おぎやはぎ・小木が珍しく芯を食ったコメントでざわつく不倫スキャンダル
#お笑い #ラジオ #おぎやはぎ
おぎやはぎの小木博明が15日深夜放送の『おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)で、女優の広末涼子と人気シェフの鳥羽周作氏とのダブル不倫騒動について発言した。
この件で小木がとりわけ問題視したのは、彼女が鳥羽氏に宛てたとされる“ラブレター”が、不倫スキャンダルを報じた「文春オンライン」(文藝春秋)に流出したことだ。
同サイトに掲載された直筆ラブレターとは、「こんな風にひとを好きになったのは初めて」などと、広末が赤裸々に綴ったもの。当初は交際を否定していた広末と鳥羽氏も、これによって世間に対して不倫を認めざるを得なくなり、謝罪に追い込まれてしまった。
こうした私信の流出について、小木は「交換日記を散々やってきた世代だし、交換日記の重みを知っている人間から言わせてもらうと、これを出されちゃうとプライバシーに関わってくるよ。(プライバシー)侵害ですよ」と指摘。さらに続けて、「それを発表するってことは、集団イジメだよ。だからこれ、大人たちが集団でイジメてるとしか思えないね」と苦言を呈した。
「有名人である広末と鳥羽氏のホテルでの密会を不倫だと、文春が報じるのはいい。しかし、世の中的にはそこまでで十分だし、真相なんて当事者に近い者以外はどうでもいいこと。本来、プライベートであるべき私信の内容を世間に詳らかにしてまで、2人に不倫を“白状”させる必要はなかった。例えば、2人が虚偽の報道だと文春を訴えたりした場合には、文春側が報道の信憑性を示す根拠として、取材の過程で知り得た私信の内容を裁判で明らかにしたりするのはアリかもしれませんが……。不倫は犯罪でもなければ、不法行為でもありません。2人からすれば、メディアにそこまで追及される筋合いはないでしょう」(新聞記者)
文春の報道を受けて、著名人らも次々に反応。音楽クリエイターのヒャダインが「不貞であろうと手書きの手紙(恋文)を全世界に晒し上げられるのはキツイ」と述べれば、作家の乙武洋匡氏も「さすがにラブレター公開はやりすぎ」とツイート。そして、「秘め事の私信を世間に晒すということのほうが、よほど倫理にもとることではないか」と指摘するのは、タレントの松尾貴史だ。
「文春もさることながら、後追いするメディアの広末へのバッシング報道もイジメと言うしかありません。まさに小木の指摘する通りです。テレビやスポーツ紙は犯罪でも何でもない不倫ぐらいであんなに広末を叩くのに、明らかな犯罪であるジャニーズの性加害問題については、これまで見て見ぬ振りをしてきたわけですからね。他人の不倫を責める前に、自らの倫理観を省みてほしいものです」(同)
SNSやブログをやらない小木は“炎上上等”とばかりに、おぎやはぎがパーソナリティを務めるラジオ番組や以前レギュラー出演していた『バイキング』(フジテレビ系)などで、歯に衣着せぬ物言いがネットニュースを騒がせてきた。
その多くは深く考えない適当な発言だったりするのだが、今回ばかりは世の風潮に一石を投じる“芯を食った”コメントだと言えなくもない。
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