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滝沢秀明氏は今「やりたい放題」芸能界の“暗黙ルール”は何処へ?

滝沢秀明氏は今「やりたい放題」!芸能界の暗黙ルールは何処へ?の画像1
TOBE 公式YouTubeチャンネルより

 滝沢秀明氏が代表を務めるアーティストプロデュース会社・TOBEが9月13日、公式YouTubeチャンネルに「#TOBECONTINUED_04 Teaser」と題した動画を公開。映っている人物は、かねてより滝沢氏との合流がうわさされていたKis-My-Ft2(以下、キスマイ)・北山宏光のようだが、ネット上では「早すぎない!?」と驚きの声が相次いでいる。

 これまでに、元V6・三宅健、元King&Prince・平野紫耀、神宮寺勇太、7人組アイドルグループ・IMP.が“TOBEファミリー”として発表されたが、加入発表は決まってYouTubeの生配信で実施。加えて、発表の数日前に、タレントの顔が見えない状態の“匂わせ動画”を公開し、話題をさらってきた。

 そして、今回公開された「#TOBECONTINUED_04 Teaser」は、北山らしき男性の足元やシルエットが映る内容で、同時に17日午後7時からライブ配信を行うことを告知しているが、同日は北山の誕生日とあって、コメント欄には「ファンの方たちと一緒に、生で誕生日をお祝いできる演出がすばらしい。社長の粋な計らい」「シルエットでわかる~。誕生日に合流とか素敵過ぎですね」といった書き込みが寄せられている。

 一方、北山の移籍の早さに驚きの声も多い。8月末をもってジャニーズ事務所を退所した北山だが、ティザーの公開はこのわずか13日後となった。

 なお、“義理”を重んじる芸能界では、タレントが事務所を移籍する際、「半年間の休業を挟む」という“暗黙のルール”が古くから存在する。近年はこのルールを無視するケースが増えているが、一部の大手事務所などでは、いまだに“常識”となっているようだ。

 ただ、TOBEはジャニーズ事務所退所から迎え入れるまでのスパンが短めで、それが物議を醸すことも少なくない。平野と神宮寺は5月22日にジャニーズ事務所を退所し、7月7日にTOBEへの移籍を発表。IMP.も退所が5月25日、合流が7月14日と、かなりスピーディーであった。

 これまでのジャニーズ事務所であれば、TOBE側に「早すぎる」と抗議があったかもしれない。ただ、現在のジャニーズは創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題に関する各方面への対応や、スポンサー企業のつなぎ止めで、それどころではないだろう。要は、今のTOBEは“やりたい放題”状態ともいえるのだ。

 そんなTOBEに、“第4弾タレント”として合流すると思しき北山だが、彼はジャニーズ事務所を退所する理由を「世の中の環境が目まぐるしく変わる時代の中、もっといろんなことに挑戦し第二の人生を歩んでみたいと思うようになりました」などと曖昧に説明し、最後まで明確にせず。

 ただ、キスマイの最年少メンバー・千賀健永は8月31日、ジャニーズ公式モバイルサイト「Johnny’s web」内の個人ブログで、北山に関して「最後まで納得出来ない想い」があったと複雑な心境を漏らしており、ファンの間で波紋を呼んでいた。

 ジャニーズ時代から滝沢氏を慕っていた北山。今月17日の配信では、キスマイを辞めてまでやりたかったことが判明するのだろうか。

仲宗根由紀子(エンタメ系ライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

なかそねゆきこ

最終更新:2023/09/20 07:00
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