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X JAPANのYOSHIKIソロシングル延期で弁明も…バンドはすでに崩壊か

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X JAPANのYOSHIKI(写真/Getty Imagesより)

 X JAPANのYOSHIKIが19日、7月21日にリリース予定だったソロシングル「Requiem(レクイエム)」の発売を延期することを自身のツイッターで発表した。

「これまでにもX JAPANのニューアルバムを『出す、出す』と言いながら発売延期を繰り返し、リリースすることなく20年も引っ張り続けているYOSHIKIだけに、シングルの発売延期なんて“通常運転”でしょう。ファンも今さら驚きませんよ(苦笑)」(音楽ライター)

 さまざまな口実を設けて、X JAPANのアルバム発売を拒んできたYOSHIKIだが、今回のシングル発売延期の理由は「曲の終わり方が決められない」というもの。同シングルは、2022年5月に実母を亡くし、悲しみに暮れていた最中に作曲したという追悼曲。亡き母への思いが強すぎて、心の整理がつかないのだそう。

 もっとも、YOSHIKIも度重なるリリース延期でファンを裏切り続けてきた前科があるだけに、「色々と批判もされているけど、俺、本当に命を削って頑張っているよ。ファンのみんな、信じて欲しい」と弁明していた。

「リリース延期の理由に亡くなったお母さんを引き合いに出されると、さすがに突っ込めないですよね。もちろん悲しい気持ちは理解できますが、そうした私情を差し挟むのは、プロとしていかがなものか。駆け出しの新人ならいざ知らず、YOSHIKIは40年以上のキャリアを誇る超ベテランですからね。しかも作曲もまだ終わってないというのだから……」(同)

 同シングルのリリースは先月16日に米グラミーミュージアムでの会見で発表されたが、同時にソロとして9年ぶりのワールドツアーの開催、そして7月28日にX JAPANとして新曲「ANGEL」のリリースも明らかにしている。

 もっとも新曲と言いつつ、「結構、昔に書いた」とYOSHIKIが語ったように、過去のX JAPANのライブでも演奏されたこともあるファンにはお馴染みの楽曲だ。古い音源をそのままリリースするのか、新たに録音し直すのか。

「X JAPANは現在休止状態で、ToshlとYOSHIKIの関係は最悪だとされています。実際、昨年12月に放送された『プロフェッショナル 仕事の流儀“YOSHIKI スペシャル”』(NHK総合)では、ToshIが自身の映像の使用を許諾しなかったために、バンドの演奏シーンが放送できませんでした。こんな状況ではToshlが昔の音源を使わせるわけがないし、ましてや新たにレコーディングに参加したとも考えづらい。実際、会見で披露された新曲はフィリピン人シンガーがボーカルでしたからね」(同)

 純粋な新曲ではないし、演奏するのもToshIが参加しないX JAPANとは名ばかりのバンドになりそう。

 X JAPANの名前を利用してワールドツアーで荒稼ぎを目論んでいるだけ、との声もファンの間からは上がっている。さらには今回のソロシングルの遅れ、一向にリリースされる気配がないX JAPANのニューアルバム……。どこまでファンの期待を裏切り続けるのだろうか。

マキタカフミ(ライター)

大分県出身。大学卒業後、金融専門紙記者や経済誌編集者を経てフリーライターに。「週刊SPA!」(扶桑社)、「実話ナックルズ」(大洋図書)、「一個人」(KKベストセラーズ)などに執筆。その分野は経済からエンタメ、グルメまで多岐にわたる。 著書に『神奈川あるある ご当地あるある』(TOブックス)など。

まきたかふみ

最終更新:2023/06/24 11:00
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