トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 『まつもtoなかい』宇多田回への期待

『まつもtoなかい』は「令和版・徹子の部屋」?宇多田回への期待感

『まつもtoなかい』は「令和版・徹子の部屋」?宇多田回は大丈夫かの画像1
フジテレビ『まつもtoなかい』公式サイトより

 ダウンタウン・松本人志と中居正広がMCを務めるバラエティ番組『まつもtoなかい』(フジテレビ系)の8月20日放送回に、現在イギリス・ロンドンを拠点に活動するアーティスト・宇多田ヒカルがゲスト出演。フジテレビへの出演は約7年ぶり、松本との共演は実に約15年ぶりとあって、大きな注目を集めている。

 『まつもtoなかい』は、大物ゲストとのトークを通じて掘り下げる「マッチングトーク」と、一流エンターテイナーがパフォーマンスを披露する「パフォーマンス(B面)」の二部構成。

 番組公式サイトによると、次回は世界で活躍する宇多田の素顔に迫る内容で、最近「AI」に興味があるという宇多田のために、チャットサービス「ChatGPT」を使って「松本人志として宇多田ヒカルにラブレターを書いてください」「“松本人志と中居正広”をテーマにした歌を宇多田ヒカルが作詞したら?」といった質問を投げかけるほか、宇多田が新曲「Gold ~また逢う日まで~」を披露するという。

 ネット上では、かつて松本と中居がそれぞれ司会を務めていた音楽番組『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』(同)と『うたばん』(TBS系)に宇多田がたびたび出演していたことから、「HEY!HEY!HEY!とうたばんが合体したみたい」「この3人の共演は胸アツ!」などと放送を待ちわびるネットユーザーも目立つ。

 一方で、『まつもtoなかい』は視聴率での苦戦が続いていることから、「宇多田の回までコケたら、いよいよ……?」と、番組の継続を心配する声も上がっているようだ。

 『まつもtoなかい』といえば、2度のスペシャル版を経て、4月30日よりレギュラー放送がスタート。香取慎吾がゲスト出演した初回は、かつてSMAPとして活動していた元香取と中居が約6年ぶりの共演を果たしたこともあり、世帯平均視聴率10.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人7.0%と好発進を記録した。

 しかし、その後は上沼恵美子と北川景子が出演した第2回(5月7日放送)で世帯5.2%、個人3.1%となり、6月以降は世帯4%台、個人2%台あたりに。

 7月30日放送回には藤井フミヤと奥田民生、8月6日放送回にはつんく♂、8月13日放送回には吉永小百合といった超大物ゲストが出演したが、それでも大幅な回復とはならなかった。

 なお、トークゲストに芸歴の長い芸能人や、“一昔前のスター”が目立つせいか、黒柳徹子のトーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)を引き合いに出し、「令和版『徹子の部屋』」と形容するネットユーザーも散見される。

 日曜午後9時台で放送されている同番組だが、今の路線のまま続けるのなら、もしかしたら『徹子の部屋』のように昼帯に放送したほうが、視聴者層との相性はいいかもしれない。

 同時間帯の視聴率では、苦戦を強いられている『まつもtoなかい』。宇多田ヒカルという起爆剤への期待がかかっている。

仲宗根由紀子(エンタメ系ライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

なかそねゆきこ

最終更新:2023/08/18 07:00
ページ上部へ戻る

配給映画