トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > STARTO(旧ジャニーズ)  > 山下智久、岩橋玄樹も「ジャニーズ曲解禁」

山下智久、岩橋玄樹も「ジャニーズ曲解禁」で…期待される「新しい地図がSMAPを歌う日」

山下智久、岩橋玄樹も「ジャニーズ曲解禁」で…期待される「新しい地図がSMAPを歌う日」の画像
山下智久(写真/Getty Images)

 その日は間もない?

 NEWSの小山慶一郎が9月4日、自身の公式Instagramに山下智久とのツーショット写真を投稿した。

 山下はジャニーズ時代、2003年9月の結成から2010年10月までNEWSに在籍。小山は、山下との写真を公開すると共に「懐かしい2ショット それぞれの選んだ道を全力で生きてる 僕たちも歳を重ねて大人になりました LIVEとっても感動しましたー 山Pお招きありがとう!」とのコメントを綴り、再会を喜んだ。

 山下は今年8月より、ジャニーズ事務所を辞めてから初となる5年ぶりのツアーをスタート。9月3日の横浜・ぴあアリーナMM公演がファイナルだった。

「ファンの前に久々に出てくるとあって、チケットはすべてソールドアウト。最終公演にはマスコミも呼ばれていたのですが、そんな報道陣を前にして、山下はMCで『この間、小山ともLINEしましたよ。観に来てくれるって言ってました』『小山、ありがとね!』と、小山が観覧に訪れていることも明かしていました」(芸能記者)

 ほかにもMCでは、「最近は、いろんな友人たちに会う。加藤シゲアキと飯を食って、久々にいろいろ話した」と同じくNEWSの仲間だった加藤シゲアキについて語り、「シゲもツアー中で、NEWS20周年ということで、アルバムが出てるので、そちらもよろしくお願いします」などと加藤に代わって宣伝。「まっすー(NEWS・増田貴久)にも会ったし、みんなに会うんだよ。亀(亀梨和也)とか、(菊池)風磨とか」などと古巣の所属タレントの名前を挙げ、会場から驚きの声が上がると、「だって俺、友だちだよ? そんなに驚くことじゃないでしょ!」と観客にツッコんで笑い飛ばす場面もあった。

 ジャニーズを辞めたタレントと現役ジャニーズが水面下で交流を持つこと自体は珍しくはないものの、そのことを公の場で言及するどころか、ツーショット写真を公開することはこれまで暗黙の“タブー”のようなものだった。

「よほど円満に退所した者でないかぎり、現役ジャニーズにとって、“辞めジャニ”については名前を出すことすらNGという雰囲気があった。しかし今年に入ってからは変化があり、ジャニーズJr.のユニット全員で退所、7ORDERとして再始動した安井謙太郎の名前を菊池風磨がラジオで連呼。また3月には、INIの田島将吾がジャニーズJr.時代に仲の良かったTravis Japanの松田元太・松倉海斗とのスリーショットを公開したほか、5月にはTikTokコラボまで実現。また最近も、SixTONESの森本慎太郎がラジオの生放送で元King & Princeの平野紫耀の名前を口にしたほか、平野のインスタライブ中に電話をかけるという“ハプニング”があり、後に森本はラジオで、平野はインスタライブでこのことに言及するという仲の良さを見せて双方のファンを喜ばせたばかり。以前ならとてもじゃないですが考えられなかった話です」(同)

 さらに、山下のツアーではジャニーズ時代の楽曲も披露されたことでファンを驚かせた。

「ファンサービスの一環か、自分が主演したドラマの主題歌を披露しており、『抱いてセニョリータ』や『SUMMER NUDE ’13』といった自身の楽曲のほか、Mr.Children『HANABI』のカバーまでありました。ジャニーズ時代の楽曲は当然、ジャニーズ事務所側が権利を保有しているため、通常なら辞めジャニが披露することはありません。しかもこのコンサートはHuluで独占配信される予定で、それができるということはつまり、事前にしっかりジャニーズ事務所側の許諾を得ているということ。さらに、元King & Princeの岩橋玄樹も9月6日の東京公演からツアーを開始しましたが、今回のツアーではなんとアンコールでKing & Princeの『KPQP』をカバー。ファンを歓喜させました。実は赤西仁は以前から自身のコンサートでジャニーズ時代の楽曲を披露しているのですが、これは自身が作詞作曲している楽曲だったことで許諾を得やすかった様子。いずれにせよ、こうした動きからして、元ジャニーズのタレントがジャニーズ時代の楽曲を歌うことを事務所は容認するようになったとみられ、新しい地図の3人がSMAPの曲をふたたびファンの前で歌う日も近いのではないかとの声も出ています。山下のように配信がOKなら、ライブの“現場”だけでなくいずれテレビでも……と期待してしまいますね」(女性誌記者)

 こうなれば、“辞めジャニ”と現役ジャニーズがテレビで本格共演する日も近いかもしれない。

「すでに今年7月のTBS系音楽特番『音楽の日2023』ではダンスボーカルグループコラボ企画が行われ、事務所の垣根を超えたダンス共演が実現。この中にTravis Japanも加わったことが話題になりました。このときもTravis JapanとINIの共演が実現していますし、いずれ音楽番組などで元ジャニーズJr.の田島将吾とTravis Japanのメンバーが語り合うような場面も出てくるのでは。9月7日に行われたジャニーズ事務所の記者会見では『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)にジャニーズの競合になる他事務所のボーイズグループが出演できない状況について質問も飛び出し、東山紀之新社長が『(忖度は)必要ない』と明言しましたから、元ジャニーズが合流しているTOBEのタレントの出演も今後期待したいところ。

 また、かつてSMAPを起用していたソフトバンクが、新CMで中居正広を起用したことも話題です。ソフトバンクは『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)最終回に特別CMを出稿し、北大路欣也さんが声を演じるお父さん犬に『さよならじゃ、ないよな?』と言わせたことも大反響を呼びました。ここにきて元SMAPメンバーを起用したことで、いずれ同CMの中で元SMAPメンバーが続々と登場する展開もあるのではと妄想を膨らませるファンも少なくない。ソフトバンクにしろauにしろ、携帯キャリアのCMはストーリー性を持たせてどんどん新たなキャラクターを登場させることが多いですし、今回の中居出演のCMも、劇団ひとりが踊る様子を見た中居が『この役、俺じゃない?』と“主役”の座を奪おうとする展開で、他の登場人物が出ても不思議じゃない設定です」(同)

 山下といえば、来年1月からNHKでの主演ドラマ『正直不動産』の続編の放送が決定。今年7月には主演映画のプロモーションを兼ねて『あさイチ』(NHK)や『DayDay.』(日本テレビ系)に生出演するなど国内でのメディア露出が増えており、9月25日放送の日本テレビ系『世界まる見え!テレビ特捜部』2時間SPへの出演も決まっている。この流れなら、元ジャニーズに対する“忖度”が一掃される日も近そうだ。

与良天悟(芸能ライター)

1984年、千葉県出身のウェブメディア編集者。某カルチャー系メディアで音楽や演劇を中心にインタビューなどを担当するほか、フリーで地元千葉県の企業の記事なども請け負っている。

よらてんご

最終更新:2023/09/08 11:00
ページ上部へ戻る

配給映画