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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 広末「いいお母さん」なぜ?
城下尊之の「フラッと芸能解説」

広末涼子にいつの間にかについていた「いいお母さん」のイメージ

広末涼子、いつ「いいお母さん」イメージがついた?の画像1
広末涼子

ベテラン芸能リポーターの城下尊之氏が、とかくあおり・あおられがちな芸能ニュースをフラットな目線で、おちついて解説!

――広末涼子とミシュラン1つ星レストラン「sio」のオーナーシェフ・鳥羽周作氏の密会が報じられ、たいへんな騒ぎになっていますね。報道された翌日の6月8日には、広末が出演していたキリンビール「本麒麟」のCM動画が公式サイトから削除されました。

城下 当初、双方とも不倫を否定していたので、その時点ではCM契約が解除されたということではなかったはず。ただ、疑惑であっても不倫の話題で扱われること自体、商品イメージに傷がついてしまいかねないので、とりあえず動画の公開は見合わせて様子を見たということでしょうね。SNSで批判する人が多いこのご時世、仕方がありません。炎上して不買運動でも起きたら困りますから。

――結局、14日には広末、鳥羽双方ともに不倫の事実を認める声明を発表しました。広末は無期限謹慎処分となり、主演映画も撮影延期となりました。広末の出身地・高知を舞台にした作品で、今月中旬にクランクイン予定だったそうです。

城下 どうやら映画も自ら降板したようです。映画も製作委員会システムでしょうから、やはりイメージを気にしたスポンサーがいたのでしょう。広末さんありきの作品ですから、不祥事でなくても体調不良などで延期になる可能性はあることは、共演者も織り込み済みのはず。企画自体がナシとなれば更に大事になりそうですが、現状は延期であれば仕方がないと認めると思います。

――報道当初、当事者の2人は不倫を否定していたものの、事務所は「本人に対して責任を持って行動するように厳重注意をしております」とお詫びコメントを出していました。もともと“黒”だとわかってたんですかね。

城下 報道があった時点で、本人が認めていた可能性があります。まったくの事実無根であれば、事務所も否定するはずですから。

――夫のキャンドル・ジュン氏が6月11日、「けじめをつけますので、皆さんお楽しみに」と発言したことも話題となっています。夫がそのようなことを言う時点ですでに、黒に近いグレーですよね。

城下 事務所や本人が隠そうとしても、キャンドル氏は止められないですからね。そうそうに幕引きを測ったんだと思います。広末さん本人の中ではすでに、離婚を決めているようです。まぁ夫としては言いたいことがいろいろあると思いますが、もともと広末さんは恋多き女性であり、これまでも自由奔放に行動していたので、昔からのファンは「まぁねぇ」という雰囲気もあります。

――確かに、若い頃は「お騒がせ女優」という扱いでしたし、2010年にキャンドル・ジュン氏と再婚後の2014年にも佐藤健との密会が報じられました。

城下 いつの間にか「いいお母さん」のイメージが付いて、2022年にはベストマザー賞を受賞しましたが、自由奔放なところが広末さんの魅力だったんです。だから、男性と二人きりで遊びに行ったり、食事をしたりしても、それくらいはいいんじゃないでしょうか。同じホテルに泊まったというのはどういう状況かわからないけど⋯⋯。広末さんに「まじめになれ」と言ってしまうと、彼女のよさが失われてしまうようにも思いますね。

――とはいえ、今の時代は品行方正でイメージがいい芸能人が求められる時代。難しいところですね!

 

 

城下尊之(芸能リポーター)

立教大学在学時から、サンケイ新聞でアルバイトを行っていた経緯から、卒業後、サンケイスポーツへ入社。スポーツ紙文化部記者となった初日で見習い経験もないうちに、他に大きな事件があったため、「(故)林家三平さん、大病から復帰!」という大事な現場を任された。退社後は、TBS『奥様8時半です』のデスク担当として勤務し、その後、芸能リポーターに転身し、現在に至る。独自に身につけてきた取材能力、ブレーンの作り方等から、芸能界の裏話を交えた、楽しい味付けで話す。

【プロフィールページ】

しろしたたかゆき

最終更新:2023/06/15 11:00
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