広末涼子のCM降板で業界大混乱!“得する”俳優は?
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週刊誌で、レストランオーナーシェフの鳥羽周作氏との不倫疑惑を報じられた俳優の広末涼子。この騒動後すぐに各社からの「CMの降板」が発表された。
広末の現在の CM出演料は1社あたり4000万円程度。現在は4社との契約があった広末は各社との契約金を鑑みると、1億5000万円から2億円程度の違約金が発生すると目されている。
近年は、主演作を含めた映画やドラマの出演が続くなど、再ブレイクしていた広末。ことCMに関しては、この春から契約開始したものが多く、業界関係者の落胆は大きいという。
「スキャンダル前まで契約していたのは、キリンビール、エドウィン、ゴディバジャパン、日本和装の4社。エドウィンは俳優業を、半ば引退していた坂口憲二を引っ張り出してきた意欲作。当該商品の発売25周年を記念し、キャンペーンを展開していただけに出鼻をくじかれた格好です。それ以上に大きなインパクトがあったのが、キリンビールの『本麒麟』。2018年の発売以来、俳優の杏を起用してきましたが、この春から広末へとキャスティングを一新。主力商品として出稿量も多く、うまく軌道に乗れば、広末のCM契約数も二桁に乗るのではというのが、事務所の皮算用だったはずです」(広告代理店関係者)
わずか1カ月で出向停止とあいなったわけだ。
「クライアントと代理店が、パニック状態になっていることは想像に難くありません。ビール系飲料の販売数は、これから夏にかけてが販売のピーク。現在はタモリと満島真之介が出演していますが、女性への販売促進も行いたい中で、今回の件は大きな痛手。関係者内では、現在同社の別商品(『キリン一番搾り』)に出演中の石田ゆり子が暫定的に出演するという話も出ています」(前出・広告代理店関係者)
ちなみに本件にとどまらず、広末と石田には縁があるようだ。
「広末は、宝くじCM(MEGA BIG)へのキャスティングが進んでいたと言われています。そのCMに現在、出演しているのは、石田ゆり子。50代の石田から、40代の広末へ世代交代をはかっていましたが、今回の一件でもちろん白紙になりました」(CMディレクター)
石田サイドからすれば、広末の件で“延命”し、胸をなでおろしているはず。その他にも、今回の不祥事で、“得した”タレントもいるはず。
「広末と同じく1980年生まれの俳優。例えば小池栄子や江口のりこあたりは、今後キャスティングに名前があがることが増えるでしょうね。もともと、40代前半の“広末世代”は、篠原涼子や松嶋菜々子らに比べると、やや層が薄かった印象。今回の一件で、同じく40代前半の柴咲コウなどからしても『ライバルが減った』状況でしょうね」(前出・CMディレクター)
広末に関しては、舞台や映画などの媒体での復帰も囁かれているが、ことCMに関してはここしばらく、出番がなさそうだ。
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