『週刊現代』編集部の内紛とOBの怒り ほかスクープ15本
#元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
マイナカード深刻トラブルの後始末は?
ところで、岸田政権で官房副長官を務める木原誠二(53)という男は、よほど懲りないか、世間の目などまったく気にしない人間なのであろう。
元ホステスの愛人とその子どもを可愛がり、子どもの七五三にも付き添っていたことは、1年半前に新潮が報じていた。
しかし、このご仁、そんなことは歯牙にもかけないようだ。文春によると、今でも彼女の家に泊まったり、官邸近くまで車で送ってもらったりを繰り返しているようだ。
不思議なのは、木原の奥さんも元ホステス出身で、連れ子を含めて6人の子どもがいるそうだが、何もいわないのだろうか?
今年の3月には、愛人の子どもの誕生日に東京ディズニーランドに行き、その後愛人たちとホテルで食事し、3人はそのホテルに泊まったというのだ。
次の日はディズニーシーに早朝からいって、午前10時半過ぎには母子を残して、官邸に行ったそうだ。
愛人は47歳、シングルマザーで仕事はしていないというのだ。木原の本妻も両親も子どものことは知っているというのだが、一体どういうことなのだろう。
彼女の住んでいるマンションは推定月の家賃が30万円。車もアウディからベンツに乗り替え、海外へもよく出かけ、ファッションも一流好みだという。
どこからそんな金が出てくるのだろう。
子どもの私立の学費は木原もちで、彼女は木原以外にもパトロンがいるというから話はややこしい。大手ドラッグストアの創業者だそうだが、この人間は木原の支援者でもあるようだ。
文春は、この愛人が病気になって都内の病院に通院していたが、医療費は一銭も払っていないと報じている。ということはひとり親なら前年の収入の合計が135万円以下ということになるが、木原やパトロンからもらう「お手当」は申告していないことになる。
木原は彼女の子どもとは赤の他人だといっているから、貰ったおカネには贈与税がかかるはずだ。
木原の代理人の弁護士は、愛人の自宅やディズニーランドに行くときには、「都度妻の了承を得てのことであって、なんら不適切なことはありません」と答えている。
妻の了解を得て不倫している? 広末涼子のW不倫を超える不可思議な関係である。こんな人間が政府の要職に就き、少子化対策などを考えているとは、まさに異次元の二重生活である。
マイナカードは着実に岸田政権を追い詰め、支持率を下落させ、解散さえできない状況に追い込んでいる。
文春は、トラブルが続発している「地方職員共済組合」は約33万人が加入しているが、ここの本部は総務省OBたちの優雅な天下り先になっていると報じている。
しかもミスの多くは本部での作業が原因だと見られているというのである。自分たちがうまい汁を吸うために、人手も時間もかけたくないから、またミスが起こる可能性は十分あるという。
天下りの温床のようなこんなところを存続させないで、即刻潰した方がいい。
新潮によると、マイナカードの深刻なトラブルは、公金受取口座に家族名義の口座が約13万件登録され、別人の口座が748件誤登録。
マイナ保険証に別人の情報が約7300件誤登録された。他人の年金記録がひもづいていて、マイナポータルで閲覧できる状態だった。
こうした誤登録問題の本質は、政府や河野太郎が、システムチェックも十分にできていないのに、2万円という飴をじゃんじゃん配り、一気に1億人まで加入者を増やしたことにある。
しかも、マイナンバー制度で自治体間や行政機関間で情報連携を行う場合、マイナンバーは使われず、住民票コードから自動生成される「機関別符号」と呼ばれる別のコードが使われるそうである。
まあ、どう考えても、マイナンバーカードの不備を徹底的に洗い出し、2度と起きないようなシステムを構築した後、住民に今度は丁寧な説明をして納得してもらうしかあるまい。
早くても5年後か。
「毎日新聞は17、18の両日、全国世論調査を実施した。岸田内閣の支持率は33%で、5月20、21日実施の前回調査(45%)から12ポイント下落。不支持率は58%で、前回調査(46%)比12ポイント上昇だった」(毎日新聞デジタル版6/18(日) 13:55配信)
その頃には岸田も河野も永田町から去っているはずだ。
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