トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ  > ゲームファン拒否のワケ

ハリウッド版『龍が如く』竹内涼真主演報道、ゲームファン拒否のワケ

ハリウッド版『龍が如く』竹内涼真主演報道、ゲームファン拒否のワケの画像1
竹内涼真 公式Instagramより

 俳優・竹内涼真に関する一部週刊誌の芸能記事を受け、セガの人気ゲームシリーズ『龍が如く』のファンの間で波紋を呼んでいる。

 ゲームファンから注目されているのは、6月20日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)に掲載された「竹内涼真(30)『龍が如く』実写化主演で伝説のヤクザに」と題した記事。

 記事は、実写映画『龍が如く』の撮影が東京・六本木のナイトクラブで行われたことを伝える内容で、この日は主人公・桐生一馬役の竹内のほか、桐生の幼なじみのヤクザ・錦山彰役の賀来賢人、メインキャストの青木崇高も参加していたという。

『龍が如く』の実写化といえば、過去に北村一輝が桐生を演じた『龍が如く 劇場版』(2007年)がある。

 さらに2020年9月、セガはハリウッドでの映像化プロジェクトが始動したことを発表。今回の記事を見る限り、どうやら竹内が主演するのはこのハリウッド版のようだ。

 今回の報道をめぐっては、ネット上の竹内ファンから「ハリウッドの作品で主演!? 涼真くん、すごすぎ!」「本当だったらうれしい」と歓喜の声が上がっている。

 一方、『龍が如く』の熱心なファンの間では、「マジで実写はやめてほしい。ましてや竹内涼真は全然違う」「竹内涼真の甘い顔で、桐生一馬の渋みが出るとは思えない。ちょっとはキャラクターのイメージに寄せてほしい」「どう考えても、竹内涼真と賀来賢人の配役は逆のほうがいいだろ」などとさまざまな意見が飛び交っている様子。

 さらに、15年に上演された舞台版では、桐生を滝川英治(20年に俳優を引退)、錦山を佐野岳が演じていたが、これを評価するファンからは「錦は佐野のままでいいだろ」という声もあるようだ。

 なお竹内といえば、14年~15年に放送された『仮面ライダードライブ』(テレビ朝日系)で連ドラ初主演を果たして以降、“さわやか系イケメン俳優”としてブレーク。

 しかし、20年6月に俳優・三吉彩花との熱愛が「フライデー」(講談社)に報じられた際、同時に元恋人・吉谷彩子との間で起きた金銭トラブルや、吉谷を自宅から追い出したことも報じられたことから、非難の声が集中。

 その後も、今年3月に竹内が自家用車の駐車マナーを守らないことから、ご近所トラブルに発展していることが「女性セブン」(小学館)に報じられるなど、かつてのさわやかなイメージとはかけ離れた私生活が注目されることも少なくない。

 ただ、本人はパブリックイメージと“本当の自分”のギャップがあることをメディアでたびたびアピールしており、イメージチェンジを狙っている印象もあった。もし、ヤクザ世界を描く『龍が如く』が竹内の主演作としてヒットすれば、俳優としての“脱皮”に成功しそうだ。

 今のところゲームファンからの拒否反応も目立つ、『龍が如く』のキャスト報道。今は正式発表を待ちたい。

仲宗根由紀子(エンタメ系ライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

なかそねゆきこ

最終更新:2023/06/27 11:00
ページ上部へ戻る

配給映画