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板野友美は金銭トラブルの一方…ものまねメイク「ざわちん」の“意外”な現状

板野友美、「訴訟トラブル」が波紋…“アスリートの妻”に収まるのは難しい?の画像
ざわちん(公式Instagramより)

 思わぬイメージダウン危機の憂き目に遭っているのが、元AKB48でタレントの板野友美だ。

 6月22日発売の「週刊新潮」(新潮社)により、2021年に立ち上げたコスメ会社が元共同経営者により訴えられる金銭トラブルが報じられた板野。今年3月には、夫でプロ野球選手の高橋奎二が出場したWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の決勝戦後、グラウンドで選手の家族たちと記念撮影をする場面で、板野は自身のブランドの新商品を身にまとい、アピールするように見せつけたことで、「夫を自分の商売に利用している」などと批判の声が出た。

「板野本人は報道直後『経営者として、未熟ではありましたが、後ろ指さされるようなことは一切していませんので、ご安心下さい』とツイート。実際、板野の会社サイドは反対債権がある、元共同経営者の会社から帳簿類が戻ってきていないなどと反論、正当性を主張しており、揉めそうな雰囲気です」(芸能記者)

 夫が所属するプロ野球・東京ヤクルトスワローズ側も板野の“騒動”には眉をしかめているというが、一方で、板野らの「ものまねメイク」で一躍有名になったタレントのざわちんはただいま絶好調なのだとか。2010年代前半、「板野友美らしき人物がいた」という“目撃情報”がSNSで拡散されたことをきっかけに、マスクを着けた状態で目元のメイクで芸能人に似せるというメイク芸が話題となり、一時はテレビにも引っ張りだこだったざわちん。ここ数年はあまり公の場で見かけなくなっていたが……。

「実は今はメイクアップアーティストとして再ブレイク中です。タレントとしてはマスクを外しての芸能活動を始めるなど2010年代後半はやや迷走気味でしたが、マスクでの生活を強いられたコロナ禍が転機に。改めてざわちんのマスクメイク術が注目され、需要が急増。2020年には彼女がイメージキャラクターを務めたマスクが累積販売枚数100万枚を突破するなど波に乗った。他社のマスクブランドのアンバサダーも務めています。イベントや講演需要も高まっており、美容学校やコスメ会社などの主催でセミナーもちょくちょくやっていますね。マスクによる肌荒れ対策も、マスクメイクを長年やってきた彼女だからこそ説得力がありますし、“マスク依存症”だった頃の悩みや自分のルックスへのコンプレックスを明かしている彼女には、アフターコロナでマスクを外すことに抵抗がある人へのアドバイスもできますから」(芸能ライター)

 さらに新たな分野にも乗り出していた。

「実は彼女は仕事を終えてから朝までプレイするほどのゲーマー。2020年に結婚したお相手ともオンラインゲームで知り合ったといいます。夫がeスポーツの上級者であったことが影響してか、『メイクを極めたので、ゲームも極めたい』と語り、約100人を擁するeスポーツチーム『ArowZ Bros.』を2020年に結成して総監督に就任。ただ、女性タレントによる応援隊をつくったりと頑張ってはいたものの、2022年2月までに内部の主要チームが解散してしまっており、eスポーツ関連の投稿もすっかり姿を消したので、こちらは手を引いてしまったようですね」(同)

 また、中国への進出も意欲的だったという。

「2016年に化粧品会社の仕事で上海でものまねメイクを披露したところ、これがバズり、急きょ主演映画が決定。わずか10日間で撮り切った作品は2017年2月に公開され、配信ランキングで1位になったといいますが、驚くほど評判は聞こえてきません。合わせて“中国版Twitter”のWeiboのアカウントを開設したものの、数カ月で更新が途絶えてしまいましたが、2019年にライバー事務所と組んで再進出。Weiboも同年に更新を再開させて熱心に取り組み始め、中国の人気女優や木村拓哉のものまねメイクがプチバズりもしましたが、思ったような成果が出なかったのか、あるいはコロナ禍で考え直すところがあったのか、2020年4月頃から更新頻度が下がり、2021年の1月以降は放置されており、事実上の撤退でしょうね。とはいえ、昨年10月には大阪での美容イベントで中国メディアからの取材も受けたようなので、機会があれば再々進出もありえそうですね」(同)

 メイクという強力な武器を持つだけでなく、eスポーツ、中国市場と“トレンド”の開拓にも余念がないざわちん。このままいけば板野を追い抜く日も近い?

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2023/07/04 07:00
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