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「週刊現代」よ、パワハラは編集部を暗くする。踊れ、踊れ!

テレ朝でまたセクハラ事件「下の毛は剃ってる?」

 ところで、最近銃を使った犯罪が多発しているように思う。手製の銃もあれば、散弾銃、今度は自衛隊で射撃訓練中に18歳の自衛官候補生が89式小銃を3等陸曹や1等陸曹に発砲して死に至らしめ、別の3等陸曹にも重傷を負わせた事件が発生した。

 自衛隊の、それも射撃訓練中に起きた殺傷事件は、動機が分からないために不気味である。

 文春は匿名だが、新潮は、

「瞬時に3人を殺傷したが、制圧もされず、大量の銃弾を手にしていたら……。一体、どんな惨事が続けて起きていたかわからない。

 18歳の候補生は殺人容疑で送検されたが、少年法が改正された現在も、起訴前とあっては氏名が公表されない。しかし、事件や結果の重大性に鑑みるなら、その素性や関連する事実関係は速やかに詳報されて然るべきであろう」

 として、容疑者の氏名も高校時代ではあるが写真も公開している。

 かつては、女子高生コンクリート殺人事件で、文春が「鬼畜のような犯行」だと高校生たちの実名を公表して問題になった。

 酒薔薇聖斗事件では、犯人が14歳にもかかわらず、新潮社のFOCUS(2001年休刊)は実名と顔写真を公開して、やはり大きな問題になった。

 それに比べると、今や18歳は成人だから、私の個人的な考えだが実名公表は致し方ないのではないか。

 この18歳の容疑者、複雑な育てられ方をしてきたようだ。両親はいるが貧しいため児童養護施設に預けられたり、複数の里親に預けられていたという。

 だが、自転車が好きで、ロードバイクに乗っていたり、ソニーのプレステ4を持っていたり、カラオケにも行っていたそうだ。

 だが戦争に興味を持つようになり、ゲームも戦争もの一色になっていった。

 高校時代は自衛隊に入るといい、入隊試験対策の勉強を熱心にやっていたという。

 その夢がかなって自衛隊に入り、これからというときになぜ? 彼の心の闇を解明しなければ、第2、第3のこういう人間が出てくるのは間違いない。

 

 さて、小さな2ページの記事だが、内容はすごい!

 テレ朝では、2019年に「報道ステーション」の現場トップの桐永洋CPが、女子アナの森葉子アナを自宅マンションまで送り届けた途端、彼女に抱きつきキスを迫ったというセクハラで更迭された。

 だが再び、テレ朝でセクハラ事件が起きているというのである。しかも、その人間は番組のコンプライアンスを審査する「番組審査室」の冨永勝也(59)という御仁だそうだ。

 被害に遭った元アイドルグループ出身の女優(25)がいうには、2020年2月に、彼女が歌や手品を披露するミニライブ会場で、マネージャーに引き合わされたそうだ。

 4カ月後に、冨永に誘われてライブバーに行った。するとそこで、漫画の実写版の制作が予定されていて、なんらかの役で入れ込めるかもしれないといったという。

 それをちらつかせた後は、「下の毛は剃ってる?」などという下ネタばかりを連発。

 だが、実写版への出演ができるかと思い、何度か付き合ったが、それ以上のセクハラ被害には遭わなかったという。

 だが銀座のスポーツバーに顔を出さないかと呼び出され、イベント会社の社長らと飲んでいるところに行くと、いきなり顔を近付けてきてキスをされたそうだ。

 さらに踊ろうとフロアに引っ張られて、両腕を押さえつけ口の中に舌を捻じ込んできたという。

 さらにエスカレートしていく。脚本も書けるというコラムニストとレストランで打ち合わせしていると、「冨永さんがおもむろにスカートのなかに手を突っ込んできた。下着も露になるくらいで、何度手を払いのけても触るのをやめませんでした」。コラムニストは見て見ぬふりをしていたのだろうか? だとしたら共犯だな。

 実写版の企画は実現せず、彼女は冨永に慰謝料を求める裁判を起こすつもりだという。

 これが事実だとすれば、テレ朝のモラルも地に落ちたか? 否、もともとそういう体質なのだろう。

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