ジャニーズ事務所が「変わった」アピール連発?でも“足りないもの”
#ジャニーズ #Travis Japan #BEFIRST
創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題がいまだくすぶっているジャニーズ事務所。その影響か否か、このところステージ上でも「変革」をアピールしていると話題だ。
7月16と17日、同事務所はジャニーズJr.が出演するコンサート『ALL Johnnys’ Jr. 2023 わっしょいCAMP! in Dome』を京セラドーム大阪で開催。
この公演では、アンコールに限り、観客による動画撮影とSNSへの投稿を許可。公演終了後には、ステージを映した動画がファンのSNSに次々とアップされた。
公演中の“撮影OK”は、ジャニーズ史上初の試みとなるため、多くのファンが驚がく。SNS上では「推しの姿を自分のスマホに収められるなんて、最高!」と喜ぶファンのほか、「この流れで、今後もいろいろ解禁されそう」と予想する声も散見される。
ジャニーズ事務所といえば、15日に生放送された大型音楽番組『音楽の日』(TBS系)でも、「ジャニーズは変わった」という声が視聴者から寄せられていた。
番組終盤では、所属事務所の垣根を越えた総勢90人のダンスコラボ企画が実施され、これにジャニーズ事務所のTravis Japanも参加。
Travis JapanとBE:FIRSTがコラボした「JUST DANCE!」(Travis Japan)や、INIとTravis Japanによる「Rocketeer」(INI)などが披露され、全員が参加したフィナーレの楽曲は、LDH所属の三代目 J SOUL BROTHERSのヒットナンバー「R.Y.U.S.E.I.」であった。
パフォーマンス終了後、同企画をプロデュースしたダンスパフォーマンスグループ・s**t kingzのメンバーは、「これを見ると、これを“当たり前”にしていきたいなってすごく思いました」とコメント。
さらに、BE:FIRSTが所属するBMSGの代表・SKY-HIも、同企画終了後に「TBS#音楽の日 最高でしたね!皆最高だったー!!うおー!!! どんどん事務所の垣根を皆でクロスオーバーしていきましょう」とツイートした。
SKY-HIといえば、2月より事務所やレーベルの枠を超えたダンスプロジェクト「D.U.N.K. -DANCE UNIVERSE NEVER KILLED-」を日本テレビと共同で始動させており、今回のジャニーズの参加に感動もひとしおではないだろうか。
同様に、ネット上でも「この企画にジャニーズが参加するなんて、これまでなら考えられない」「日本の音楽シーンの変革だ」と感慨深げな視聴者が続出。
中には、INIの田島将吾が元ジャニーズJr.であることから、「“辞めジャニ”の田島将吾がTravisJapanと『Rocketeer』踊ってるの、マジで奇跡」と喜ぶファンも見られた。
一方で、「最近ジャニーズがやたらと『変わった』アピールしてるけど、じゃあなんで『音楽の日』に山下智久や新しい地図は出られないの?」「結局、テレビはジャニーズが牛耳ってるじゃん」と一部で不満の声も見られる。
やはり、新しい地図や錦戸亮、手越祐也などが、かつてのように民放キー局に出られない状況が続く限り、一部から「“ジャニーズが変わった”とは認められない」と言われてしまうのは仕方なさそうだ。
信用回復のためか、変わったことを必死でアピールしているようにも見える最近のジャニーズ事務所。今後、どう変わっていくのか、はたまた変わらないのか、注目していきたい。
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