新井恵理那、産休準備への見事な対応と今後
#女子アナウンサー
先頃、結婚・妊娠を発表したフリーアナウンサーの新井恵理那だが、5月27日にはお天気キャスターとして9年2カ月にわたってレギュラー出演してきた『情報7daysニュースキャスター』(TBS系)を出産準備のため降板した。
新井アナといえば、ニホンモニターが2022年に発表した「2022テレビ番組出演本数ランキング」では14位にランキングされ、出演番組は404本を数える。この数字は女性タレントではトップで、まさに超売れっ子と言っていい。
それだけに『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)や『所さんお届けモノです!』(TBS系)、『ナゼそこ?』(テレビ東京系)など、複数のレギュラー番組を抱えてきた。
新井アナは秋頃に出産を予定しており、遅くとも夏までには産休に入るとみられている。ということは、これらレギュラーに穴を空けることになるわけだが、出産後は番組に復帰する産休なのか、それとも出産を機に番組を降板してしまうのか、注目が集まるところだ。
「新井アナはああ見えて、なかなかの苦労人です。女子アナの登竜門である青山学院大学のミスコンでグランプリを獲得するも、民放キー局のアナウンサー採用試験に全敗。フリーアナとしても決して短くない下積み時代を乗り越えて、現在の地位にまで登り詰めました。それだけに出産のために番組を降板して、レギュラーを失うのは避けたいところ。代役を立てて産休という形にして、出産後は番組復帰を果たしたいはずです。特に総合司会の大役を担う『グッド! モーニング』だけは、何が何でも失いたくないでしょう」(スポーツ紙記者)
それは昨秋、現在の夫との熱愛スキャンダルを報じられた際の新井アナの対応からも窺える。彼女は自身のSNSで報道は間違った内容が多く、盗撮されて勝手に書かれたものだと断じ、プライベートを晒されたと怒りを滲ませながら、強い不快感を表明したものだった。
それから半年を経て、結婚と妊娠のダブルおめでた発表に至ったわけだが、『グッド!モーニング』では新井アナからの生報告だけでなく、10分以上にわたって“結婚特集コーナー”を大々的に放送。視聴者からは番組の私物化だと批判が集まった。
特にスキャンダルが報じられたときには、プライベートを勝手に晒されたとマスコミを断罪していたくせに、今度は一転して番組内で結婚・妊娠というプライベートな部分を自ら率先して晒したのだから、“ダブルスタンダード”というしかない。
「ただ、新井アナの気持ちもわからないわけではないんです。彼女があれほど怒ったのはプライベートが晒されたからではなく、要は各方面への“根回し”が済んでないうちに熱愛を報じられたからなんです」(同)
彼女ほどの人気者ともなると、熱愛による影響が『グッド!モーニング』に及ぶことを配慮しなくてはならないということだろう。特に結婚を視野に入れているのであれば、出産・育児の際の対応も番組側と事前に調整しておかなければならない。
「熱愛が報じられた時点では、恐らくテレ朝側は何も知らされてなかったのでは。新井アナと所属事務所のセント・フォースとしては、彼女の出産・育児期間中は同じ事務所の代役を立てて“産休”という形で根回しするつもりだったのだと思います。ところがその前に熱愛が外部に漏れてしまったために、新井アナは焦りのあまり怒りを露にしてしまった。下手をするとレギュラーを失い、キャリアを危うくしかねなかったわけですからね。また結婚・妊娠を発表後、番組内でプライベートを積極的に晒してみせたのも、出産後の番組復帰を見据えてのことでしょう」(同)
近く出産・育児を控える新井アナだが、『グッド!モーニング』を始めとするレギュラー番組側の対応は、未だ明らかになっていない。出産後はレギュラーを全て失ってしまった、なんてことにならないよう祈りたい。
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