「お笑い芸人は面白ければ売れる」は間違い?運と実力を兼ね備えた注目の芸人とは
#お笑い芸人 #馬鹿よ貴方は 新道竜巳
お笑い芸人が売れるには実力も大事だが、何より大事なのが運だと言われている。どこのライブに行っても面白い芸人は必ずいて東京では毎日100以上の劇場でお笑いライブが開催されている。1つのライブには多ければ30組近くの芸人が出演しており、1日に1つの劇場で3回ライブが行われるところもある。
面白かったら売れるという事がどれだけ無謀かが伺える。面白くても気づかれない事は多いので、いかに続けるかが重要にもなってくるが、続けるのも簡単ではない。M-1グランプリ2022は7261組のエントリーがあった。この数から決勝10組が絞られるのだが、これはもはや面白いだけでは片付けられない確率ではある。
M-1グランプリはM-1グランプリに選ばれる可能性の高い漫才が面白ければ決勝に勝ち進む。M-1グランプリに出ていそうな漫才ならばいいのかと思い過去の映像を勉強して漫才を作ると、準々決勝より上に上がる事ができなく挫折してしまう場合もある。
M-1グランプリっぽい漫才があるとするならば、そうでない漫才が選ばれる事もあるので、過去のM-1グランプリを振り返ってあまり考えるとドツボにハマる事もある。それを踏まえて運なのかもしれない。自分らのやってきたお笑いが偶然面白いと思われるようになり、M-1グランプリでも偶然目立って評価されるという形は実力を超えた部分かもしれない。
ライブシーンで今年来ていると言われる芸人は何組もおり、そこにすら入るのも運である。その中から運をいかに掴み目立つかが重要だ。さらにテレビに出演できるのも運も必要だが、そのテレビに出続けるのもなかなか容易なことではない。
運と実力を兼ね備えている芸人で注目しているのが、今年4月から大阪吉本から東京吉本に上京したマルセイユ、ロングコートダディ、ニッポンの社長、シカゴ実業、マユリカ、紅しょうがの6組。6組が同時に上京するということでネットでも話題になりM-1グランプリ&キングオブコント決勝組のロングコートダディとニッポンの社長が一緒に上京することによって相乗効果で注目されるという運を手に入れる事が出来る。
その中でも今回はマユリカに注目したい。M-1グランプリでは準決勝に3度勝ち進んだことのある実力者なのだが、実力だけでなく今回の上京も含め運も味方につけている。男2人でふざけて出したビキニ写真集が2700部を超える売り上げを叩き出した。このなんとなく出した写真集によって話題になり、準決勝進出の相乗効果もありテレビ出演にまでも至っている。
そして先日9月5日にヨシモト∞ホールで開催された漫才道中膝栗毛にて僕と共演した。このライブは2ヶ月に一度ゆにばーす主催でマユリカ、カミナリ、じぐざぐ、紅しょうが、ダンビラムーチョ、鶴亀、コロコロチキチキペッパーズ、カラタチが出演している。1時間のストイックネタライブだ。
オープニングでネタの順番を抽選で決めるのだがマユリカ坂本が4番を引きますと言って中谷が引いたら本当に4番で会場が盛り上がる。次に引くダンビラムーチョが「僕らのも引いてください、7番で」と頼み、中谷が引くと1番を引いて会場が爆笑になる。満点の抽選会だった。そしてその日一番ウケていたのはマユリカだった。これが実力と運を兼ね備える事なんだと思わされた。
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