トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 道枝駿佑出演ドラマに過ぎる不安

「第2の北川悦吏子?」なにわ男子・道枝駿佑出演ドラマに過ぎる不安

「第2の北川悦吏子?」なにわ男子・道枝駿佑出演ドラマに過ぎる不安の画像1
TBS『マイ・セカンド・アオハル』公式インスタグラムより

 主演・広瀬アリスの相手役をなにわ男子・道枝駿佑が務める連続ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』(TBS系/火曜午後10時~)が、10月期で放送されることが発表された。

 同ドラマは、“学び直し”を決意し、30歳で大学生となった主人公が、令和の大学生たちに揉まれながら、恋に、勉強に、夢に奮闘するセカンド・アオハル・ラブコメディ。

 原作のないオリジナルストーリーであり、脚本をネットドラマ『東京ラブストーリー』(FOD)や、テレビドラマ『ゆるキャン△』シリーズ、『自転車屋さんの高橋くん』(共にテレビ東京)を手がけてきた北川亜矢子氏が担当するという。

 ネット上では、「面白そうだし、すごい楽しみ!」「なにわ男子がドラマで活躍してて、うれしい!」と歓喜するファンが続出。

 一方、なにわ男子は現在、8月26、27日放送の『24時間テレビ』(日本テレビ系)の撮影やプロモーションに奔走しているほか、今月27日からは全国ツアーもスタートしたため、「みっちー働きすぎじゃない?」「ちゃんと休めてるかな?」と体調を心配する声も散見される。

 なお、最近、GP帯のドラマにおいて、ジャニーズタレントが主演女優の相手役を務める機会が増えている印象もあるが、4月期ではHey!Say!JUMP・山田涼介が2番手を務めた橋本環奈主演『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)がTVerで大ヒット。

 道枝が2番手を務める『マイ・セカンド・アオハル』も、『王様に捧ぐ薬指』と同じく「火曜ドラマ」枠である上、ラブコメという点も共通しているため、ネット配信でヒットする可能性も期待できる。

 ただ、現時点で不安材料を挙げるとすれば、脚本家・北川亜矢子氏のTwitter(現・X)が、ベテラン脚本家・北川悦吏子氏のツイートを連想させる点だろうか。

 北川亜矢子氏は『マイ・セカンド・アオハル』が情報解禁された28日、昨年放送された『クロサギ』(TBS系)の巨大看板の前に立ち、主演のKing&Prince(当時)・平野紫耀を指さしている自身の写真と共に「去年の10月、ドラマ『クロサギ』の広告を黒丸さん(クロサギの原作者さんね!)と見に行った時、『私もいつかここにババーン!と広告出るドラマ書くからその時は一緒に来てよね 出来れば再来年くらいに!いや…3年以内に…ご、ごねん以内には…』とか言ってたんだが、1年で行けるのエモ過ぎる」(原文ママ、以下同)と感慨深げに投稿。

 また、22日には「Pが忙しいと締め切りが遅くなって時間に余裕ができる。しかしこちらが忙しくてもなかなか締め切りを遅くはしてもらえない」と投稿したほか、翌23日には「ラブストーリーの台詞って、同じ内容でもキュンとしたりしなかったりするので(重要なひと言は特に)、1人で喋りながら考えるんだけど、シンプルでいいの出て来た 言う役者さんによっても全然印象変わるから、その人とキャラに1番似合う、1番言って欲しい台詞を書くのが良きよね」とつづっている。

 さらに、21日には突然「働きたくねーーー!!!!!!」と投稿したかと思えば、別の日には「この1週間毎日14~15時間書いてたのでさすがに疲労困憊」「バファリン飲んでも頭が痛い」などと体調不良を報告する様子も。

 こうした投稿の数々は、“脚本執筆の裏側”を積極的に発信するタイプの北川悦吏子氏とよく似ているようにも思える。

 そして、北川亜矢子氏のSNSが北川悦吏子氏を連想させることの何が不安材料なのか。それは、視聴者やジャニーズファンの中には「ドラマの世界に没頭したい」との思いから「放送中、脚本家さんには裏側をつぶやいてほしくない」とうざったがる人が一定数いることだ。

 以前、北川悦吏子氏はそうした声に悩まされており、同氏が手掛けた2018年度上半期のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』の放送中には、「ドラマの裏側を一切知りたくない人は、私のツイート読まないでくださいね。どんどん、ミュートなりブロックなりしてください。その気持もとてもわかります。私は今、歯止め聞いてませんから。ブレーキのなくなった暴走機関車ですから。なんだってツイートします」と投稿。

 後にアンチ対策として「#北川プラス」というハッシュタグをつけるようフォロワーに要請するほど、深刻な事態に陥っていた。

 ちなみに、北川亜矢子氏は先月28日、自身が“忙しいアピール”をやめられない理由について、「忙しいアピールがダサいのはわかってるよ。でもマジで忙しいのよ。つぶやいて発散するしかないのよ。私かわいちょ」と説明している。

 また、最近では、川口春奈主演『Silent』の脚本家・生方美久氏が、『ボクらの時代』(共にフジテレビ系)に出演した際、「日本語がわかる人に見てほしい」「(『silent』が)海外とかで配信されても、『あ、すごいんだ。おめでとう』って思うだけで、すごいうれしいとかは、ぶっちゃけない」などと発言し、炎上。

 これはSNSではなくテレビ出演時の発言であるが、“語りがちな脚本家”に対して批判が寄せられるケースは往々にしてあり、北川亜矢子氏のSNSを見ていると一抹の不安が過ぎらずにはいられない……。

 28日には、「時々間違えられるのですが、私と北川悦吏子大先生は別人です」と投稿していた北川亜矢子氏。『マイ・セカンド・アオハル』の放送中、道枝ファンなどから苦情が寄せられるような事態が起きないといいが。

仲宗根由紀子(エンタメ系ライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

なかそねゆきこ

最終更新:2023/07/30 21:00
ページ上部へ戻る

配給映画