コムドット、登録者390万人割る…這い上がった水溜りボンドとの違い
#YouTuber #水溜りボンド #コムドット
「地元ノリを全国ノリに」をスローガンに掲げ、テレビやCMでも活躍する5人組YouTuberグループ・コムドット。8月20日公開の動画で、メンバーのゆうたが、冠バラエティ番組『コムドットって何?』(フジテレビ系)の収録中にケガを負ったことについて説明した。
動画にはゆうた以外の4人が登場し、収録中に「アクシデントが起きまして」と報告。ゆうたが病院で検査したところ、腰椎棘間靱帯を損傷していることが判明し、緊急入院したという。
さらに、ゆうたは検査中に「ありえないぐらいの激痛」が走り、吐き気やめまいが襲った末、二度にわたって気絶したそう。ただ、「命に別状はなかった」そうで、ゆうたが復帰するまでは4人で活動を続けていくと告知した。
なお、『コムドットって何?』は彼らの才能を買っている放送作家・鈴木おさむ氏が手掛ける番組で、特番などを経て、4月より毎週月曜深夜にレギュラー放送がスタート。
同番組に限らず、フジテレビこのところ彼らをプッシュしており、ゴールデン期間中には「フジテレビ系ゴールデンウィークアンバサダー」に5人を起用。さらに7月には、同局の音楽特番『2023 FNS歌謡祭 夏』にコムドットが生出演し、湘南乃風とコラボステージを披露した。
そんなテレビ進出が加速するコムドットだが、6月下旬に人気YouTuberコンビ・平成フラミンゴとイベント出演をめぐってトラブルが発生。これが発端で、リーダーのやまとに批判が寄せられることに。
そして、この炎上騒動の影響で、コムドットのチャンネル登録者数は減少。6月23日時点で416万人だった登録者数は、8月19日までに約27万人減り、390万人を下回ってしまった。
この深刻な展開で思い出すのが、YouTuberコンビ・水溜りボンドの浮き沈みだ。
彼らは自身が開催予定だったイベント(コロナ禍で中止)をめぐる騒動などが原因で、2020年8月時点で437万人いたチャンネル登録者数が、約1年で約31万人減少。加えて、21年6月に「週刊文春」(文藝春秋)が伝えたコロナ禍での“YouTuber31人飲み会”報道によって、当時レギュラー放送されていた冠テレビ番組『水溜りボンドの○○いくってよ』(テレビ神奈川)は放送休止に追い込まれた。
その後、21年8月にはメンバーのカンタが“再びピーク時の437万人を目指す”と宣言したが、その後も減少が続き、昨年6月には400万人まで下落してしまう。
しかし、メンバーは諦めずにショート動画の投稿に力を入れ、8月21日現在は413万人まで回復。時間はかかったものの、こうした前例から、コムドットの再浮上も十分ありえるだろう。
ただ、状況を素直に受け入れ、「僕らはレジェンドYouTuberではありません。まだまだ若手です」と謙虚な姿勢で活動していた水溜りボンドと比べると、やまとの“ビッグマウスキャラ”はどうしても一抹の不安が過ぎる。
というのも、やまとは7月23日のインスタライブで、登録者数が減少し続ける原因について、「(登録者数を)減らそうぜみたいな風潮を作ってる暇人(がいる)」「(登録を)“外そうぜ”みたいな風潮を作って、『外したほうがいいのかな』って思っちゃった人が外してる」「意図的にやっぱそれ(登録解除)を盛り上げようとしちゃってるダサイ人たちが多い」と分析。
その上で、「冷静に考えて頭おかしくない?」「狂ってると思うよ。日本の恥だね、マジで」「顔も出していない、匿名の友だちもいないような変な奴らが、結託して足引っ張って、つぶそうとしてるんでしょ? やばいよ日本、マジで」などと不快感を露わにした。
要は、仮にやまとの分析が正しかったとしても、こうした態度が、さらなるファン離れを招いている可能性も考えられるのだ。
登録者数が減少の一途をたどる中、メンバーが入院してしまったコムドット。ネット上では「フジもそろそろ手を引くのでは?」と予想する声も散見されるが、果たして……。
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