セブンイレブン“超”名店再現系カップ麺「蒙古タンメン中本」「飯田商店」「博多だるま」ーーの変わり種3杯
#セブンイレブン #カップ麺 #カップ麺一行3昧
博多だるま+辛麺! 明星食品「辛だるま 旨辛玉子とじ麺」
続いては、明星食品の「辛だるま 旨辛玉子とじ麺」228円(税別)。こちらはセブンプレミアムの商品ではありませんが、セブン限定商品となっています。博多豚骨ラーメンの名店「博多だるま」監修。同じくセブンで売られている「銘店紀行 博多だるま」がセブンプレミアムのレギュラー商品として君臨しています。
商品名になっている「辛だるま」は、以前存在した博多だるまが手がけた「辛麺」専門店で、その味が今回カップ麺で再現されています。
味噌味の辛麺スープに、「博多だるま」らしい極細ノンフライ麺と、かきたま、ニラ、もやしなどが合わせられています。
味噌味ベースの辛麺スープですが、辛味は中辛~辛口レベル。辛麺なので辛くてニンニクが効いていますが、コチュジャンの甘みやかつおの後味が感じられ、辛麺らしさとオリジナリティが同居しています。
一見、普通に辛麺の味なのですが、だんだんと口の中を支配してくる甘みや魚介は、辛麺とはまったくの別物でした。辛麺を食べているつもりが、いつの間にか何食べているのかわからなくなってきて面白かったです。食べている途中で魔法使いにルーラでもかけられたのでしょうか。
極細ストレートのノンフライ麺。湯戻し時間はなんと1分です。低加水麺食感の博多麺タイプ。辛麺の麺といえば、そば粉を使った「こんにゃく麺」とか、もしくはインスタントの乾麺なども使われますが、それよりはるかに細い麺を使って辛麺と豚骨ラーメンが融合されています。魔法使いから僧侶に転職していろんな呪文を覚えた、いいとこ取りキャラみたいですね。
具は、辛麺らしいかきたま、ニラ、豚骨ラーメンっぽいキクラゲやごま、さらにどちらでもないキャベツや、もやしも入っています。かなり具だくさん。
かきたまは、商品名で「玉子とじ」を謳うほどには多くないですが、それでも辛麺らしく、しっかり目立っています。
スープは辛麺、麺は豚骨ラーメン、そして具は両者を融合しており、辛麺と豚骨ラーメンを融合する意図が明白で、それぞれの良さをきちんと感じられる一杯でした。
セブンの“超”名店再現系は亜種もうまい!
セブンの名店再現系カップ麺でおなじみの「蒙古タンメン中本」「飯田商店」「博多だるま」の定番カップ麺ーーではなく“亜種”カップ麺を食べましたが、いずれも本家に負けないおいしい一杯でした。
特にオススメしたいのは「博多だるま」の亜種「辛だるま」。辛麺を食べているつもりが豚骨ラーメンのようで、でも食べ進めていくうちに何を食べているのかわからなくなってきます。辛麺のスープの後味がかつおだしで、豚骨ラーメンの麺で食べるのはなかなかのメダパニぶりでした。
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