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中日ドラゴンズ、立浪監督の「令和の米騒動」1日解禁もパワーワード化でXを席巻

中日ドラゴンズ、立浪監督の「令和の米騒動」1日解禁もパワーワード化でXを席巻
立浪和義氏(写真/Getty Imagesより)

 プロ野球・中日ドラゴンズの立浪和義監督による、試合前の食事会場から米飯ジャーを撤去したいわゆる「令和の米騒動」。その影響は各方面に波及している。

 9月12日更新の「ZAKZAK」では騒動についての続報が放たれた。それによると白米が提供禁止中の8月22日に立浪監督の指示が上手く伝わらずに、白米を多く食べられるカレーライスが本来禁止されている野手に提供されていたという。

「ところがこれは1日限りで、再び〝コメ禁〟に逆戻り。白米を隠れて食べなければいけない状況に選手は口々に不満タラタラです。もはや野球どころではないのは言うまでもありません。セ・リーグ最下位に低迷しているのもうなずけます」と球界OBも苦言を呈している。

 日本人の多くが毎日食べるお米にまつわる話題だけに、騒動は芸能界にも飛び火した。歌手のあいみょんはラジオ番組で不作で国産米の価格が高騰、タイ米でしのいだ〝平成の米騒動〟をスタイリストから耳にし、興味を持っていた矢先に起こった〝令和の米騒動〟について前のめりに語っていた。

 またタレントの有吉弘行も毎週レギュラー出演するラジオの生放送で、後輩芸人と立浪監督の異様さを大喜利形式で笑いに変えるなど、やりたい放題。いずれも野球好きを公言しており、他の野球好き芸能人にも波及することは想像に難くないだろう。

 さらに「#令和の米騒動」は関連ニュースで連日タグ付け、拡散されたことで今やX(旧ツイッター)のパワーワードとなった影響か、さまざまな世代がこのワードを入れ、ポストしているという。

 さて、次なるバズりタイミングはいつになるのだろうか。

「立浪監督が今シーズン最終戦セレモニーのときは盛り上がるでしょうね。次は中日の選手がこのワードを口にしたとき。今はまだ球団により、事実上の箝口令が敷かれているので選手やスタッフらは発言できないでしょうけど、オフのトークショーや番組ではこの手の話は司会者も振らざるを得ない。野球ファンの中では『流行語大賞に入るのでは?』との期待感さえも広まっています」(スポーツ紙運動部デスク)

 野球ファンも、そうでない人も誰しもが引っかかるパワーワードとなったが、肝心の野球で中日が目立たなかったことはどこまでも残念である。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2023/09/17 07:00
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