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岡田将生に対し“時代錯誤”発言…吉田鋼太郎に「誰も注意できない」?

岡田将生の画像
岡田将生

 ベテラン俳優の吉田鋼太郎が9月19日、都内で開催された映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』の完成披露試写会舞台あいさつに登壇。主演の岡田将生が“独身”であることをイジり、一部ネット上で「余計なお世話」と物議を醸している。

 宮藤官九郎が脚本を手掛ける同作は、2016年4月期に放送された連続ドラマ『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)の劇場版。この日の舞台あいさつには、岡田、柳楽優弥、松坂桃李、安藤サクラ、吉岡里帆、吉田らが登場し、キャスト同士の仲睦まじいやり取りが見られた。

 そんな中、同作で「レンタルおじさん」こと麻生厳を演じる吉田は突然、「役者人生長いですが、生の舞台の上でこれだけのお客さまと面と向かったことはありません! ぶっちゃけ申し上げますと、今回はそんなに出番がございません。せめてここで爪痕を残したいと思い、こういう状態になっています!」と地声で絶叫。

 さらに、連ドラ放送から映画公開までの約7年間を振り返り、「長い間にいろいろありました。松坂くんが(戸田恵梨香と)ご結婚なさり、(5月に)お子さまもお生まれになった。柳楽くんはこのような性格ですが、家庭は円満で(豊田エリーと)離婚することもない」と共演者のプライベートに触れた上で、「ただ1人だけ、心配な人がございます。岡田くんだけ1人で生きています。今、募集中でございますので」と勝手に結婚相手を募り、会場の笑いを誘っていた。

林遣都、吉田鋼太郎に毎回「アドリブでキスされる」と暴露

 この“独身イジリ”に、岡田は笑顔で「やめなさい、おじさん!」とツッコんでいたが、ネット上では「鋼太郎さんにタジタジの岡田くんを見れてうれしい」と面白がるファンがいる一方で、「まだ堂々と人の独身をイジる芸能人がいるのか……。これって言われたほうは地味に傷つくし、時代遅れすぎて不快」とネガティブな声も上がっているようだ。

 なお、今年8月11日放送のトークバラエティ番組『A-Studio+』(TBS系)にゲスト出演した俳優・林遣都は、吉田と共演するたびに「アドリブでキスされる」「(キスの)意味はわからないですけど」と暴露。

 加えて、20年9月放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に出演した鈴木杏も、12年前に舞台で吉田と共演した際、舞台上で「突然ディープキス」されたと明かし、「頭おかしいですよね」と言い放っていた。

吉田鋼太郎に「普通にセクハラ行為で笑えない」の声も

 また、同12月放送の『ごごナマ』(NHK)では、仲間由紀恵や白石加代子にも同様に、吉田が共演時に“アドリブ・キス”をしていたことを紹介。この時、ゲストの吉田は「結果(演技は)良かったわけですから」と弁明しつつ、「キスはしたい! したいかしたくないかっていうと、したいですよそりゃ」と開き直っていたが、やはりネット上では「普通にセクハラ行為で全然笑えない」と不快感を訴える声が散見された。

 とはいえ、“天真爛漫で明るいおじさん”というイメージが広まっている吉田だけに「共演者にキスしたがるお調子者の鋼太郎さん、かわいい」と好意的に受け取るファンも少なくない様子。

 ただ、前述の“独身イジリ”は、明らかに多様性を無視した時代錯誤な発言であるため、“愛されキャラ”の吉田でなければすぐさま大炎上していた可能性もあるだろう。今回に限らず近年、時おり危うい言動も目立つ吉田だが、それでもドラマや映画に引っ張りだこであるだけに、周囲に彼を注意できるスタッフはいなさそうだ。

 21年には、事実婚を含めて4度目の結婚となる22歳下の妻との間に、女児が誕生した吉田。共演俳優のプライベートを心配するのは“親心”なのかもしれないが、これ以上の危うい言動は避けたほうがいいかもしれない……。

仲宗根由紀子(エンタメ系ライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

なかそねゆきこ

最終更新:2023/09/25 08:00
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