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日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > STARTO(旧ジャニーズ)  > 滝沢秀明氏、TOBE設立の時系列問題

滝沢秀明氏、ジャニーズ在籍中からTOBEの準備していた“証拠”出た? 「時系列」に注目

滝沢秀明氏、ジャニーズ在籍中からTOBEの準備していた“証拠”出た? 「時系列」に注目の画像
滝沢秀明氏

 用意周到なのはいいことだが……。

 滝沢秀明氏が今年3月に設立を発表した「TOBE」の勢いが止まらない。7月2日に元V6の三宅健の所属が発表されたのに続き、7日には元King & Princeの平野紫耀と神宮寺勇太の所属が明らかに。14日には第三弾の発表が控えているが、元ジャニーズJr.ユニット「IMPACTors」のメンバー7名の所属が発表されることが濃厚だ。

「11日に公開されたティザービジュアルにピンク色のボールがあったことから“確定”とみられています。IMPACTorsは滝沢さんが命名したグループ名ですが、『ors』はピンク色で表記されるのが正式で、ファンネームはPINKy。そして、TOBEのファンクラブ担当者と同姓同名の人物が『IMP.』を6月に商標登録していたことが明らかになっており、『IMP.』のIが数字の7をアレンジしたようなデザインだったり、最後のドットがピンク色となっていたことから、新たなグループ名になるとの見方が強い。都内のスタジオで3曲の新曲を収録済みとの一部報道もあり、元IMPACTorsの7人の合流は規定路線ですからね」(女性誌記者)

 三宅は5月2日、平野と神宮寺は5月22日、IMPACTorsはメンバー7人全員そろって5月25日をもって退所と、いずれも「ジャニーズ事務所を5月に退所したタレント」のTOBEへの合流が続々と発表されている形だ。

 こうした中、滝沢氏はまだジャニーズ事務所副社長だった昨年7月の時点でTOBE設立に動いていたのではとの指摘が出てきているという。

「TOBEの窓口のメールアドレスに使われているtobe-group.jpのドメインを調べると、登録年月日が2022年7月24日なんです。滝沢さんは昨年10月31日をもってジャニーズ事務所を退社した後、一部で新会社を設立するとの報道が出たことに対し、Twitterのプロフィール欄を使って『新会社? なんの話? 俺は休みたいんだよ~』など反論しており、これが11月9日のことでしたが、新人募集用ページのtobe-newstar.jpのドメインは11月16日には登録済。やはり、表向きすっとぼけていただけで、裏ではTOBE設立に向けて着々と準備を進めていたのだろうとみられます」(同)

 この滝沢氏の動きと、TOBEに合流した退所組の動向の関連性が注目されている。

「三宅健の退所発表は今年2月20日でしたが、滝沢さんが退社した直後に三宅も退所の意思を伝え、11月下旬に決定した……という一部報道もありました。また、IMPACTorsはメンバー全員が12月中旬に退所の意思を表明したと、ジャニーズアイランドの代表取締役社長に就任した井ノ原快彦が認めています。そしてファンクラブサイトのドメインに使われているtobe-community.jpが登録されたのが、12月31日。少なくとも、三宅、そして元IMPACTorsのメンバーの合流は昨年中に固まっていたとみるべきでしょうし、滝沢さんが退社を事務所側に表明した昨年9月の時点で、彼らにはTOBE設立の話も伝えていたのでは。だからこそ11月、12月と退所表明が続いたのでしょう」(同)

 では平野と神宮寺はどうか。

「平野と神宮寺のTOBE合流を事前に詳細に伝えていた『週刊女性』(主婦と生活社)によれば、5月から6月にかけて話し合いが行われ、6月上旬に正式決定したとあり、その情報を信じれば、事前に“引き抜き工作”をしていた可能性は薄いでしょう。ただ、これらの情報はTOBE側が話題作りのためにあえて流していたとの見方もあり、となれば退所前から話し合いがあったことを伏せている可能性もなくはない。滝沢さんと平野はあまり接点がないように見えますが、ジャニーズ時代には2人で他グループの公演の見学をしていたという目撃情報もありますし、平野が尊敬している山下智久にとって、滝沢さんは憧れの存在。山Pの愛称を付けたのも滝沢さんですし、山下は2017年放送の『おしゃれイズム』(日本テレビ系)で『滝沢君に売り出してもらった感じです』とまで言っていました。独立した山下のサポートをしていたのが滝沢さんが信頼するスタッフだったという話もありますし、平野が退所をめぐって以前から滝沢さんに相談していたという可能性はじゅうぶんありそうです」(同)

 そもそも、滝沢氏が“突発退社”した背景と、平野らの退所には共通項がある。

「藤島ジュリー景子社長の存在です。滝沢さんが手塩にかけて育てたSixTONESとSnow Manを“ジュリー管轄”に移されたことが原因だったという話も出ていましたが、『週刊文春』(文藝春秋社)は前年から退社交渉をしていたとも報じており、滝沢氏の意見がことごとく通らない状態だったとか。退任の意向は9月中旬に弁護士を通じて伝え、事務所サイドも9月26日の役員会で承認というスピード感からして、滝沢さんとジュリー社長との間に決定的な決裂があったことがうかがえます。そして平野も、ジュリー社長との面談を希望しても何度もドタキャンされ、9月になってようやく面談が叶ったものの、ろくに話を聞いてもらえなかったと『文春』が報じていました。平野は退所直前に『ジャニーさんごめんねー! 目標届かなかった!!! ただできないといわれたら仕方がない!!』などとブログにつづってましたが、滝沢さんも平野も、ジュリー社長のもとではやりたいことができないという点で共通していたのだと思います」(同)

 今年8月いっぱいで退所するKis-My-Ft2の北山宏光や、9月いっぱいで退所の元King & Prince・岸優太の合流も噂されており、実質上のジャニーズ事務所分裂騒動となるのかどうかも注目されているが、はたして……。

宇原翼(ライター)

雑誌、ウェブメディアの編集を経て、現在はエンタメ系ライター。

うはらつばさ

最終更新:2023/07/12 12:00
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