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『育休刑事』に大河ドラマも…「NHKドハマリ俳優」金子大地の出世街道

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金子大地(アミューズ公式サイトより)

 現在放送中のNHKのドラマ『育休刑事』で、主人公である育児休暇中の刑事を演じているのが、アミューズ所属の俳優・金子大地(26)だ。昨年あたりから金子はNHKのドラマに出演する機会が多く、一部では「NHKドハマリ俳優」などと呼ばれているという。

 アミューズ主催の『アミューズオーディションフェス2014』の俳優・モデル部門で入賞し、芸能界デビューした金子。2019年1月にはNHKのドラマ『腐女子、うっかりゲイに告る。』でテレビドラマ初主演を果たした。

 その後、『しもべえ』(22年)、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(同)と立て続けにNHKのドラマに出演。さらに『育休刑事』の主演のほか、今年4月にNHKで放送された『犬神家の一族』、藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ『流血鬼』にも出演した。

「『腐女子、うっかりゲイに告る。』での主演も抜擢だったんですが、ここが大きなきっかけとなって、金子さんがNHKにハマったのは間違いないでしょう。すでに『鎌倉殿の13人』で大河ドラマにも出演しているというのは、なかなかの出世だと言えるでしょうね」(ドラマ関係者)

 大相撲を題材をした話題のNetflixドラマ『サンクチュアリ -聖域-』では、主人公の力士のタニマチとなる、若きIT長者を演じている。

「『サンクチュアリ』では、かなりイヤ~な役を演じています。そのムカつく演技もまた板についていて、俳優としての引き出しの多さを感じさせましたね。NHKにハマっているとはいえ、イマドキな若者の雰囲気を出せるというのも、大きな魅力でしょう」(同)

 NHKにハマる金子については、早くも“大河主演”などという噂もちらほら聞こえ始めているようだ。

「先日、2025年の大河ドラマで横浜流星さんが主演を務めることが発表されましたが、近年の大河では20代の若手俳優を主演に抜擢するケースが増える傾向にあるんです。21年の『青天を衝け』主演の吉沢亮さんも20代での抜擢でしたからね。そういう意味では、今NHKにハマっている金子さんが、このままNHKをより良い関係を築き、数年後に“大河主演抜擢”などというパターンも十分にあり得るでしょう」(同)

 『青天を衝け』で渋沢栄一を演じた吉沢亮は、金子にとってアミューズの先輩でもある。

「アミューズと大河ドラマは蜜月でもありますからね。24年の『光る君へ』の主演を務める吉高由里子さんもアミューズ所属ですし、かつては福山雅治さんが『龍馬伝』で主演を務めたこともあった。NHKとアミューズの良好な関係を見ても、次なる大河主演候補に金子さんが挙がってくる可能性は高いでしょう。

 ただ、現状の知名度ではまだまだ大河主演はほど遠いので、そこに至る道程として、たとえば朝ドラヒロインの相手役などの仕事をこなしていくという展開もありそう」(同)

 いまだに民放での連続ドラマ主演がない金子だが、もしもこの状態のままNHKだけにハマって大河主演まで登りつめたら、まさに快挙となる。異例の大出世を遂げるかもしれない金子大地のこれからに注目だ。

田井じゅん(エンタメウォッチャー)

1985年生まれ。神奈川県出身。専門学校在学中より、ミニコミ誌やフリーペーパーなどでライター活動を開始。一般企業への就職を経て、週刊誌の芸能記者に転身。アイドル業界や音楽業界を中心に、その裏側を取材中。

たいじゅん

最終更新:2023/06/19 13:00
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