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日刊サイゾー トップ > ライフ  > 中野vs阿佐ヶ谷、買うならどっち?
不動産価格の高騰、ついに潮目がきた!不幸にならない再開発の街購入(中野vs阿佐ヶ谷編)

サブカルの聖地中野と昭和レトロな阿佐ヶ谷、再開発が進む町、住むならどっち?

1.各駅の再開発事業の状況

 まずは、各駅の再開発事業の状況を確認していきます。

●1-1.中野駅の再開発

再開発予定地の中野サンプラザ
再開発予定地の中野サンプラザ

 現在、中野駅では2018年に着工し、2024年2月に竣工を予定している『中野二丁目地区市街地再開発』と呼ばれる再開発事業により、オフィス棟や住宅棟などが融合した高層ツインタワーの建設が進められています。

 この高層ツインタワーは、地上20階以上の共同住宅用のタワーや商業施設、事業用事務所で構成される計画です。

 この計画で、さらなる街の活発化が予測されています。詳しい『中野二丁目地区市街地再開発』は、以下の画像でご確認ください。

 タワーツインの工事は、2024年2月29日に完成予定で、再開発事業自体は着々と進められています。

 しかし、現段階では計画が中止になるような事態は発生していませんが、今後大きな変化が起こる可能性もあり得ます。

 万が一、計画に変更があった際は『中野区ホームページ』に随時記載されるため、確認しておくようにしてください。

●1-2.阿佐ヶ谷駅の再開発

再開発が完了した阿佐ヶ谷駅南口駅前の様子
再開発が完了した阿佐ヶ谷駅南口駅前の様子

 

 阿佐ヶ谷エリアは、「東京都防災都市づくり推進計画(改定)」(平成28年3月)において、震災時に特に甚大な被害が想定される整備地域に指定され、総合病院への緊急車両の出入りや、一時避難地である馬橋公園へのアクセスなど、道路基盤整備等による地域の防災性・安全性の向上が課題でした。

 さらに、将来に向けてみどりの保全・創出、駅周辺における回遊性の向上等も課題として挙げられています。

※参照:杉並区役所

 

 そこで、『阿佐ケ谷駅北東地区地区計画』が2019年8月に認可公告されました。

 地区計画では、地域のシンボルである屋敷林のみどりを将来にわたって可能な限り保全しつつ、総合病院の移転改築に際して計画的な高度利用を図り、地域の安全・安心に資する地域医療拠点の集約化・機能向上を目指しています。

 さらに、小学校の移転によって、将来に向けた教育環境の向上とともに、オープンスペースの創出にすることにより、地域の防災性・安全性の向上も目指しています。

 また、歩行者空間の確保等により、買い物環境の向上等に取り組む予定です。

道路の拡幅工事が行われる予定の新進会商店街通り
道路の拡幅工事が行われる予定の新進会商店街通り

 今以上に魅力的な街並みの実現、将来を見据えたまちづくりを推進していきます。

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