マツコ・デラックス、「破格のギャラで新番組快諾」は強すぎる日テレ愛ゆえ?
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指原梨乃がMCを務める土曜の日本テレビ系情報番組『ゼロイチ』が9月末で終了するとの情報が出回っている。
7月27日発売の「週刊文春」(文藝春秋社)がいち早く、『ゼロイチ』は秋の改編で終了すると報じていたが、今度は「日刊スポーツ」が8月23日付で『ゼロイチ』が9月末で終了すると報じた。「日刊スポーツ」によれば、10月以降は『ゼロイチ』を放送していた枠で複数のバラエティ番組が始まり、ひとつはマツコ・デラックスの新番組。他は、2022年11月と今年3月に単発で放送された“男旅”番組『兼近&真之介のメシドラ』、今年6月にも放送されたばかりの特番『ビッグデータでわかったニッポン人の頭の中』のレギュラー化が予定されているようだ。
「当初、後番組にはテレビ朝日を退社した玉川徹氏をMCに据えた企画が検討されていたものの、玉川氏に断られてしまった。そんな矢先、マツコの冠番組『マツコ会議』が9月末で終了することが決定。マツコ本人が『疲れた』と話していたこともあって発展的打ち切りとなりましたが、実際に終了が決まると、『本当にやめるの?』と寂しがっていたことから、新番組へのスライドとなったようです」(テレビ関係者)
近年のマツコは終活を始めたとも言われており、『夜の巷を徘徊する(しない)』(テレビ朝日系)、『アウト×デラックス』(フジテレビ系)など、レギュラー番組の終了が相次いでいる。実際、23日発売の「週刊文春」によると、記者の突撃電話取材にマツコは「チャンスがあれば(出演番組は)減らしていきたい」「そろそろ、ちょっと立ち止まったほうがいいかもしれない」と漏らしていたという。
それでも、「アタシはもうほぼ情で生きているわよ。情で仕事しているの」と話していたというが、実際、日本テレビにだけは特別な想いがあるという。
「マツコが所属する芸能プロダクションには、くりぃむしちゅーや有働由美子も在籍していることからもわかるとおり、日テレとのつながりが非常に深い。マツコも、事務所の社長から『日本テレビのスタッフは信用できる』と聞かされていて、実際に芸能界での今の地位を築いたのも『月曜から夜ふかし』といった日テレの番組によるところが大きかった。マツコは極度の人見知りで、そのぶん何年もかけて作ってきた日テレスタッフとの絆は強く、『日テレは裏切らない』が口癖となっているほど。ギャラも他局のバラエティ番組では1本150万円が相場ですが、日本テレビの新番組は50万円でも引き受けたといいます」(同)
前述の「週刊文春」の記事では、当初Netflixで6月から木曜21時に全12回の生配信番組を予定していたというが、生配信の技術的な問題により頓挫したと報じられている。マツコはお世話になったテレビ局への配慮として、自身だけでなく、くりぃむしちゅーや有働アナといった同じ事務所のタレントの出演番組ともかぶらない木曜21時に調整するなど、本人もかなりの思い入れがあったようで、文春記者に「今回は本当にシャレになんない」「スタッフさんたちはすごい頑張ってくれて残念会も開いて泣いたのよ」「情緒が不安定になっちゃって申し訳ないんだけど、また思い出したくないことを思い出しちゃったからさ。もう3カ月前の悪夢を……」と涙声で語っていたという。
「文春」によれば、このNetflixの生配信番組を引き受けたのは、テレビ界に発破をかける意図があったというだけに、マツコがテレビから消える日はまだまだ遠い先のこととなりそうだ。
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