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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 『週刊現代』内紛と怒り

『週刊現代』編集部の内紛とOBの怒り ほかスクープ15本

瀬戸内寂聴の「最後の恋人」

 安倍元首相の妻の昭恵(61)が、林芳正外相に徹底抗戦していると新潮が報じている。

 次の総選挙で新山口3区の公認は1人になる。林が有力だが、そこに昭恵が、4月の補選で現4区から出馬・当選した吉田真次も公認せよと茂木幹事長に要請し、自ら後援会長にも就任したそうだ。

 昭恵は、下関の地は夫・晋三が来れないときも自分が心血を注いできたという思いが強く、公認が得られなければ、無所属でも吉田を出すつもりらしい。38歳と若い吉田に横恋慕したのか?

 安倍元首相も彼女の行動について、一寸先は闇だと嘆いていたというが、この選挙区、次の総選挙で一番の「激戦区」になるやもしれない。

 大相撲というのは女性差別の総本山のようなものだ。いまだに土俵の中には女性を入れないし、新潮によれば、支度部屋の会見も女人禁制だったという。

 コロナで行われていなかった支度部屋での会見が7月の名古屋場所から解禁になるようだが、それと同時にこれまで禁じられてきた女性記者の入室もOKにしようという話が進んでいるようなのだ。

 実は、古くは女性記者が会見に出ることができていたそうだ。それが力士サイドから、回しをつけたりするときには素っ裸になるから、女性は困るというクレームが出て、以来本場所では女性記者入室禁止になってしまったというのである。

 今回もそうした動きに、力士側からクレームが出る可能性はあるようだが、今どきの女性は、力士のイチモツを見て驚くようなのはいないのではないか。

 昔は女相撲というのがあったが、今はないのだろうか。国技館で「女相撲大会」でも開いたら、話題になるだろうがな。

 

 ところで、瀬戸内寂聴(享年99)は灰になるまで女であったようだ。

 文春によれば、最晩年、48歳下の「最後の恋人」というのがいて、しかもプラトニックではなくベッドを共にしていたというのである。

 このことは近頃発売された『J』(幻冬舎)という実話に基づいて書かれた本に詳しいという。

 書いたのはラジオプロデューサーの延江浩で、Xという人間から聞いた話を小説風にしているそうだ。

 Xには妻子があるが、京都での「初夜の晩」、J(瀬戸内)は、こう誘ったという。

「何が楽しいって、女は閉経してからが一番楽しい。だって妊娠しないのよ。生理痛だってないんだから」

 彼女はあの時、「可愛らしい女性の声を上げた」そうだ。私は想像もしたくないが、彼女の人生が素晴らしかったことだけは間違いないのだろう。

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