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目黒蓮、平野紫耀からコーセーCM「引き継ぎ」で…「後釜」化に一部ファン反発

目黒蓮、平野紫耀からコーセーCM「引き継ぎ」で…「後釜」化に一部ファン反発の画像
目黒蓮

 Snow Manの目黒蓮が、化粧品企業のコーセーによる「敏感肌ケア」キャンペーンの新CMに起用されたことが9日に発表された。今やジャニーズ事務所の若きエースとなり、性加害問題に揺れる同事務所にとって明るい話題を提供してくれる数少ない存在といえるだけに納得の起用だが、一方で思わぬ余波も生んだようだ。

 目黒は、17日から放送される新CM「みんなの敏感肌ケア」篇に登場。期間限定で目黒のオリジナルクオカードが抽選で1000人に当たるプレゼントキャンペーンも実施される。この発表にファンは大いに喜んだが、一方で、否定的な声も一部で上がった。というのも、昨年の「敏感肌ケア」キャンペーンで広告塔を務めたのは、当時King & Princeの平野紫耀だったため、5月にジャニーズ事務所を退所した平野の「後釜」として目黒が引き継いだように映り、一部の平野ファンから「ジャニーズにこだわらずに平野くんを起用してほしかった」「平野くんの後釜つくろうとしてるのが露骨すぎ」といった声が飛び交ったのだ。

 平野と目黒については、もともとコーセーのCMをめぐる「因縁」があった。平野は昨年2月から同社のヘアケアブランド「ジュレーム」における「ジュレームiP」シリーズのCMキャラクターを務めていたが、今年1月末に目黒が「ジュレーム リラックス」シリーズの新CMに起用されたと発表されたことで、一部のジャニーズファンが「平野紫耀のCMが目黒蓮に奪われた」と騒ぐ事態に。実際は、それぞれ同ブランドの別々の商品のCMに起用されており完全な誤解だったが、平野はジャニーズ退所が決まっていたため「平野くんのCMが別のジャニーズタレントへ引き継がれていく予兆では」といった憶測も出ていた。

 そうした経緯があったため、今回発表された平野から目黒へのキャンペーンCMの引き継ぎに否定的な反応を見せるファンが少なからずいたようだ。コーセー公式サイトの「ジュレーム」CM欄は、今年5月まで目黒と平野の両方のCMの掲載が確認できていたが、現在は平野のCMについては削除されており、目黒のCMに“一本化”されていることもあり、余計に「目黒に引き継がれた」という印象を強めている。

 もっとも、コーセーは過去にも「ジュレーム」ブランドのCMに嵐の松本潤や相葉雅紀を起用するなどジャニーズ事務所との付き合いが長く、事務所内のタレントに引き継がれるのは自然な選択だろう。

 それでもこうした反発が起きている要因として、平野が出演しているP&Gの除菌・消臭スプレー「ファブリーズ」のCMが退所後の現在も変わらずオンエアされ続けていることが挙げられる。同CMは昨年7月から放映が始まっており、今年7月に平野が滝沢秀明氏の新事務所「TOBE」への合流を発表したこともあって、ちょうど1年の区切りでもあるこのタイミングに放映が終了するものとみられていたが、大方の予想に反して8月に入った今も放映が続いており、一部では「TOBE入りした平野と再契約したのでは」との憶測も飛び交っている。

 平野ファンとしては、退所後もCM起用が継続されてほしいという願望があり、それが「ジャニーズ内での引き継ぎ」への拒絶反応へとつながっているようだ。そのため、CMをめぐってSNS上で平野ファンと目黒ファンが対立するなどの余波も生まれている。

 ジャニーズ事務所からすれば、ソロでもトップクラスのCM人気を誇っていた平野が抜けた大きな穴を別のタレントで埋めたいというのは偽らざる本音だろう。一方、平野らの退所の経緯をめぐってはさまざまな憶測を呼んでいることから、平野ファンの間ではジャニーズ事務所への不信感も根強く、性加害問題で揺れる中でも特定の企業との強固な関係を築いている状況に反発を覚える側面もある。平野が本格的に芸能活動を再スタートさせ、CMを始め露出を増やしていかないかぎり、同様の“問題”は繰り返されることになりそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2023/08/11 07:00
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