ガーシー被告の初公判で明らかになった綾野剛ら芸能人のダメージ
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俳優の綾野剛らを動画投稿サイトで脅迫したなどとして、暴力行為法違反(常習的脅迫)や強要、証人威迫などの罪に問われた元参院議員のガーシー(本名・東谷義和)被告の初公判が19日、東京地裁で開かれたことを各メディアが報じた。
報道をまとめると、ガーシー被告は起訴内容について「間違いありません」と認め、傍聴席に向かって頭を下げて「一生かけて償う」となど謝罪。弁護側は常習性を争うとして一部否認の姿勢を示したという。
そして初公判で初めて明らかになったのは、俳優の綾野剛が受けていたダメージだ。綾野は昨年5月ガーシー被告のユーチューブで、7年前に当時アイドルグループの未成年だったメンバーとの飲酒&淫行を暴露されており、数々の暴露された芸能人の中で唯一、ガーシー被告を刑事告訴していた。
ほかにスキャンダルを暴露されていたのは、同じく俳優の新田真剣佑と城田優。いずれも金銭と女性絡みのスキャンダルで、以後、テレビに出演することはあまりなかったが、それぞれ俳優業を何事もなかったかのようにこなし、また、暴露で受けたダメージも明らかになっていない。
そんな2人をよそに、綾野の受けたダメージはなかなか深刻だ。公判で検察側が明かしたところによると、広告契約料5000万円のうち1500万円を返金したことや、CMキャラクターの期間を5カ月から3カ月に短縮され、ファンクラブの会員2000人が退会など、大損害の数々を明かしたのだという。
さらに、検察が読み上げた綾野の供述調書によると、当初は親交のあった被告に対し「お世話になった気持ちは変化がない」としつつ、「東谷という人物そのものが恐怖だった」「精神崩壊寸前で、身を引き裂かれる思いだった」と心境を吐露。「何年服役しても武勇伝として語るなら意味がない。(被告を)絶対に許すことはできない。厳しい処罰を望みます」などと猛省を促し厳罰を求めたというのだ。
ちなみに、綾野のファンクラブの月額は330円。年単位で計算すると、792万円の損失を受けたことになるため、返金した広告料1500万円分と合わせると約2300万円の損失となってしまった。
「ほかに、決定していたドラマやCMの契約も飛んだようで、今後の仕事は映画がメイン。もともと、現在綾野の所属事務所の会長で創業者の山本又一朗氏がガーシー被告と仲が良く、女性のアテンドを頼んでいたことが発端。その流れで、綾野に『ヒガシくんとしか遊んじゃダメ』とガーシー被告を紹介。結果、刑事裁判沙汰になってしまった。今回の初公判は大半の時間が検察側の主張だったようだが、謝罪はあったものの、10月30日の次回公判でガーシー被告側の“反撃”があるかもしれない」(芸能記者)
公判が行われた19日、綾野の所属事務所を以前から“攻撃”していた元俳優の高岡蒼佑がインスタグラムのストーリーズを更新。《自らが招いた事。一つ言える事は君は被害者ではない》と苦言。続けて《被告のせいではなくスポンサーが判断した事 結局は自分の事しか考えてない奴。ダサいんだよ》とバッサリと斬って捨てただけに、今後、高岡がガーシー被告の援護射撃とばかりに“爆弾”を投下するかもしれない。
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