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松本まりかもプチ炎上…プロ野球の始球式はタレントの「やりたくない仕事」か

松本まりかもプチ炎上…プロ野球の始球式はタレントの「やりたくない仕事」か?の画像1
松本まりかInstagram(@marika_matsumoto)より

 プロ野球が盛り上がりを見せ、さまざまなタレントが始球式を行う様子が連日メディアで報じられている。野球にさほど興味がない人でも、テレビやネットニュースで一度は見たことがあるであろう始球式。最近では、球団とさほど関係のないタレントでも呼ばれることが多くなっているという。

「そもそも始球式とは、球団に関連性の高い自治体の知事や市長が記念行事として行うのが普通でした。ですが、いつからかタレントが務めるようになり、各球団がPR効果の高い芸能人を取り合っている。これまでは、球団の熱心なファンだったり、仕事で関わりのあるタレントが務めていたので観客も歓迎ムードだった。ただ、最近ではよくわからない理由で始球式を行うタレントが増え、炎上するケースも増えています」(スポーツ紙記者)

 スポーツ紙などのネット版では、女優やアイドルが「ノーバン」で始球式を終えたと「ノーパン」に空目させるタイトルで煽るのが通例になっている。

 ブッキングする球団側は、テレビやスポーツ紙で確実に取り上げられる名の知れたタレントを奪い合う。そのため、無理やりすぎる人選で失敗するケースも増えているとか。

「2019年、イメージキャラクターを務める食品会社のPRで登場した鈴木奈々の始球式が大炎上したことは有名。当日は、マスコミも多かったので鈴木はサービス精神でネタを披露したが、試合を遅らせたとして大ブーイングを受けることに。最近でも、女優の松本まりかが6月4日に東京ドームで行われた試合で始球式に登場。サブマリン投法を披露してマスコミに取り上げられました。ただこの始球式では、マウンドを足で荒らしたことや、ロジンバックを使ったことにSNSでプロ野球ファンから批判が起きた。サブマリン投法が気に入らないファンも多かったようで、プチ炎上したんです(苦笑)」(同上)

 プロスポーツの中でも、特にうるさ型のファンが多いことで知られるプロ野球。Twitterを中心としたSNSが発展したことで、こういったファンからの“苦情”が目立つようになっている。

 ここ最近では、始球式を務めるタレントのファンにまで物申すプロ野球ファンもいる始末だ。

「ジャニーズタレントが始球式に登場する場合は、チケット争奪戦が起きてプロ野球ファンが球場に行けなくなりクレームが起きやすい。また、ジャニーズタレントには中高生の低年齢層を中心にモラルが欠如したファンも多く、球場内での行動にも非難の声がたびたび出ます。始球式が終わったら試合を見ないで帰るファンもいて、熱狂的な野球好きからは、ジャニーズの始球式は辞めてほしいという声が出るほどです」(週刊誌記者)

 何かと問題が起き始めている始球式。最近では、ブッキングされるタレントが所属する芸能事務所も断るケースが増えているという。

「かつては、プロ野球人気も絶大で、始球式をすればワイドショーなどで取り上げられることも多かった。タレントも宣伝効果が高く、顔を売るにはピッタリな仕事でした。でも、最近では地上波で放映されないこともあり、スポーツ紙もネット版のみの掲載も増えてきた。タレントとしたらギャラも高額なわけではないですし、炎上のリスクもあるのでなるべくやりたくない仕事になっています」(芸能プロ関係者)

 そんな中でも、特に野球に興味がないにも関わらず、始球式でファンを増やしたのが、元乃木坂46の秋元真夏だという。

「秋元は乃木坂46に在籍していた22年に、楽天生命パークで始球式に参加。その様子は、『PacificLeagueTV』の公式YouTubeで公開され、現在は300万を超える再生数を記録しています。秋元は、さまざまな禁止事項を確認して、その上でなるべくマウンドを汚さない配慮をした。さらに、バックスクリーンに投げようとする真夏さんらしい“ボケ”はあったものの、所定の時間よりも早く撤収し、最後まで球場のプロ野球ファンに頭を下げていた。野球へのリスペクトを感じるもので、プロ野球ファンからも絶賛されたんです。ただ、本人の育ちのよさやキャラもあってのことで、秋元のように愛される始球式ができるのはごく稀なことでしょう」(スポーツ紙記者)

 芸能界からは少しずつ距離を置かれ始めているプロ野球の始球式。やりたいタレントが少なくなり、同じ芸能人が毎回始球式を行うなんてことに今後はなってしまうかも。

最終更新:2023/06/23 07:00
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