小室ファミリー衰退期のあおりを受けた…tohko、まだ歌手活動していた!
#小室哲哉
まだ芸能活動をやっていたのか――!?
そんな声が聞こえてきそうなのが、1990年代に小室ファミリーの一員としてデビューした歌手のtohkoだ。彼女は20日、『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演。久しぶりのテレビへの登場に、ネットには驚きの声があふれた。
「tohko(デビュー時はトーコ)は青山学院大学在学中の98年、小室哲哉と日向大介の共同プロデュースによるシングル『BAD LUCK ON LOVE~BLUES ON LIFE~』でデビュー。この曲はオリコンチャート14位を記録し、30万枚を売り上げました。音楽チャートで10位内に入らずとも30万枚も売り上げてしまうのだから、この当時はいかにCDが売れていたかわかるでしょう。もっとも、小室ファミリーならミリオンセラーが当たり前だった時代なので、彼女のデビュー曲は成功とは言い難かった」(音楽ライター)
小室は自身のバンド、TMN(TM NETWORK)が終了した94年前後から篠原涼子、trf、hitomi、内田有紀、H Jungle with t、globe、華原朋美、安室奈美恵といったアーティストの楽曲を多数プロデュース(作詞、作曲、編曲も併せて行うことが多かった)。
彼らにプロデュースを受けたアーティストらは「小室ファミリー」と呼ばれ、ブームが絶頂を迎えた94~97年には小室プロデュースの楽曲がオリコンチャートの上位を埋め尽くすほどだった。
ただ、ブームの終焉もあっという間だった。97年に入ると、プロデューサーとして契約していたエイベックスとの関係が悪化したため自身のユニット、globeの活動が一時停滞。翌98年になると、小室ファミリーからメンバーが欠けるようになる。
「TRFやhitomiらのプロデュースから撤退し、小室ファミリーの中心的存在だった安室奈美恵は出産のため休業、さらに恋人でもあった華原朋美とも破局し、彼女たちの不在とともに小室ブームは急速に萎んでいきました。tohkoのデビューした98年はそんな時期で、ブーム衰退の煽りをモロに受けて不運でした。この年は彼女のほかにも、鈴木あみ(亜美)と未来玲可が小室プロデュースでデビューしましたが、やはりブーム全盛期のような勢いはありませんでした」(同)
そんなtohkoは舞台女優に転じた時期もあったものの、現在も歌手活動を続けている。
過去には汚部屋に住んでいるとして、『有吉ゼミ』(日テレ系)に出演したこともあった。初出演だったという『さんま御殿』では、たけし軍団の松尾伴内と親しいという情報でMCの明石家さんまを驚かせ、自身のYouTubeチャンネルで松尾の楽曲をカバーするも再生回数は1,000回程度で、「いまいち伸び悩んでいて、再生回数が」と苦笑いだった。
楽曲も配信されている今、懐かしの小室ファミリーとして露出をふやし、再ブームを狙えるだろうか?
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