人志とドラマで共演した時の「伝説の教師」では撮影前での意見で松本さんに相談をしてきた内容等、台本に対しての考え方などが「松本人志の放送室」でとても好感を持っていて話されてました。芸人としてやっていても成功したんじゃないのかといった意見を松本さんは言っていたことがある。後に「まつもtoなかい」で共演されたのもそういった印象のよさとトーク中に自然体で絡む姿勢などが視聴者からしても心地がよい。以前「うたばん」で石橋貴明さんと一緒に出演していたり、笑っていいともではタモリさんと共演したり、笑福亭鶴瓶さんとも親交があったり、ビートたけしさんのD―1グランプリという番組で中居さんは一緒に司会をやったり、明石家さんまさんと27時間テレビで共演したりと、誰とでも違和感なく共演できるのが違和感だというぐらいのタレントさんでもある。
相手を引き立たせ自分は2番手として必ずいて、珍しく芸能界の後輩という関係性もあるから千鳥大悟と中居正広の中居大悟は一見いままでと同じ形式の番組と思いきや今後の中居正広の新しい人間性を拝見するには持ってこいの番組かもしれない。
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