SMAP再結成に現実味? キスマイ藤ヶ谷が「SMAPは必要」と熱弁、元メンバーたちも…
#SMAP #藤ヶ谷太輔
Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔がSMAP愛を語り、「今の日本にはSMAPが必要」などと発言したことが話題になっている。
藤ヶ谷は以前からSMAP愛を見せてきたが、7月1日放送のラジオ番組『藤ヶ谷太輔 Peaceful Days』(ニッポン放送)でもその想いを爆発。熱烈なSMAPファンの母親を持つというリスナーからのメールが紹介され、SMAPを追っているうちに弟分グループであるKis-My-Ft2にも興味を持ったという内容に対し、藤ヶ谷は、「僕もデビューしてSMAPさんと一緒にお仕事させていただく機会がすごく増えて。僕らKis-My-Ft2をたくさんの方に知っていただける一番大きなきっかけになったのは、SMAP兄さんなんですよ。SMAP兄さんのおかげで知っていただけたし、学べることがあった」とSMAPへの感謝を述べた。
続けて藤ヶ谷は、「今でも好きだね、SMAP。僕がこんなこと言うのあれだけど、再結成してほしいよね。望んでます。そのうちのひとりです、僕も」と再結成への思いを吐露。さらに「今まで何となく言わずにいたけど、“お前が言うんかい”ってなるかもしれないけど、思ってるから言いたいよね。“SMAP再結成、どこかで”って思ってますよ。SMAPは必要ですよ、今の日本には、世界には」と熱弁した。
これに対し、ネット上のSMAPファンからは「本当にそう、今の日本にはSMAPが必要!」「藤ヶ谷くん、立場もあるだろうによく言ってくれた」「みんなの気持ちを代弁してくれてありがとう!」などと歓喜の声が続出。
藤ヶ谷といえば、中居正広が昨年末に活動休止中は『中居正広 ON&ON AIR』(ニッポン放送)で代役を務め、SMAPの「らいおんハート」や「BEST FRIEND」などをオンエアし、グループ解散後、中居のラジオ番組で初めてSMAPの楽曲が流れたと話題に。また、自身の番組では今年2月、2023年の目標として元SMAPのメンバー全員と会うという「ひとりSMAP制覇」を掲げ、草彅剛とは昨年末に番組収録のスタジオで再会できたため、香取慎吾、稲垣吾郎と会いたいとコメントしていた。
藤ヶ谷のSMAP愛はまぎれもない本物だろうが、その一方でこのタイミングで現役ジャニーズタレントがはっきりと「SMAP再結成」に言及したことについて、さまざまな憶測も飛び交っている。
SMAPの解散は、元マネージャーの飯島三智氏が追放同然にジャニーズ事務所を退社したことが最大の原因とされ、香取、稲垣、草彅の3人は飯島氏が立ち上げた新事務所に移籍。「ジャニーズとケンカ別れした」ともいえる状況で、その経緯を考えれば、ジャニーズ側は再結成など絶対に認めないだろう。当然、所属タレントが公の場でSMAP再結成に言及するなどあり得ないことだったはずだが、今回の藤ヶ谷の発言がラジオの放送に乗ったということは「ジャニーズ事務所が言及を許す状況にある」と考えることができる。
SMAPをめぐっては、独立後もジャニーズ事務所と親密な関係にあるはずの中居正広が、4月30日のフジテレビ系『まつもtoなかい』のレギュラー化初回放送で香取慎吾と6年ぶりに共演。フジテレビはジャニーズと関係が深く、以前ならこれもあり得ないことだったため、業界の内外で驚きの声があがった。
またその1週間ほど前の21日には、同局の『人志松本の酒のツマミになる話』に稲垣がゲスト出演。「最近仕事してないのは、中居さん、木村(拓哉)さん。草彅、香取とはいつでも会える」と話し、「5年も6年もお会いしてないので、まぁちょっと会ってみたいっていうのはあるよね。ばったりエレベーターで会うとか」と言及したことも大きな反響があった。
こうした一連の変化について、業界内では「ジャニーズ事務所がイメージを変えるための起爆剤としてSMAP再結成を画策しているのでは」といった憶測も流れているようだ。
ジャニーズ事務所は現在、所属タレントの退所が相次ぎ、創業者ジャニー喜多川氏による未成年タレントへの性加害問題によって逆風にさらされているが、それ以前から「SMAP解散騒動」によって同事務所へのファンの不信感が高まっていた。とりわけ、2016年1月18日に『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)でメンバーたちが横並びで生謝罪したシーンは「公開処刑」とまでいわれ、世間のジャニーズ事務所に対する印象は急速に悪化。さらに、香取ら退所組がテレビからほぼ締め出されたことで「ジャニーズの圧力のせいでは」と疑われ、2019年には公正取引委員会が事務所を注意する事態に。こうしたネガティブなイメージを払拭するため、ジャニーズ事務所が飯島氏や香取たちと和解し、SMAPを再結集させるのではないかとの見方があるようだ。
先月には、稲垣がパーソナリティを務める『THE TRAD』(TOKYO FM)に、男闘呼組の成田昭次、高橋和也、岡本健一がゲスト出演。稲垣はこのゲストに大興奮していたが、岡本はエージェント契約とはいえ現在もジャニーズ事務所の所属アーティスト一覧に名前が載っている身であることもあり、この共演にはファンも大いに興奮した。
男闘呼組は先日、NHKの音楽番組『SONGS』で特集されたこともあり、『SONGS』のスタッフも多く関わる年末の『NHK紅白歌合戦』への出場も噂されている。男闘呼組の活動は今年8月末までの期間限定と発表されていることから、『紅白』出場となれば一夜限りの再(々)結成という形となりそうだが、男闘呼組の権利を保有するジャニーズ事務所側が許可するならすんなり実現しそうだ。となればSMAP再結成が実現する可能性も現実味を帯びてくると考えられ、このところの元メンバーの動向は注目に値するところだ。
3月放送のTBS系『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』に男闘呼組がゲスト出演した際、成田が不完全燃焼のまま活動休止になったグループを再始動させた理由について「思いとか情熱はずっとどっかにやっぱりあるじゃないですか。中居くんもそうだと思うんですけど、そうですよね? それは絶対に消えないもの」と語ると、中居は大きくうなずいていた。
こうしたタイミングで現役ジャニーズの藤ヶ谷が「再結成」に言及したことで、奇跡が起きるのではないかとファンの期待は高まっている。ジャニーズ事務所の思惑はどうあれ、リーダーの中居の胸に「SMAPへの消えない思いと情熱」があるのなら、奇跡の再会は起こりうるはず。遠くないうちに2016年末の解散から止まっていた時計が再び動き出すかもしれない。
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