あのちゃん、CM爆売れ! 目指すはキャリーモデル、バッドエンドは…
#CM #あの
女性タレント“あの”がブックオフのCMに出演中だ。
「ブックオフのCMは、これまで寺田心やなかやまきんに君など、ひと癖あるタレントが起用されてきた系譜があります。ともするとイロモノ感のあるキャスティングですが、人気監督の佐藤渉による巧みな演出術で国内の広告賞を総なめにするなど、業界内では注目されているクライアントです。また、有名企業には珍しく広告代理店が入っておらず制作会社が直接クライアントとやりとりしていることからも、自由な表現ができると定評があります」(広告業界関係者)
芸能界に入る前は不登校だった彼女のトークは常に予想外の展開で、数々のバラエティー番組で爪痕を残してきた。CMで披露しているダンスも話題で、SNSで子どもたちがマネるほど人気なのだ。現在、ライフカード、KDDI、ブルボン、ブックオフと有名ブランドの広告が続いているが、その奇天烈なキャラクターゆえに一発屋になりえる心配がついてまわる。ただし、業界関係者からは、あののアイコニックな存在感はあるアーティストとかぶるという。
「奇抜な見た目と同性からも支持を集めるファッションアイコンは、デビューしてからブームになったころの、きゃりーぱみゅぱみゅを想起させます。2010年にデビューした彼女は、デビューから5年目ぐらいまでは、CMの契約が断続的に続いていた。あのちゃんにしても、しばらくはブームが続くと見て問題ないでしょう。また近年、きゃりーぱみゅぱみゅは、年齢やジェンダー、仕事に関して独自の切り口で書いたコラムの評価が高く、今後はコラムニストやコメンテーターとしての仕事がさらに評価を得そう。これをみるに、あのにしても独自の“言葉”を持っている人ですから、早々に淘汰されることはないとみています」(前出・広告業界関係者)
たしかに、きゃりーぱみゅぱみゅの「ファッションモンスター」(ユニクロ)のごとく、あのも「スマイルあげない」(マクドナルド)でスマッシュヒットを魅せた。CMソングとの親和性が高いことも証明済み、というわけだ。
そんなあのだが、同時期に出てきた“あのタレント”とも比較されることが多い。
「フワちゃんですね。ただし、フワちゃんの場合は悪ふざけのイメージがついていて、品格を求めるクライアントからの受けがすこぶる悪い。現在は、Google PixelのCMに出演中ですが、こちらは年内契約満了というのがもっぱらの噂です。あのがアーティスト枠なのに対し、フワちゃんはどうしても “YouTuber”ですから、楽曲などの展開がしづらいのも、CM業界としては頭が痛いですね」(CMディレクター)
これまで数多いた不思議ちゃんキャラの中では、切れ味するどい発言も残すあの。今年の紅白出演も“内定”しているとされる中、まだまだその勢いは続きそうだ。
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