永山瑛太、弟・永山絢斗容疑者の逮捕に激怒も…負けず劣らずな“素行不良”歴

2023/06/21 06:00

　6月16日未明に大麻取締法違反（所持）容疑で逮捕され、同日に再逮捕されていた俳優の永山絢斗容疑者が17日午前9時ごろ、原宿警察署から送検された。

　留置されている警視庁原宿署の前には報道陣約50人が集結。永山容疑者を乗せた護送車は、午前9時に同署を出発し、後部座席に乗った永山容疑者は終始うつむいていたという。

　警視庁は自宅から大麻の吸引道具のほか、リビングにあったポーチからは乾燥大麻約1グラムが押収されたとのことで、自己使用目的での所持とみられている。

　送検された同日、NHKは来年度の大河ドラマ『光る君へ』について、永山容疑者の降板を発表。5月23日の出演者発表第4弾で、藤原道長の甥・藤原隆家役での出演が発表されたばかりだった。所属事務所から降板の申し入れがあったという。

「大河の出演者といえば、2019年度の『いだてん』で放送中にピエール瀧、2020年度の『麒麟がくる』では放送開始直前に沢尻エリカがそれぞれ薬物事件で降板。急きょ代役を立てて再撮影するなど対応に追われた。『光る君へ』は5月末から撮影が始まっているものの、『最後まで強い気持ちで参加しようと思います』と意気込んでいた永山容疑者はまだ撮影に入る前だったので、NHKとしては不幸中の幸いといったところだろう。

　しかし、ピエール瀧や沢尻の件などを受けてNHKは2020年2月に違法薬物の使用や反社会的勢力との関わりがないことを誓約する書面の提出を求める方針を発表したものの、今回の一件でそうした対応だけでは不十分なことが露呈した。今後はしっかりとした“身体検査”を求める方針に変わるかもしれない」（テレビ局関係者）

　永山容疑者の逮捕を受け、スポットを浴びたのは兄で俳優の永山瑛太。16日の早朝に直撃取材した様子が報じられ、瑛太は「俺は許さない。それだけですね」と怒りをあらわに。「（今後）フォローするのどうのとか関係ない」「絢斗が俳優になりたいっていうのは、それは自分で決めたことですから。俺は兄として応援したかった」などと話した。

「永山容疑者は兄の瑛太に憧れて芸能界入りを果たし、事務所こそ同じだったものの（※瑛太は2021年に独立）、兄の力に頼ることなく人気俳優へと成長した。兄弟が幼いころに両親は離婚し、男手1つで育ててくれた父は2011年に、経営していた都内の焼き肉店で自殺。最愛の父を亡くしたことで、兄弟の絆はさらに強くなっていた。永山容疑者が今年1月に第36回高崎映画祭で最優秀助演俳優賞に輝くと、瑛太は『自分の事のように嬉しい！！いけ～！！絢斗の時代がくるぞ！！』と手放しで祝福していただけに、瑛太からすれば弟に裏切られたという思いが強かったのでは」（映画業界関係者）

　弟の逮捕に感情を爆発させた瑛太。しかし一方で、瑛太自身の素行不良も知れ渡っている。

「酒グセがとにかく悪いようで、2009年には、現在の妻・木村カエラらと共に訪れた世田谷区内のカラオケ店で店員に手を出し、警察沙汰になったと『週刊新潮』（新潮社）に報じられた。事務所側は暴行の事実はないと否定したものの、カラオケ店サイドは客が怒鳴った程度では警察は呼ばないとコメントしていた。また、2018年には、当時関ジャニ∞のメンバーだった錦戸亮と恵比寿の会員制ラウンジで飲んでいた際、錦戸にからかわれたことに激怒し、馬乗りになって殴り続けたという騒動を『FRIDAY』（講談社）に報じられた。相手が人気ジャニーズタレントということもあって後追い報道はなかったが、『普通に傷害事件では？』とネットはざわついた」（芸能記者）

　一方、弟の永山容疑者のほうも酒の飲み方はあまり綺麗とは言えないようだ。

「弟も2014年、三宿にあるダイニングバーで酔っぱらって店員に絡んだ挙句、『兄さんよぉ、名前なんつーの？　今度、この店に俺の連れのうるさい奴呼んじゃっていいかなぁ？』と脅していたと『週刊文春』（文藝春秋）に報じられたことがあり、5年前に兄がカラオケ店で起こした警察沙汰を思い出す声が続出した」（同）

　昨年4月には、当時は暴露系配信者として脚光を浴びていたガーシー容疑者が、泥酔状態の瑛太とみられる男性が路上で横たわっている画像を投稿。「酒は人を変えるなー」と綴り、「この後まだ続きがある」と予告していたものの結局、続報はなかったが、一歩間違えたら、弟よりも先に瑛太の“不祥事”が問題になっていたかもしれない。