タレントが不満を膨らませがちなマネージャーとの特殊な関係&お金の裏事情
#タレント #馬鹿よ貴方は 新道竜巳
テレビに出ている方は事務所に所属されている方が多い。事務所に入るとマネージャーが仕事のお手伝いをしてくれるわけだが、マネージャーも色々な人がいる。
タレントとマネージャーとの相性が良くなくて揉める事は多くある。8月25日に放送された「松本人志の酒のツマミになる話」でゲスト出演されていた総合格闘家の堀口恭司さんがマネージャーに対する不満を吐露していた。堀口恭司さんはRIZIN WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメントで優勝しており格闘家として注目されている中でテレビの出演や格闘技以外の仕事も多くある。
テレビ出演もその中の1つで、格闘技を極めた人からするとちょっとしたミスも一般の人より見える事がある。それが自分の担当しているマネージャーともなればより気づくこともあるかもしれない。
「スポンサーとってこれなかったり、それでお給料の何割かは事務所に持って行かれるわけで、それで納得いかないなーと思って、自分何回もマネージャーをコロコロ変えてるんですよ。人間性もあまり好きじゃなくて。こいつまじでぶっ飛ばしてやろうかな。今やっといい会社に入れて……」と過去のマネージャーに対して憤慨していた。
プロダクションに入りながらの活動は仮に自分で仕事をとってきても事務所に相談し、仕事に行くと結果貰えるお金の半分以上が事務所の取り分になる事がある。中にはほとんどの仕事がタレント自身で営業をかけて取ってきている場合もある。そうなってくると仕事を自分で取って事務所に半分お金だけ取られることに不満を感じ、最終的にフリーランスや個人事務所に変更する事も少なくない。
千鳥の大悟さんも「タクシーも自分がお金払っているところにマネージャーが乗ってきてわしが払う」とコメント。タクシーの運転手が話しかけてきてそんなに乗っていないから徐々に会話を減らそうとしていたときにマネージャーが「でもそれって……」と話を膨らまそうとしていて、「お前が盛り上げてどうする」と自分でお金を払っているタクシーで休めない事の不満を言っていた。
意外にも車の送迎はタレント本人がお金を払って雇っている場合もあり、それは自分で運転手を探して自分の買った車で送って行ってもらう事もある。売れているタレントは事務所が車を用意してくれていると思われがちだが、売れてお金に余裕があるからこそ身銭を切って人を雇う場合もある。お笑い芸人などは仕事のない後輩にお給料を払って運転手として雇う場合も多くある。
全部が自分の行動で賄えていたらなぜ事務所に所属しているかと不満になり退社する人の気持ちも分からなくない。マネージャーも仕事現場に常にいると思われがちだが来ない場合もある。千鳥のお二人は「大阪とか地方の時はマネージャーはいない」「沖縄の時はついてきてる」と行きたい土地だとマネージャーがついてきてるんじゃないかという話になり、パンサーの尾形さんも「俺もハワイは(マネージャーが)ついてきてましたけど、南アフリカはついてこなかった」と現場についてくるマネージャーの動向を不審に思い、会場が盛り上がるシーンもあった。
大悟さんは「南アフリカの方がきてほしいもんな?」の問いに尾形さんは「俺南アフリカ現地集合でしたからね」と答えました。マネージャーとタレントの関係は特殊過ぎてなかなか分からない事が多すぎる部分はあるかもしれない。
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