トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > AKB・坂道系  > 渋谷凪咲、卒業で真のバラエティ女王に?

渋谷凪咲、NMB48卒業で真のバラエティ女王に?ブレイクの裏に愛される魅力

渋谷凪咲、NMB48卒業で真のバラエティ女王に?ブレイクの裏に愛される魅力の画像1
NMB48公式サイトより

 アイドルグループ・NMB48から、人気メンバーの渋谷凪咲が卒業することを発表した。渋谷は、大阪にあるNMB48劇場で開催したチームN公演「夢中雷舞」で卒業を発表。今年10月4日に発売予定となる28枚目のシングルが最後の参加で、自身がセンターを務めるという。

 「NMB48は、吉本興業がマネジメントに参加していることもあり関西で人気を拡大してきた。ただ、全国区では、卒業メンバーでも山本彩がミュージシャン、吉田朱里がインフルエンサーとして活躍しているくらい。そんな中で、バラエティ番組への出演で大ブレイクしたのが渋谷。2020年頃から人気がではじめ、2021年はテレビ出演が300本を越えて注目を浴びた。その後はさまざまな番組に出演して、新世代のバラエティ女王と言われている。グループにも多くのファンを呼び込んだが、個人での活動が忙しくなりすぎて、グループを卒業することになったようだ」(スポーツ紙記者)

 ここ最近では、話題を集めたドラマ『だが、情熱はある』(日本テレビ系)で、山里亮太の彼女役として出演。さらに、情報番組の『DayDay.』(同)では隔週ながらコメンテーターを務め、『イタズラジャーニー』(フジテレビ系)など多くのバラエティ番組でレギュラーを担当している。

 「とにかく吉本興業からのプッシュが激しく、渋谷がブレイクしたキッカケも『アメトーーク』(テレビ朝日系)の『芸人ドラフト会議』で麒麟の川島明が面白いアイドルとして紹介してからです。その後は、番組で共演するかまいたちやダイアン、見取り図などが人気を引き上げてくれた。吉本芸人と仲が良いプロデューサーや放送作家の番組では必ず名前が上がりますし、使いやすいタレントとして重宝されている」(民放関係者)

 そんな渋谷だが、吉本興業からのプッシュだけでなく、テレビスタッフから愛されていることが、売れっ子バラドルに登りつめた要因だと言われている。

 「ブレイクしてからも勉強熱心で、ライバルのバラドルが出ている番組や芸人のネタ番組を逐一チェックしているという。また、売れっ子になっても謙虚なのは変わらず、スタッフにも礼儀正しく接しますし、ADもタレントも分け隔てなく楽しく場を盛り上げる。なかなかブレイクできなかったNMB48で下積みし、また握手会なども多くこなしているので、そういった経験が活かされているようです」(アイドル誌編集)

 制作陣から評判が良い渋谷だが、セルフプロデュース力が高く、事務所と相談しながらブレイク後の活動をしっかりと自身で調整する強かさも持ち合わせているとか。

 「バラエティ番組で人気が出た後も、アイドル活動に手を抜くことがなかった。どんなに忙しくても振り付けの練習をしていましたし、メンバーからの信頼も厚かった。NMB48のファンが自分を支えていると理解し、おろそかにしなかったんです。また、女性人気を獲得するために、下着ブランド『Wing』のイメージキャラクターも担当。決してバストが大きいわけではないですが、大胆に下着姿を披露して女性の支持を集めた。女性ファッション誌『and girl』のレギュラーモデルにも就任し、今後は女性人気が拡大しそうです」(スポーツ紙記者)

 向かうところ敵なし状態の渋谷だが、グループ卒業後にその勢いは加速するだろうと言われている。本人は女優業への興味も卒業発表で明かしたが、ひとまずはバラドルとして、いま以上に売り出される予定のようだ。

 「吉本興業は、NMB48だけでなく男性アイドルグループも管理するなどさまざまなビジネスチャンスを狙っている。そんな中で、笑いもできるアイドルとして、渋谷は現時点での最高傑作です。その渋谷を卒業後も大ブレイクさせるのは社をあげての方針で、レギュラー番組をもたせる用意もあるようだ。今年の年末から年始にかけてはグループの活動も無くなるので、目一杯仕事をする予定だとか。年始からフル回転で働き、2024年度はテレビ出演本数ランキングでトップを目指すつもりらしい」(民放関係者)

 グループからも円満の卒業で、今後も吉本興業系列の子会社の所属になると言われる渋谷。会社や芸人からのバックアップを受け、真のバラエティ女王に近づくことができるのか?

小林真一(フリーライター)

テレビ局勤務を経て、フリーライターに。過去の仕事から、ジャニーズやアイドルの裏側に精通している。

こばやししんいち

最終更新:2023/08/09 07:00
ページ上部へ戻る

配給映画