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あの駄菓子「タラタラしてんじゃね~よ」とエースコックの謎コラボカップ麺3連発!

あの駄菓子「タラタラしてんじゃね~よ」とエースコックの謎コラボカップ麺3連発!の画像1
筆者撮影、以下同

 カップ麺はその機動力の高さを活かし、定番商品のみならず、名店の味を再現してみたり、アニメとのタイアップ商品を出してみたり、ラーメン以外の製品とコラボしたり、連日大忙しです。

 今回は、よっちゃん食品工業の駄菓子「タラタラしてんじゃね~よ」とコラボしたエースコックのカップ麺、「タラタラしてんじゃね~よ味焼そば」と「タラタラしてんじゃね~よ カレー味焼そば」、そしてセブン-イレブン限定の「タラコタラコしてんじゃね~よ焼そば」の3品をレビューします。

よっちゃん食品工業とエースコックのコラボカップ麺

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「タラタラしてんじゃね~よ」の激辛味(左)とカレー味(右)

「タラタラしてんじゃね~よ」は、よっちゃん食品工業が製造販売する珍味駄菓子の大定番。カットしたタラシートに味付けをして駄菓子にした商品で、ゴルファーのしぶここと渋野日向子選手がラウンド中に食べていたのがテレビ中継で映り、話題を集めたことでもおなじみです。

 現在は、ノーマル味的な扱いの「(エスニック風味)激辛味」と「カレー味」の2フレーバー展開で、カップ麺もこの2味が再現されています。そしてもうひとつ、セブン限定「タラコタラコ」は実際のフレーバーを再現しているわけではなさそうですが、よくよく考えるとタラとたらこは親子関係にありますよね。

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2016年に出ていた「スーパーカップ大盛り カットよっちゃん風いか焼そば」

 よっちゃん食品工業とエースコックは以前にもコラボしており、2016年には「スーパーカップ大盛り カットよっちゃん風いか焼そば」という商品が出ていたことがあります。おいしいかどうかは置いておいて、カップ焼そば離れした猛烈な酸味で「カットよっちゃん」の味をやりすぎなくらい再現しており、かなりファンキーな商品だったことを記憶しています。

再現性高し! エースコック「タラタラしてんじゃね~よ味焼そば」

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エースコック「タラタラしてんじゃね~よ味焼そば」(2023年6月26日発売)

 ひとつめは、「(エスニック風味)激辛味」を再現した、「タラタラしてんじゃね~よ味焼そば」236円(税別)。3商品のうち、まずはこれを手に取る人が最も多そうな、あのおなじみのギタリストキャラが描かれた商品です。

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「タラタラしてんじゃね~よ味焼そば」完成

 豆板醤の味をベースに、魚介を加えたソース。やや強めの塩気やピリ辛によって本物の「タラタラしてんじゃね~よ」の再現性が高いです。塩気は強めですが、この塩気の強さが駄菓子の再現性の高さにつながっています。

 具として入っているのは、「タラタラしてんじゃね~よ」風のタラシートをカットしたものと唐辛子。これまでのお菓子の味を再現したカップ麺では、実物のお菓子を頑なに入れない傾向が強かったですが、今回は一見、本物の「タラタラしてんじゃね~よ」が入っているように見えます。

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カップ麺のもの(左)と「タラタラしてんじゃね~よ」(右)

 実際の両者を比べてみると一目瞭然、まったく異なっているとこがわかります。さすが本家「タラタラしてんじゃね~よ」は厚みがあり、単体でも濃い味がつけられていますが、カップ麺の具はソースと合わせることが前提のためか、味付けは薄味のシンプルな塩味です。

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本物の「タラタラしてんじゃね~よ」を投入してみた!

 カップ麺に本物の「タラタラしてんじゃね~よ」を投入してみました。ソースの塩気が強いなのに、さらに塩気の強い駄菓子を入れてしまうと、塩気の大渋滞が勃発。別にメーカーがオススメしている食べ方でもなく勝手にやっただけなので、おとなしくそれぞれ別個に食べるほうが無難ではないでしょうか。

意外と本格スパイシー! エースコック「タラタラしてんじゃね~よ カレー味焼そば」

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エースコック「タラタラしてんじゃね~よ カレー味焼そば」(2023年6月26日発売)

 続いては「カレー味」を再現した「タラタラしてんじゃね~よ カレー味焼そば」236円(税別)。ノーマル味に比べると「カレー味」はどこでも売られているわけではありませんが、ドンキなどに行くと買うことができます。

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辛さは辛口と激辛の中間?

「カレー味」のパッケージには辛さレベル的な図が描かれていて、これを見ると辛口と激辛の中間とのこと。ただ、ノーマル味の「(エスニック風)激辛味」と辛さはそれほど違わないので、辛さ設定はブレブレのように見えました。

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「タラタラしてんじゃね~よ カレー味焼そば」完成

 ソースは魚介の風味を効かせたピリ辛味ですが、ソース自体にカレー味はついていません。別添の「ふりかけ」に入ったカレー粉によってカレー味に変化します。駄菓子の「カレー味」は塩気が強めのベタなカレー味なのに対し、カップ麺のカレーはスパイス感が強く、少し傾向が異なっていました。本格スパイシーながら、ノーマル味に比べると塩気がおとなしくて食べやすいです。

「ふりかけ」に入った、カットされたタラシートの具はカレー粉がまぶされています。見た感じ、駄菓子とよく似ているので、こちらもじっくり比較してみます。

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カップ麺のタラ(左)と「タラタラしてんじゃね~よ カレー味」(右)

 見た目はかなり似ていますが、やはり駄菓子のほうが肉厚で味が濃いです。カップ麺のタラにもカレー粉がついているものの、ソースと合わせて食べるのを前提としているため、単体で食べるには塩気が足りません。駄菓子とはまったく別物だったので、“カップ麺には実物のお菓子でなく、よく似た謎の物体が入っている伝説”は継続中です。

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本物を投入してみた!

 こちらにも、本物の「タラタラしてんじゃね~よ カレー味」を入れてみました。普通味ほどソースの塩気が強くないため駄菓子を入れても塩辛くはならず、むしろカレーの味が濃くなってさらにおいしくなったように感じました。カレー味には実物投入をオススメしたいです。

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