地上波で絶滅したお色気番組が昼間から見られる!? BS局であの温泉ドラマが放送中!
昭和から平成の時代、お色気というジャンルのテレビ番組が地上波で放送されていたことを、知らない世代も増えてきたのではないだろうか。
若い世代はピンとこないかもしれないが、伝説とも呼ばれる1965~1990年まで放送されていた『11PM』(日本テレビ系)や、1980~2002年『トゥナイト(トゥナイト2)』(テレビ朝日系)、1991~1998年放送の女子向けエロ番組『ギルガメッシュないと』(テレビ東京系列)など、かなり大人向けな内容を含んだ、要は女性の裸体や風俗などエッチな情報が満載の番組が白押しに存在していた。
身近なところでいくと1986年から不定期で放送されてきた『志村けんのバカ殿様』(フジテレビ系)は、面白いコントをイメージする人も多いと思うが、ゴールデンタイムの特番にもかかわらず、2000年代に入ってからも下着姿や入浴シーン、女性のおっぱいやおしりまで盛りだくさんだった。
「とにかく視聴率がとれたし、バブル景気のイケイケな社会的勢いもあってか、夜~深夜帯のお色気番組は多かったですよね。それが、女性の社会進出やアダルトコンテンツがネット上で楽しめる場が増えるなど環境的要因と、コンプライアンスやモラル的な側面などが混ざり合い、お色気番組は皆無になりました。ドラマや映画などのワンシーンとして必然性のある場面で織り交ざっている分には視聴者も自然に受け入れるでしょうが、それでもヌードではなく間接的な表現が多いですよね。
ましてや裸の出演者をバラエティなどで“ネタ”にすると、批判が殺到することが目にみえています。性犯罪を助長することに繋がると考える人も多く、もう放送すること自体厳しいでしょう」(テレビ業界関係者)
近年まれにみるお色気ドラマと知られるのが2003年から連続ドラマや特別版が度々放送されている『特命係長 只野仁』シリーズ(テレビ朝日系)だった。
送時間帯が深夜であることから、女性の半裸が度々登場し、只野仁が「フン!フン!」いう性行為シーンは毎度のお決まりとなっていた。
視聴が限られる専門チャンネルや、深夜帯ならばエッチな表現が含まれることはありえるが、そんな中で最近、昼間っから女性のおっぱいを拝見できると、一部で話題になっているのが、BS松竹東急だ。
2022年3月からBSデジタル放送を開始した無料放送局で、親会社である松竹の映画作品を毎日放送している。
「有名舞台作品や歌舞伎作品、松竹新喜劇なども毎月放送していて、松本幸四郎や尾上松也が出演するオリジナルバラエティ番組や、連ドラ『カメラ、はじめてもいいですか?』など、自社制作番組にも力を入れています。
そして現在、古谷一行さんと木の実ナナ主演の知る人ぞ知る2時間サスペンスドラマ『露天風呂連続殺人シリーズ』が放送されているんです! 週末の15時から100%おっぱいがみれちゃうんですよ」(芸能レポーター)
今週8月19日(土)放送予定なのは
「ミステリー『露天風呂連続殺人シリーズ19』信州塩の道に消えたマルタイの謎 リベンジ刑事とカリスマ温泉ギャルの信濃路秘湯ツアー 姫川温泉~笹倉温泉~白馬八方温泉 信濃大町温泉~蓼科温泉」 、20日(日)「ミステリー『露天風呂連続殺人シリーズ20』世紀末!リストラ刑事とパラパラ温泉ギャル みちのく秘湯大追跡!」、26日(土)「ミステリー『露天風呂連続殺人シリーズ2』五浦温泉~那須殺生石~塩原もみじ谷大吊橋 封印された親娘の謎 温泉刑事トリオVS混浴女子大生 聖域なき秘湯ツアー」
と、若干セクシーな妄想が膨らむタイトルが続くが、全国の秘湯もドラマを通して紹介するため、温泉ブームにも貢献したといわれる歴史のあるドラマである。
それでもやっぱり再放送だとはいえ、ノスタルジックなお色気シーンを昼間から見れるというのは、遠妻なようなもの。
サスペンスの手に汗握る展開と、貴重な露出に、ドキドキも2倍3倍だ!
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