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『旅サラダ』中丸雄一、ナス畑の中でナスみたいに見えるルックスに「瓜二つです」

『旅サラダ』中丸雄一、ナス畑の中でナスみたいに見えるルックスに「瓜二つです」の画像1
中丸雄一 公式ツイッターより

 7月14日に放送された『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)オープニングは、レギュラー陣のこんなトークから始まった。

神田 「今日から3連休ですね」
勝俣 「え!?!?!? あ、そうなんスか!」

『旅サラダ』のレギュラーを務めておいて、3連休だということを知らなかった勝俣州和。おい、マジか。そんなことも知らずに……!? 放送翌週の17日は、海の日で祝日である。

「レンキュー(連休)ベリーマッチ」(神田)

 MC・神田正輝による非の打ち所のないダジャレで始まった3連休。彼のギャグのどうしようもなさのおかげで、神田の顔色がいつもより良く見えてしまうから不思議だ。

中丸雄一、前髪がナスのヘタみたいになる

 恒例コーナーである、「発掘!ニッポン なかまる印」。この日、リポーターの
KAT-TUN・中丸雄一が中継したのは新潟県新潟市北区であった。紫色のつなぎを着た中丸が、今回の「なかまる印」発掘ポイントを発表した。

「本日の発掘ポイントは、『個性派ナスが大集合! 新潟県は隠れたナス王国』です」(中丸)

 この日、中丸が降り立ったのは新潟市にあるナス畑。だから、紫のつなぎなのか? ナス畑に溶け込む、ナス色のつなぎ。よく見ると、湿気で中丸の前髪はくるんと丸まっており、ナスのヘタみたいになっている。つなぎ同様、ヘタを意識したヘアセットだろうか。今後、ナスを見るたびに中丸を思い出してしまいそうだ。

 というか、新潟はお米のイメージしかなかっただけに、ナスを前面に打ち出したこの日のテーマには驚きだった。実は、新潟はナスの作付面積が全国1~2位を争うほどの広さを誇るそう。しかし、出荷量に関してはランキングが全国20位にまで下がってしまうとのことだ。なぜ、そんなことが? JA新潟市の窪田和也さんが説明してくれた。

窪田 「新潟県の人はナスが非常に大好きで、出荷せずに全部自分たちで食べちゃうんです」
中丸 「あ、そういうことか」

 もっとびっくりしてもいいんじゃないか、中丸? せっかく、ナス色のつなぎを着ているのに……。紫のつなぎを着ている彼を遠目から見ると、もはやナスみたいなのだ。

 そんなナス色の中丸が、今回はナスを収穫する。畑の中で目を引いたのは、ヘチマのように異常に縦に長く伸びているナスだった。これは、品種名を「やきなす」というそう。ナス農家の高英樹さんが解説してくれた。

高 「こちら、やきなすという品種になります」
中丸 「やきなすっていう品種? 名前がやきなす?」
勝俣 「えっ、もう焼いてんの!?」

「もう、焼いてんの?」は笑う。なんで、畑にぶらさがっているナスが焼いてあるんだよ? 勝俣らしいガヤだ。

中丸 「なんで、そんなネーミングにしたんですか?」
高 「焼いておいしかったことから、『やきなす』という名前が付きました」

 食べる前から焼かれる運命が決まっているナス。日本人の食に対する執着が感じられる、スゴい品種名である。

中丸、ナスを持った自撮りツイートで自虐

 中継の後半戦では、さまざまな種類のナスが紹介されるようだ。

 まずは、小ぶりな「新潟黒十全なす」の登場。「曽野木そ菜出荷組合なす部会」副会長の堀内剛さんと、JA新潟市の鈴木さな子さんが解説してくれた。

「(新潟黒十全なすは)新潟の夏の食卓の定番なんですけども、栽培が難しくて収穫量が少ないので、ほとんど県内で消費され、県外にはほぼ出回らないナスなんです」(鈴木さん)

 この「新潟黒十全なす」を蒸し、キンキンに冷やす、いわばお刺し身的な食べ方で中丸がいただいた。

中丸 「新感覚でむちゃくちゃうまいじゃないですか!」
堀内 「全国に広めてください」

 ナスの刺身の全国展開を農家から託された、「なかまる印」。いや、「広めてください」と言ってるけど、県民だけでほとんど食べちゃうってさっき自分で説明してたじゃないの……。

 さらに出色だったのは、「笹神なす」で作ったくじら汁だ。たっぷりのナスとくじらが入っており、そこにミョウガを乗っけていただく一品である。

「“夏のかたまり”みたいな感じしますね! ちょっと食欲が下がったときなんかは」(中丸)

“夏のかたまり”という表現が素敵すぎる。そんなくじら汁を、中丸が食べた。

「はい、うまいぃ~!」(中丸)

 ナス畑の真ん中で、ものすごい顔で吠える中丸。言葉とは裏腹に極度のしかめっ面だが、中丸の顔がブサイクなときは、彼が本当においしいと感じているときである。だから、この顔は本当においしいやつだ。

『旅サラダ』放送終了後、中丸は画像付きのこんなツイートを発信した。

「新潟市の北区から中継。様々なナスを紹介していただいた。どのレシピも最高に美味しく、夏野菜の良さを堪能した。

あと紫のつなぎと前髪も相まって、ナスと似ていると話題に。手に持っているナスがアクスタにも見えてくる不思議な感覚。」

手に持ったナスを「自分のアクスタみたいに見える」とツイートし、ものすごい角度から自虐してみせた中丸。中丸の真顔と、くるんとヘタみたいになった前髪は、さながらナスみたいに見える。

 さらに、中丸は追撃のツイートも発信した。

「ついにナスとシンメトリーです。野菜なだけに瓜二つですね。」

 ナスだけど、瓜二つ……放送終了後、1人で大喜利みたいなことをやりだす中丸。ナス丸だ。

勝俣州和、ステゴロ強者の鳥羽一郎にスレスレなことを言う

 この日の『旅サラダ』のゲストは、なぜかいきなり鳥羽一郎であった。正直言って、朝のイメージにまったく合わない鳥羽。この違和感に逆にワクワクしてしまう。

 今回は、勝俣と鳥羽の2人が福岡を旅してきたようだ。骨董品好きだという鳥羽は、まず最初に古物店を訪問。どうやら、鳥羽は小判を持参してきたらしい。これを鑑定してもらいたいそうだ。というか、もしかしたら高値の小判かもしれないのに、何にも包んでいない状態で普通にズボンのポケットから小判を取り出す鳥羽の大雑把さはどうだ? 彼は、本当に骨董品が好きなのだろうか。

 さて、この小判の鑑定額はいくらだったのだろう? 『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京系)ばりに鑑定結果を発表すると、そこに書かれていたのは「値段つけにくい」の一文であった。

鳥羽 「『つけにくい』ってどういうこと?」
勝俣 「だから、(鑑定士)の優しさですよ」
鳥羽 「あ、偽物っていうことね」
鑑定士 「(うなづく)」

『なんでも鑑定団』のパクリまでして、この結果か……。

 ちなみに、演歌歌手・鳥羽一郎の前職は漁師である。その頃の苦労を鳥羽が語ってくれた。マグロ漁に出るときは、なんと8カ月も船に乗り続けたそうだ。

鳥羽 「いい経験させてもらったなぁ~」
勝俣 「そういう経験があるから、たぶんその顔になったんですよ。鳥羽一郎の顔は海が作ったんですよ」
鳥羽 「そうかなあ(笑)」
勝俣 「うん。荒れた海が鳥羽一郎の顔を作ったんですよ。だって、山川さん(鳥羽の弟の山川豊)は船乗ってないでしょ?」
鳥羽 「乗ってない」
勝俣 「だから、(山川の顔は)キレイじゃないですか」

 大先輩の鳥羽に対し、ひどいことを言う勝俣。“芸能界ケンカ最強”の1人に数えられたこともある鳥羽に、スレスレなところをねらう勝俣も手練だ。

 MCが神田正輝で、ゲストに鳥羽一郎が出て、レギュラーに中丸雄一がいる番組というのも、なかなかに混沌としている。

寺西ジャジューカ(芸能・テレビウォッチャー)

1978年生まれ。得意分野は、芸能、音楽、格闘技、(昔の)プロレス系。『証言UWF』(宝島社)に執筆。

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てらにしじゃじゅーか

最終更新:2023/07/22 07:00
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