東山紀之がジャニーズ社長就任で…「元長男」近藤真彦は得をしたのか、損をしたのか
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ジャニーズ事務所は9月7日、都内ホテルで記者会見を開き、創業者の故ジャニー喜多川氏による性加害の事実を正式に認めて謝罪。問題を放置してきた責任を取って、5日に藤島ジュリー景子氏が社長を辞任し、所属タレントの東山紀之が新社長に就任したことを発表した。東山は年内でタレントを引退するという。
ジャニーズ事務所が設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」(座長・林真琴前検事総長)による調査報告では、「元ジャニーズ Jr.がジャニー氏による性加害に遭った時期は、1970年代前半から2010年代半ばまでの間に万遍なく続いて」いたとしているが、東山新社長はこの創業者による性加害問題について「人類史上、最も愚かな事件」と言いながらも、自身は性加害について認識していたかを問われると、「噂として聞いていた」「噂という認識はあった」などと回答。これには会見を見ていた、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の元ジャニーズJr.たちも顔をこわばらせていた。
「東山氏の社長就任については、ネット上でも賛否が飛び交っています。 メディアに対してオープンに、そしてお互いに圧力をかけたりせずに忖度しない関係性を構築する姿勢が見て取れたことには評価する声が聞かれる一方で、会見での言葉は綺麗ごとを並べただけと受け取った人も。東山よりも、同席した井ノ原快彦の受け答えのほうが正直さが感じられたとの声も多いですね。そもそも、経営ド素人の東山氏が社長に就いたのは、目先のブランド棄損と営業損失を防ぐ目的以外には考えられないので、ジャニーズのさらなる弱体化は避けられないように思います」(週刊誌記者)
東山が今回、火中の栗を拾った背景には、自身がジャニーズの「長男」であるという責任感があったことが想像できる。
そんな中、一部から関心が持たれているのが「元長男」の近藤真彦について。
「不倫が発覚したことで2021年にジャニーズを退所した近藤ですが、もし残留していたら今回、社長になっていた可能性もある。東山にはこれから大きな苦難が待ち受けているのは間違いないですが、一方でジャニーズ社長職の年収は10億円とも言われています。性加害問題が拡大する前にうまく逃げ出したようにも見える近藤ですが、はたしてそれが得だったのか、損だったのかは見方が分かれるところです」(同)
ジャニーズ時代の最後期は俳優業よりもレーシングチームの運営に力を入れていた近藤だが、過去に経済系のウェブメディアで車業界の実業家と対談。その際、自らを「ここぞ、という時には大勝負に出る」タイプだと言って、日産自動車や横浜ゴムとの提携を決めたことに胸を張っていたものだった。
「ただ、致命的なのがコロナ禍の2021年に『週刊文春』(文藝春秋)で報じられた記事です。近藤の個人事務所が運営するうどん店の店長がGo To Eatキャンペーンを悪用して不正受給をしていたことが発覚。『文春』の追及を受け、近藤はすぐさま『私が経営している飲食店の従業員による事実だと判明いたしました。大変申し訳ございません』と謝罪する事態となりました。和歌山にある店ですから経営は完全に店長に任せていたのでしょうが、黒字が出れば当然、近藤の個人事務所に収入が入る。はたして近藤はどこまで知っていたのか。まったく関知していなかったとしても、コロナ禍に不自然な黒字が出ていることを見逃していたわけで、経営者としては失格。大企業であるジャニーズを回すのは難しいでしょう」(同)
近藤は今年4月、全日本スーパーフォーミュラ選手権を開催する株式会社日本レース プロモーションの取締役に就任。ジャニーズ事務所退所の際には「退所のコメントでもすごく薄っぺらく感じる」と東山に厳しいことを言われていたが、はたしてどちらのほうが「経営者の器」だったのだろうか。
近藤真彦、後輩・東山紀之から苦言を呈されるもレース界では「一流営業マン」の評価
「人生」というレースからコースアウトしなければ良いが。 4月末にジャニーズ事務所を退所した近藤真彦。2020年11月に30代の会社経営の女性と不倫関係にあることを「週...サイゾー人気記事ランキングすべて見る
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